星間商事株式会社社史編纂室




やる気なさ過ぎの社史編纂室。私用でこっそり使われたコピー機からこぼれ落ちた物は、何と同人誌の原稿⁈しかも「腐女子」物?所がそれがきっかけで社史編纂室は会社の闇歴史に迫って動き出す!
三浦しをんさんの、肩の凝らない「お仕事&同人誌作成?小説」一体どんな話なのか、恐る恐る読み始めると……

本が好き! 1級
書評数:200 件
得票数:3170 票
その時に読みたい!と思った本を読むので読書傾向は多国籍料理状態です。体調不良で寝たり起きたりしながら引きこもって在宅仕事(内職か?)を始めて一年余り。小説もコミックも自己啓発本も、益々読むサプリか薬の様になって来ました。つまらないと読了できないので、全部読めた本の感想を書き留めています。




やる気なさ過ぎの社史編纂室。私用でこっそり使われたコピー機からこぼれ落ちた物は、何と同人誌の原稿⁈しかも「腐女子」物?所がそれがきっかけで社史編纂室は会社の闇歴史に迫って動き出す!
三浦しをんさんの、肩の凝らない「お仕事&同人誌作成?小説」一体どんな話なのか、恐る恐る読み始めると……





ある冤罪事件を発端に、連続殺人事件が起きる。最初の事件は放火だった。容疑者の弁護を引き受けた依田弁護士は冤罪を主張する男の本心をつかみきれず苦悩する。二転三転する犯人像に、驚愕のラストが待っている
ある冤罪事件に端を発する連続不審死事件。その発端は、放火による殺人だった。容疑者は、焼死した人物の婿…





幼い頃から父親に連続殺人鬼としての英才教育を受けて来たジャズ。町で起きた殺人事件が、彼の中のプロファイリング能力を呼び覚ます。しかし、それは同時に彼の内なる殺人鬼の声と闘うことを意味していた…。
21世紀最悪と言われる連続殺人犯ビリー・コーネリアス・デント。ジャスパー(以下ジャズ)はビリーの息子…





顔に生まれつきのアザがあるアイコ。容貌にコンプレックスを持ちながら生きてきた女性が、24歳にして初めて経験する恋。醜いよだかは、星の世界に行けるのだろうか…。
書店や図書館に直接行くことは、自分にとってその時「水源」になるような本をダウンジングで発見するような…




『悪童日記』で名高い作家の自伝のタイトルが、何故『文盲』なのか。
『文盲』 アゴタ・クリストフ自伝 アゴタ・クリストフ 著 …





「国際霊柩送還士」一度も耳にしたことのないこの尊い仕事を、一人でも多くの人に知って欲しいと、読了して強く思った。
ルポルタージュやノンフィクションは、普段手に取らないのだが、これは読み出したら止められない。しかも、…





人と、あやかしの不思議な交流を描いた六つの物語。
まるで陽光に晒した茜色の和紙のような表紙で、「みやこのおはなし」 と言う副題が付いています。 …



江戸の町を鏡を磨(と)いで回る「ただものではない」梟助じいさんの話。
鏡磨ぎとは、曇った鏡を砥石や朴炭で磨き上げ、柘榴、酢漿草(カタバミ)、梅などの酸を出す植物で油性の汚…





タイトルが『もう年はとれない』って、 主人公は87歳!充分年とってます。 そこだけでも突っ込みたくなるのに、まあ読み始めたら、面白いのなんの。ダンディなオジイサンが好きなあなた、通り過ぎてはいけません。
元殺人課の名刑事バック・シャッツ。元名刑事と言っても87歳、肉体の衰え、記憶の衰えに勝てるわけもなく…




42年間も山籠もりをして来た80歳のスーパーおじいちゃんが、正義と古武術で孫娘を救う!気軽に読んで、笑って、勧善懲悪がはっきりしていて、ストレス発散。非常に爽やかな読後感。
わけあって、42年前に山にこもり、陶芸と炭焼きと、古武術修行をして暮らしてきた山本俊介80歳。以来一…





上下巻、読み始めたらあっと言う間。圧倒されました。凄かった。 暫くは、他の何を読んでも満足できませんでした。とても小さいことがらを書いた、とてつもなく大きな物語。「サラバ」の意味がそれを教えてくれる。
上下巻、合わせての感想です。 圷歩(あくつあゆむ)と言う主人公が、イランで生まれてから、37歳…





19世紀のアメリカを代表する詩人、エミリー・ディキンソン。殺人事件に遭遇した15歳の彼女は真実を求めて調査を始める。少女探偵エミリー・ディキンソンの鋭い観察眼と若々しい感性が冴えるミステリー。
エミリー・ディキンソン、15歳。 町の名士で弁護士の父。病弱で神経質で、完璧な家庭人になることを望む…





亡くなった巨匠漫画家の未発表の画稿を巡る殺人事件を追うミステリー。 元警察官の美人探偵水野優希と、巨体、かつ非常に感じの悪いフリーの漫画編集者醍醐真司。 この二人がコンビを組んで遺された画稿の謎を追う。
とても面白かった。読み応え満点、大満足。 内容は漫画家の画稿を巡るミステリー。遺書、絵画、…





誰でも一度は子供だった。あり得ないほど個性的な人々が、家族だったり、クラスだったり、にフル出場!爆笑しながら、子供時代を思い出し、大切なことを噛みしめる。月の光と日の光の中で言葉が躍る。
映画化もされ、人気の『円卓』 映画は観ていないけれど、遅ればせながら読みました。 面白くて、…




カトリックの女子校と言う特殊な環境。その息苦しいような温室の花園で、秘密を抱える三人の少女達。その秘密は、彼女達を蝕み、狂わせ、悩ませる。繊細で叙情的な、三浦しをんの初期の傑作。
読んでいる間、女子高生の「性」…それこそ自分が女子高生の頃、『朝礼』と言う衝撃的な現代詩集に触れた時…




一度聞いたら、絶対に忘れられないタイトル。ダイエット本ではありません。デブを捨てたい!そう仰るアナタ、この本を読んでそれの意味する所を理解したら、二度とデブを捨てようとはしないでしょう。
表題作を含め、四つの短編が入っている。 落ちぶれ果て、飢えてキャラメルを万引きした男が偽大麻を…




それぞれに、かけがえの無い相棒を失い傷ついた、警察犬と刑事の絆が、事件の真相を追い詰めて行く。
ロス市警の刑事スコットは、相棒のステファニーとパトロール中、銃撃事件に遭遇する。目の前で撃たれた相棒…



噂に翻弄されるのか、その女に翻弄されるのか?小心者の男達の間を悠々と渡り歩く「噂の女」奥田作品ならではの、緊張感と脱力感が、いつしか快感に…?
ざっくり言うと高校までは、地味で目立たないさえない女子だった「糸井美幸」なる女が、短大に入って別人の…





本を開くと、そこには友情、正義、恋愛、復讐、家族愛をテーマにした5つの物語。それぞれが少しづつリンクしながら、やがて一つの映画へと繋がって行く。映画愛と不器用な人々への暖かいまなざしにぐっと来る傑作。
先日『対話篇』を読んで、改めて自分は金城さんが好きだと再認識し、引き続き『映画篇』を読む。 や…





ビブリオバトルを知っていますか?国際色豊かな私立中高一貫校の「ビブリオバトル部」で繰り広げられる人間模様。本好きにはたまらない楽しさを味わって、読んだ後には読みたい本もどっさり増えます。
最近ビブリオバトルへの興味が自分の中で高まっていて、読んでみたこの本。面白すぎて、★5つにプラス本、…