茜さん
レビュアー:
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英国、大邸宅、庭園と私のツボを押すキーワードが満載です。
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、隠されるように存在する庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていたいとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描く児童文学の永遠の名作を新訳。
酒井駒子さんの装丁画と題名に惹かれて読んでみました。題名だけでも読む気をそそられるのに可愛い装丁画となれば読むしかないw
読み進んで行くと英国、大邸宅、庭園と私のツボを押すキーワードを想像するだけで若葉の匂いがしてきそうだ。
特にメアリが打ち捨てられていた庭園の扉を開けた時はすごく心地よい匂いがしただろうなぁと思った。
そして、子供はやはり日光を浴びて自然と土と戯れていた方が心身ともに丈夫に健やかに育つという事をこの本は教えてくれているんじゃないかな。
メアリの成長がもっと読みたかったけれど後半はいとこのコリンが主役になってしまっていたのが残念でした。
しかしながら私も庭園を持ってみたいなと感じさせる作品でした。無理だけどwww
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
トライポフォビア^^;
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- 出版社:新潮社
- ページ数:439
- ISBN:9784102214046
- 発売日:2016年05月28日
- 価格:724円
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