クローバー・レイン (一般書)
彼女の良さと長篇というステージを活かしきれていないのが残念。ちゃんと手を入れたらもっと良い作品になっていたのに...
う~ん、好きだから(作家がね)及第点をあげられません。やっぱり彼女の真骨頂は短篇なんだと思う。でも作…
本が好き! 1級
書評数:145 件
得票数:534 票
年間200冊ぐらいは読んでいるけど、どこまで書けるかな。。。
彼女の良さと長篇というステージを活かしきれていないのが残念。ちゃんと手を入れたらもっと良い作品になっていたのに...
う~ん、好きだから(作家がね)及第点をあげられません。やっぱり彼女の真骨頂は短篇なんだと思う。でも作…
この本は娘に持っていかれてなかなかレビューが書けなかった。掛け値なしに一家に一冊常備しておくべき本だと思うよ、これ。
質問1 「小学生のお子さんがいらっしゃいますか?」 Yesなら次の質問に。 質問2 「お子さんは算数…
行動経済学に興味ある人なら押さえておくべき一冊だ。ダニエル・ピンクの「ハイ・コンセプト」と併せて読むとスムーズに頭の中に入ってくる。
普段から書店に行って、いわゆるビジネス書の棚の前にいる時間は非常に短い。仕事上で必要な本ならば、検索…
予測不能な「旅」だからこそ人は成長する。成長するから優しくなれる。旅の真ん中で生きている「おかえり」と一緒に旅に出てみませんか。
旅に出かけて、いろいろな発見や新しい出会いに感激することがあるかも知れない。でも、きっと一番の幸せは…
この作品は原作と映画を比較しながらも両方が楽しめる。それぞれのメディアの特性を理解して表現されているからだ。さらに、仕事観という目線で読むとまた違って見えてくる。
映画は観ていたものの原作は読んでおらず、「男と女のスゴ本オフ」の時に@ogijunさんがすすめていた…
「米」というものを通して日本の歴史は時の支配者による治水事業の連続であったこと、保存ができるからこそ基軸通貨に成り得たこと。身の周りの見え方を変えてしまうほどのインパクトがある一冊だ。
この本を読むきっかけは本当に偶然だった。娘の公開授業の社会の時間での先生のひと言。「どうして暖かい地…
松浦弥太郎流の「大事にする心」お金編と呼んでもいいだろう。節約や儲け方などは一切なし。それ以上に大事なことを優しい言葉で綴った一冊。
約1年半前に松浦弥太郎さんの本に出会ってからというもの、密かに彼のファンで彼の著作はほとんど読み尽く…
オリンピックが始まる前にもう一度読んでおきたい一冊。きっと短距離走の見方が変わるはず。
スタブロ(スターティングブロック)をセットする。両足のブロックの位置を決めて足をのせて構えてみる。そ…
どこの書店でも平積みされている本書。Apple好きならいざ知らず、そうでない人にはかなりしんどい300ページだろう。しかし、最後にはシンプルの意味が自ずと体感できるはず。
この本を人にすすめるのは非常に難しい。内容がダメなわけじゃなく、逆に考え方によっては素晴らしい一冊だ…
どこまでを残し、どこからを切り捨てれば成立するのかを本気で実践した一冊。これまでのExcelによる統計本とは全く違う。本当に明日からつかえる内容になってる。
「統計」という響きは多くの人の顔を曇らせ、その一部の人からはかなり強い拒絶反応すら受けることがある。…
内容はよくまとまっているんだけど、内容とターゲットを考えると販促ツールにしか思えない。
僕の中では「BAR」という響きには特別なものを感じる。思春期に片岡義男の小説やエッセイにいかれていた…
薬と毒は紙一重というけど、まさにそんな一冊。読み手を選ぶし、それすらも楽しんでいるかのように挑戦的に書かれている。しかし、内容は非常にまとも。ただし、自分で取捨選択ができない人はやばいかも。
先にお知らせしておきますね。この本は毒性が強いので耐性がない人にはおすすめしません。どんな耐性が必要…
原田マハが得意とする美術をテーマにしたミステリー。帯には美辞麗句がところ狭しと書かれているが、それだけの価値がある作品だった。
手元にある第5刷の帯には絶賛の言葉が並べられている。「今年度のベスト級」や「こんな絵画ミステリーは初…
どちらかと言えば普通じゃない人たちが参加する小笠原研修セミナーを描きながら、実は著者の垣根涼介の「生きること」の哲学を感じさせる。過去の垣根作品をもう一度読み返すきっかけを作ってくれる。
Appleという組織を多くのインタビューから得られた情報を元に綴られた一冊。有名な「秘密主義」の実態を明かし、その効果をビジネス視点で考察している。Apple信者でなくても引き込まれること間違いなし。
Appleの製品やスティーブ・ジョブズについて書かれた書籍や文章はたくさんあるが、Appleという組…
一通の間違いメールから始まったメール交換。メールを読み、返信を書くことで気持ちはどんどん変化していく。本当の「恋」とは言わないかもしれないけど、でもこれは「恋」に違いない。
メールで感情を伝えるのは難しいよね。特に恋愛感情は。キーボードから叩きながらたくさんの形容詞を駆使し…
それぞれの作品の完成度は高いが本としてまとめられるとそれは「イコライザーでどの周波数帯もプラスにしてしまっている音楽のようだ」。凝りすぎていて、ちょっと残念。
「ミステリー」に何を期待するか・・・トリックか、それともストーリーのロジックか。そこに正解があるわけ…
派手なアクションシーンは一切ない。エージェントとしてのオペレーション心理を描ききっている。そして007の原作者 イアン・フレミングへのリスペクトが滲み出ている。
『007』を聞けば、おそらく多くの人は映画007シリーズのジェームズ・ボンドをイメージすることだろう…
「就活」に限らず、若者には是非読んでもらいたい。机上での話ではなく、リアルに実行してきたことが言葉から滲み出ている。
タイトルはキャッチーだけど、内容はいつもながらの"成毛節"炸裂。就活を通して自分自身の未来をどう考え…
出だしの1-2行が秀逸。一気に加速させて、後はリズムの乗せて最後まで。楽しめた後にちょっと考えさせられるものがある。みんな持ってる心の歪みみたいな部分を表現してるからかなあ。
近藤史恵さんって作家として器用なひとだなあ、って思う。だって、たくさんのシリーズものを書きながら、そ…