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自分には無縁と思っていた不倫に落ちた。 その相手は時効寸前事件の容疑者だった。 それでもやめられなかった。

夜明けの街で
不倫する人の気持ちが分からない。
そんな僕が恋に落ちた。
出会いの場所は夜のバッティングセンター。最初はなんでもなかったが、不倫のラインを変えるまでの時間はすぐだった。
相手は職場の契約社員。3月31日が過ぎたら全てを話せる。
彼女の実家で起こったのは殺人事件。その時に家にいたのは被害者と彼女のみ。警察・被害者遺族は真相を知りたがる。
それでも彼女にどんどん惹かれ、彼女が心を占めるようになった。今まで築きあげてきた家庭をどのように縁切ろうか、そんなことを考えていた。

家族旅行の間もどのように彼女と会うか、そして彼女もどのように会いに行くか。

そして迎えた3月31日。この日は時効の日だった。
僕はこの後、家族と別れる決意をしていた。
そして真実を語る彼女。
彼女の僕への接し方が、どこから演技だったのかは分からない。

家で待っていたのは季節はずれのサンタクロース。
そしてクローゼットには妻の無言の叫び。
僕は妻の元に戻った。


  • 掲載日:2010/07/31
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