本が好き!ロゴ

閉じる

※ネタバレ注意!

バカミスの第一人者霞流一としては今作は毒が弱いんではないかい(笑) 真っ当な本格推理もの?!

  • エフェクトラ――紅門福助最厄の事件
  • by
  • 出版社:南雲堂
エフェクトラ――紅門福助最厄の事件
死に役を得意とするバイプレイヤー忍神、口癖は「しみるなぁ」
役に入り込み過ぎて戻って来られなくなるから死に役ばかり選ぶようになる。人呼んでダイプレイヤー。
そのデビュー40周年を記念した生前葬のリハーサル。
三鷹市にある忍神の実家の神社は忍神のアクターズスクールであり、報龍神社の名前をもじってホリウッドと呼ばれている(誰から?)
また忍神はCG嫌いで、エフェクトに囚われるような奴はエキストラと同じだ、エフェクトラだと言い張る。

イベント前から不穏な出来事が続き、それを心配した忍神から無事に成功させるために雇われた紅門探偵。
そんなところにまるで測ったように殺人事件が連続する。
どれもが見たところ不可能犯罪。
かつて暴れていた強盗団の起こした事件に見立てられている。
登場人物の一人が事件の起こる度に推理を披露するがことごとく探偵に否定される。
癖のある登場人物達に目をくらまされて、読者も真相からはぐらかされる。

ギャグ、くすぐり、笑かし、それらはこの作者の常の得意技であるが、今回の推理は「読者をバカにするな」と本を投げ出したくなるようないつものバカミスではなく至極真っ当。
それを期待してたんだけどなぁ(笑)
(最近流行りの多重解決物からしてみたら推理は緩くツッコミどころ満載ではあるが)

しかし最後の最後に明かされるこの最悪、災厄の叙述トリックは…。
ネタバレになるからこれ以上は書けません(笑)
  • 献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント
  • 掲載日:2023/07/18
投票する
投票するには、ログインしてください。

この書評の得票合計:7

参考になる:6票
共感した:1票
あなたの感想は?
投票するには、ログインしてください。

この書評へのコメント

    No Image

    コメントするには、ログインしてください。

    エフェクトラ――紅門福助最厄の事件 の書評一覧

    取得中。。。