ボーイフレンド (角川文庫)【Kindle】



北川さんは、青春時代、小田和正にすべてを奪われていた。
「月刊カドカワ」の企画で、北川さんが対談したい男性との対談を、北川さんがその感想を綴ったエッセイ集…

本が好き! 1級
書評数:6244 件
得票数:92005 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



北川さんは、青春時代、小田和正にすべてを奪われていた。
「月刊カドカワ」の企画で、北川さんが対談したい男性との対談を、北川さんがその感想を綴ったエッセイ集…



世の中には、難病により、車いす生活を余儀なくされている人たちがいる。そんな人たちを「可哀そう」という視点でドラマを創る。それを難病の人はどう見ているのか、その視点が大切と北川さんのドラマは語る。
エッセイ集。 2000年にTBSで放映された、北川さん脚本の「ビューティフル ライフ」は4…



テレビドラマや映画を小説にする。映像と同様の感動を与えるのは難しい。
この前北川さん脚本の映画ノベライズ版を読んだとき、最後のページにノベライズしたのは小泉すみれさんと…



赤ちゃんが誕生すると夫婦の会話は、赤ちゃん経由となる。
北川さんの妊娠、出産、育児エッセイ。週刊文春に連載された。 北川さんの独特のやり方、見方が満載で…



北川さん脚本の映画をノベライズした作品。著者は北川さんになっているが、小説にしたのは、別の人。 映画の映像、北川さんの脚本を伝えられているか・・・。
2009年公開された映画のノベライズ作品。映画では主役のシュウは岡田将生、ヒロインのヒロは北乃きい…



妻は怒っている。今住んでるマンションは私のもの。あなたの住むところは、ちゃんと用意して、あなたのものは運搬済。出てけ!帰ってくるな!
エッセイ集。 北川悦吏子さんは21世紀を迎える前後、テレビドラマの脚本家としてテレビ界を席…



何これ?活躍しなければならない主人公が行方不明になって、物語に殆ど登場しないなんて!
あさのあつこさん。「バッテリー」が大ヒット。その他、思春期の少年少女の友情、恋愛を描かせたら右にで…



愛することと、体を求めることは全然別のこと。
私の会社時代に変わった女性がいた。彼も彼女も相思相愛で、結婚をする。ただ彼女は変わっていて、彼との…



香港、上海、ソウル、東京で苦闘する孤独な日本人の若者の青春を描く。
挫折を味わった若者が、人生の岐路にたって、新しい道に踏み出してゆかねばならない直前を描く4編の中編…





孤独死、不審死は医師による検死が行われる。解剖がなされることなく、外傷がなければ、自然死と判断される。
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。最近では際立って印象に残った作品だった。 私事で恐縮な…




村で起こされた悲劇により、つまはじきにされた家。それは、100年たっても、消えることなく続く。
自分の愛娘と別の幼児2人を殺めたという罪で死刑判決を受けて東京拘置所に収監されていた三響子に死刑が…



小説家がお金を稼ごうと思って作品を作り出すと、売れる作品は作れなくなる。
「ストロベリー ナイト」で登場した魅力満載の姫川玲子刑事シリーズ10作目。7つの作品が収録されてい…





大学を卒業して、初めて就職した会社に行く。その日は雨が降っていた。新しいスーツも傘も邪魔だった。で、最初の出社日に沢木は会社をやめた。
沢木が交流した人々との人生模様、数々の著書の背景などを描いた珠玉のエッセイ集。 私が会社に入った…



人生頑張ればいいことがあるよではだめ。まずは、よく頑張ったねという過去を評価することから始めねば。
直木賞受賞作品。5作品が収録されている。 家族の誰かを、失うことによって、それまで結びつい…





これで小説が書けるという出発点とは?
小川洋子さんが、優れた類まれな作家であることがわかる珠玉のエッセイ集。 冒頭のエッセイから…



吉宗という虎の威を借りた主人公水城聡四郎がただれた幕府機構にきりこむ。
惣目付シリーズ2作目。このあいだシリーズ3作目を読んでしまっている。 幕府親政という統治の方法が…



行為は同じでも、殺人罪に問われる場合と問われない場合がある。
横浜地方検察庁の検事の華岡は大きな事件と、死がすぐそこまで迫っている重病の母親の問題を抱えていた。…



幕府の命令はすべて受け入れ、役人は自分に役得になることだけをすればいい。役得の無い命令は「今懸命にやってます、しばし猶予を」と答えておけばいい。
惣目付水城聡四郎シリーズ第3弾。 世は8代将軍徳川吉宗の時代。吉宗は質素倹約を第一として質…



私は地区の神社の氏子総代リーダーをやらされている。神事など未知なので、失敗ばかりしている。しかし、神様からの祟りは今のところない。
ホラー作品。 「ガイアバザールという雑貨屋の社長と店員3人が祝山別名位牌山という不気味なミス…



丹波篠山藩財政が尽きた。その対策として、銘酒「一分」の江戸への新酒輸送レースの賭けを描く
青春時代小説。 主人公は丹波篠山藩青山家の長男小柴陽太郎。青山家の父親は藩の馬廻り役を務め…