米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ




両者に共通するのは「戦争は政治的な目的を達成するための手段である」ということであり、「シビリアン・コントロール」の原則に通じる。
戦略論の不朽の古典として並び称せられる『孫子』(孫武)と『戦争論』(クラウゼヴィッツ)。 この…

本が好き! 1級
書評数:103 件
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もともと、ビジネス書や歴史小説を読むことが多かったですが、
最近読書の幅が拡がってきました。おもしろい本、教えてください!
※ちなみにシカです。犬ではございません。
※(シカの)出身は厳島です。奈良ではございません。




両者に共通するのは「戦争は政治的な目的を達成するための手段である」ということであり、「シビリアン・コントロール」の原則に通じる。
戦略論の不朽の古典として並び称せられる『孫子』(孫武)と『戦争論』(クラウゼヴィッツ)。 この…




「悪い戦略」が採られているケースは、本当に何を成し遂げたいか明確でないのに、戦略だけ立てようとしているケースが多いようだ。
タイトルにある『良い戦略、悪い戦略』について、このように述べられている。 「悪い戦略」は4つの…




代々の家業の話だったり、ある会社の一部署の話だったりするかも知れないが、何らかの伝統を背負っている人は多いであろう。伝統に縛られず、それを活かしてポジティブに仕事をするための刺激を与えてくれる本だ。
東京駅近くにある「KITTE」という商業施設に入っている「中川政七商店」で何度か買い物したことがある…




何とかコミュニケーションが取れればよいというレベルを超えて、ビジネスの現場で「格好がつく」英語が使えるようになるための本。
何とかコミュニケーションが取れればよいというレベルを超えて、ビジネスの現場で実際に「格好がつく」英語…




LEGOのビジネスの変遷はとても興味深い。
LEGOが設立されたのは1932年。社名の由来はデンマーク語で「よく遊べ」を意味する「leg god…




何かを身につけるのに必要なプロセス。
私は心と身体の関係に興味があり、これまで坐禅をしてみたり、ヨガをしてみたり、今は合氣道の道場に通って…




さながらプロスポーツの名解説のように、Webビジネスの最先端を行く各社の高度な戦略を分かりやすく、その筋書きの妙を充分に楽しめるようまとめられた一冊。
ベンチャービジネスの9割以上は失敗すると言われている。(企業が創立から10年以上生き残る確率は約6%…




「知っておきたかったこと」を知っているか知ってないかは、実はあんまり関係ないのだろう。実際に海外で生き抜いているひとが言うそれを聞いて、勇気づけられるかどうかだ。
このような本を読むのは「今は日本で活動しているが、将来的には海外に活動の幅を拡げたい。」という考えの…





通勤途中の駅の雑踏であっても、本好き・本屋好きの人なら、まずこの本を眺めていれば、しばらく周りの喧騒を離れて時を忘れられるはず。
もう10年も昔、会社を立ち上げてしばらくのころ。前職の同僚だった友人から相談があった。「知り合いが働…



市場データを「女性×年齢×ライフコース」という切り口で読み解く。ライフコースは、ワーキングシングル・DINKS・ワーキングマザー・専業主婦といった区分けで、それぞれに特徴的な市場が形成される。
データの出典は以下の通り。(1)で定量的なデータを、(2)で定性的なデータをカバーする。 (1…




リベラリストにしてナショナリスト。100周年を契機に、岩波書店が自ら刊行した創業者の伝記。社内に残されていた膨大な記録を活用し、その実績を丹念に追っている。
リベラリストというと左派、ナショナリストというと右派、という相対するイメージがなんとなく想起されて、…




”男女の脳は、回路構成が違い、信号特性が違う”らしい。
未熟な男にとって切実なテーマだけれでも、書いているのが哲学者でも心理学者でも小説家でもなく、恋愛プロ…





食卓には濃密にその土地、その土地の生活が現れている。期待を裏切らない。写真を見てるだけでも感じられる。自分の家で食事を共にするのは家族の距離感。迎え入れるホストの人間味が活き活きと伝わってくる。
旅先で地元の人しか通わないような食堂や屋台で食事をする。お店の人や居合わせた人におすすめを尋ねる。つ…





ギルはiPhoneを使っているのだろうか?
著者のギル・アメリオは、1997年夏までアップルのCEOだったが、スティーブ・ジョブズがアップルに復…




めいめに動き回る輝く個性、それをひとつに引き寄せて魅力的な形にする何か。
このあいだ読んだ 「来てけつかるべき新世界」 を生み出した劇団、「ヨーロッパ企画」がどうにも気になっ…




「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」ー新潮社の創業者、佐藤義亮の生涯に迫ったノンフィクション。
秋田の角館出身であった新潮社の創業者「佐藤義亮」。その生涯に、同じく秋田出身で、近代文学が専門の研究…




「信長の野望」の「光栄」はもとは染料問屋だった。かの「シブサワ・コウ」氏はその創業者だった。
「信長の野望」や「三國志」といった歴史シミュレーションゲーム。大名や武将になりきって国を統治し、他国…




ドローンが飛び交い、野良ロボットが徘徊する新世界。通天閣のお膝元、1件の串カツ屋を舞台にした近未来コメディ。先日発表された岸田國士戯曲賞の受賞作。ほんと台本で笑える。舞台が見てみたかった〜。
つい先日発表された「第61回岸田國士戯曲賞」の受賞作。それを書籍化したものなので、もとは舞台の台本。…





2大アニメーションスタジオ「ディズニー」と「ピクサー」。両社の社長を兼務する著者が描く物語のような経営書。
ピクサー映画の『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』のキャラクターたちは、ディズニーランドで…




世界のトップに立つ組織にはプロの精神と規律が根付いている。
著者の松井氏は2009年まで16年間アップルに在籍し、シニアマネジャーという幹部の職まで勤めた方。現…