あの日の交換日記 (単行本)
交換日記の不可思議さに引き込まれ一気読み!
交換日記とはなんと淫靡な響きなのだろう、とタイトルを読んだときに思ってしまった。 小学校の頃だろう…
本が好き! 1級
書評数:429 件
得票数:4303 票
山形県内某書店で働いています。
西村京太郎やや多め。乱読。小説・評論・ビジネスなど。最近読んだ本だけでなく、過去の再読→書評として残しておく作業もはじめています。
画像は調整中(とりあえず芋煮の画像)。
交換日記の不可思議さに引き込まれ一気読み!
交換日記とはなんと淫靡な響きなのだろう、とタイトルを読んだときに思ってしまった。 小学校の頃だろう…
コロナの渦中、その時その場所にいたそれぞれの職業77人が、生々しく苦しさやうれしさ、そして乗り越えていこうとする様子を語る
COVID-19こと、新型コロナウイルスの流行は、海外のみならず日本人の生活や経済に大きな影響を今も…
粗雑な人生に、誰もがほしいささやかな幸せや解放感を、この本で
帯文がとても不思議だった。 帯文 たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたた…
覆面作家はお嬢様!?破天荒謎解きバラエティ
推理小説にも、ヘビーかライトのだいたい2種類に分けられると思っている。 その別は特に作家や作品を不…
交番シリーズ第4弾。主人公は物言わぬ中学生を救えるのか
実際に見たものではないものを、どのようにして描くか。 画家・ピカソの名言に 「私は対象が見えるよ…
入門・村上春樹?何気ない日常⇔謎の多い要素が交錯して村上ワールドへ
長編が苦手でも、ハルキストでなくても、短いスパンで村上流いいまわしと、村上春樹の基礎を学べるような短…
タイムマシンに乗ってどこに行こう
いいんですよ、大学生はこんな(キャッチコピーのような)くだらないことを考えたって。 でもね、その大…
詩の抱えるおかしみと、それを上回る描写と。朗読がおすすめ。
本日は終戦記念日。 1945年8月15日に、天皇陛下が終戦宣言を出してから、はや75年。 そんな…
情景と自分が食べた時の感情が浮かぶような、そして主人公たちの気持ちがわかる、そんな本。
・ひと匙のはばたき 週に一度来る不思議な何かをまとった女性。小料理屋を介してふとお互いの深淵を知る…
大人の僕たちが、王子様に盛大に気づかされる本
私がサハラ砂漠に飛行機を不時着させてしまったところから、物語が始まる。 寝ていると、奇妙なことに王…
置き引き犯の持ってきた死体入りスーツケースから始まる、連続殺人の真相とは
東京駅おもてうら交番シリーズの第3弾。 警視庁の見習い警察官の主人公・堀北恵平(けっぺい)が、…
人間模様をふんだんにつめこんだ警察小説7編
・夜の牙 安田刑事と新人の三井刑事は、ラブホテルで殺害されたカヨコの事件を追う。快楽殺人と考えた安…
十津川が出てこない比較的古い作品のうち、「トリックの妙」を集めた9つの短編集
・オートレック号の秘密 オートレック号をなぜ財産家・樋口が購入したのか、疑問に思う記者の関根は、雑…
信州をテーマに展開される悪質な事件、5つの短編集。
・白鳥殺人事件 松本近くの白鳥の湖で、カメラマンの金子が死んでいた。一時は病死とされたが、カメラマ…
JR周遊、と名の通り、各地で起こる短編のまとめた1冊。
・北の果ての殺意 釧路行快速ノサップ号が横転した。運転手曰く、目の前に光源があり何かに乗り上げた、…
十津川・亀井の休日や友人たちとの攻防(!?)が描かれる短編集!
・友の消えた熱海温泉 友人の画家・本山から熱海旅行に誘われた十津川。旅館に着くも翌朝になっても現れ…
銀行強盗から始まる復讐劇、キリコの猛々しさにも注目
東京で、失敗に終わった銀行強盗があった。三人組のうち火炎瓶を投げれなかった一人は逃走、残りの二人は逮…
まさか自分が書いた小説と同じ事件が目の前で起こるなんて!?でも自分はやってないから居直るしかないよね…
ミステリー作家の三浦は十年来ヒットに恵まれていないが、明日出版の高橋社長が「ぜひあなたの作品をヒット…
伊豆に関連した4つの短編集。「偽りの季節」は巧妙かつ大胆で十津川シリーズの神髄といってもよさそう!
・午後の悪魔 若い女性が次々と殺される連続殺人「午後の悪魔」事件が起こる。容疑者を探すも、当ては外…
表題作含む5つの短編集。殺し方の残酷さや巧妙さよ。
・会津若松からの死の便り 数寄屋橋交番の近くで青酸中毒で死んだ女は、「あお――」という言葉を残…