かもめ通信さん
レビュアー:
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普段はあまり手をのばさないようなジャンルに、面白い作品を見いだせるのも #カドフェス の魅力!
今年もまたカドフェスの季節がやってきて
これまたすっかり恒例となった祐太郎さん主催の掲示板企画
勝手にコラボ企画「カドフェス2020」を制覇するぜ!が始まった。
過去レビューを持ち込むだけでなく
なにかしら新しい本を読もうと決めて
対象作品のリストの中からこの本を選んだのは、
カドフェス冊子に載せられていた
うたい文句のせいだった。
いや~これは気になる!
なんといってもシンデレラ!
シンデレラといえば、
継母にいじめられて惨めな思いをしながら育った娘が
王子様に見初められて結婚する話ではないか。
だがしかし、いまどきはもう、
どんな結婚もゴールじゃないってことは、
世の中に浸透しているはずじゃない?
いったいこの話の幸せはどこからはじまって、
どこで終わるというのだろう?
そう気になって、Amazonの書誌情報を見てみたら、
なんと383個の評価!星5つ中の4.6!?
どうやら漫画化もされている人気作品のようだった。
これはやっぱり、読んでみるべき?
というわけで、Kindle版をポチッと買った。
異能もちの名家に生まれながら才能に恵まれず
幼い頃に母を亡くした美世は、
継母と異母妹に虐げられ、
実の父にも疎まれて
下働きの使用人同然の処遇を受けて暮らしていたが
ある日突然、父から嫁入りを命じられた。
お相手はなんと当代きっての強力な異能をもつ名家の貴公子久堂清霞。
怖いほどの美貌を持つ冷酷無慈悲と噂される軍人で、
大勢の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主でもあった。
帰る家を持たない美世は
清霞に辛く当たられようと、
追い出されるまでは、自分に出来ることをして踏ん張るしかないと、
日々の家事に精を出す。
そうこうしているうちにやがて……。
あらやだ。
これ、おもしろい。
どちらかといえば、シンデレラより
同じカドフェス仲間の『おちくぼ姫』を連想させる王道の筆運びで、
伏線の張り方もわかりやすい。
次巻以降の先の展開も大筋読める気はするけれど、
それだけに安心して
ニヤニヤしながら読み進められてしまうのが魅力。
ううっ指が!この指が!!
次巻以降もポチッとしてしまいそうな……
ハッ!?まさかこれって異能のなせる技だったり!?
一点だけ、蛇足かも知れないが、
主人公が家族から身体的虐待を受けるシーンがあるので、
苦手な方は要注意。
これまたすっかり恒例となった祐太郎さん主催の掲示板企画
勝手にコラボ企画「カドフェス2020」を制覇するぜ!が始まった。
過去レビューを持ち込むだけでなく
なにかしら新しい本を読もうと決めて
対象作品のリストの中からこの本を選んだのは、
カドフェス冊子に載せられていた
うたい文句のせいだった。
幸せは、ここから始まる。和風シンデレラストーリー
いや~これは気になる!
なんといってもシンデレラ!
シンデレラといえば、
継母にいじめられて惨めな思いをしながら育った娘が
王子様に見初められて結婚する話ではないか。
だがしかし、いまどきはもう、
どんな結婚もゴールじゃないってことは、
世の中に浸透しているはずじゃない?
いったいこの話の幸せはどこからはじまって、
どこで終わるというのだろう?
そう気になって、Amazonの書誌情報を見てみたら、
なんと383個の評価!星5つ中の4.6!?
どうやら漫画化もされている人気作品のようだった。
これはやっぱり、読んでみるべき?
というわけで、Kindle版をポチッと買った。
異能もちの名家に生まれながら才能に恵まれず
幼い頃に母を亡くした美世は、
継母と異母妹に虐げられ、
実の父にも疎まれて
下働きの使用人同然の処遇を受けて暮らしていたが
ある日突然、父から嫁入りを命じられた。
お相手はなんと当代きっての強力な異能をもつ名家の貴公子久堂清霞。
怖いほどの美貌を持つ冷酷無慈悲と噂される軍人で、
大勢の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主でもあった。
帰る家を持たない美世は
清霞に辛く当たられようと、
追い出されるまでは、自分に出来ることをして踏ん張るしかないと、
日々の家事に精を出す。
そうこうしているうちにやがて……。
あらやだ。
これ、おもしろい。
どちらかといえば、シンデレラより
同じカドフェス仲間の『おちくぼ姫』を連想させる王道の筆運びで、
伏線の張り方もわかりやすい。
次巻以降の先の展開も大筋読める気はするけれど、
それだけに安心して
ニヤニヤしながら読み進められてしまうのが魅力。
ううっ指が!この指が!!
次巻以降もポチッとしてしまいそうな……
ハッ!?まさかこれって異能のなせる技だったり!?
一点だけ、蛇足かも知れないが、
主人公が家族から身体的虐待を受けるシーンがあるので、
苦手な方は要注意。
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本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。
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- 出版社:KADOKAWA
- ページ数:0
- ISBN:9784040730196
- 発売日:2019年01月15日
- 価格:682円
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