昔から金勘定が苦手で、会計の知識が皆無のわたくし。本業はIT系で、業務に関係がないのをいいことに、この類の知識に近づかないようにしていた。
しかしながら、いい加減いい歳になって来ていて、自社の決算書くらいは読めるようになっておきたい。全く知らないのも大人として恥ずかしい。ということで、本書に助けを求めてみた次第。
本書はとにかく初心者向け、初学者向け。会計の知識が全くない人間向けに、最低限の決算書の読み方を伝授してくれる一冊となっている。よって、ある程度の知識がある方には、簡単すぎて物足りないのではないかと思う。
損益計算書(PL)と、賃借対照表(BS)。更にはキャッシュフロー計算書(CF)まで。いわゆる財務三表と呼ばれるものの見方が解説されてている。
メルカリやZOZO、ファーストリテイリング(ユニクロ)や、アップルに大塚家具と、誰もが名前を知っているような大手企業の決算書が実例として登場するので、とても親しみやすく興味をもって読み進めていくのが特徴。
一通り読んだら、自分の勤め先であったり、興味のある会社の決算書をホームページで調べて、本書片手に読み解いていくと、実践力が高まるのではないかと思われる。
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