銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異

物理学者による科学エッセイ
この「銀河の片隅で科学夜話」という本には、全部で22の科学エッセイが掲載されている(それぞれ第1夜、…

本が好き! 1級
書評数:233 件
得票数:1367 票
だたの乱読家です。当然のことながら、書評は雑文。自己満足のために書いています。目も通さずに投票してもらう必要はありません。なお、今後はKADOKAWAの献本に対しての応募は致しません。

物理学者による科学エッセイ
この「銀河の片隅で科学夜話」という本には、全部で22の科学エッセイが掲載されている(それぞれ第1夜、…

修羅を生きた詩人に迫る
宮沢賢治についての研究・評伝は、これまでにも何冊となく発行されている。それだけに、賢治はいかなる人…

井上ひさしの原稿再発掘
妻のの井上ユリが後書きで語るように、多筆にして速筆である井上ひさしが残した著作以外にも、単行本化さ…

コロナ禍の今こそ読むべき一冊
橋本治の本が、氏が亡くなってからも出され続けているのは、彼の知が今こそ必要だということの現れなのだろ…

哲学者が一所懸命に考えて答えている
メールマガジンでの連載の書籍化。 こういう企画は新聞・雑誌で多い。相談の内容の多くは人間関係…

村上春樹が自らの父を語るとは
村上春樹が、自らの父親をテーマにしたエッセイ。 冒頭に、幼い頃の猫にまつわる記憶-父親と一緒…

元アメリカ大統領選挙候補者の主張とは
本書は、2020年アメリカ大統領選挙における民主党の候補者として立候補していた実業家による提言であ…

社会的少数者の抗いを聴け
今年の本屋大賞になった小説。 これを読む直前にDVDで「64」を観たばかりだったのだが、犯人…

民族という概念に意味はあるのか?
買ってすぐに50ページほど読んで、3ヶ月ほど放置していたが、家にいる時間が長くなったため、再読。2…

垂直的序列化と水平的画一化
日本における人間の望ましい姿は、教育の分野において典型的に現れると著者は述べる。本書ではそれを「垂直…

この社会の歴史の積み上げと安楽死
3月初めから読み始めたこの本、読み終えるのに随分と時間を使った。 科学史の分野では、池内了と…

人間は、危機に対する視点をどう持つべきか
ようやく読み終えた。 「新しい実在論」を提唱するドイツの哲学者M.ガブリエルへのインタビュ…

この国に居座っているのは…
本作は、シリアの作家サマル・ヤズベクが刊行した小説である。小説ではあるが、祖国を脱出した作者が3度に…

この国のことをより詳しく知るために
元々(小学校の頃から)地図帳、それも巻末の資料を読むのが好きだったが、それらの情報は表面をなぞるだけ…

イギリスの窓から見える日本
3年前に単行本で出版された本書が、文庫になった。 日本人からみたイギリスの地べたを行き交う人びとを描…





黙って聞くことの難しさと、同じ方向を見ることの大切さ
子どもに接する場合、最も気にかけることは「聴き方」であった。それは、これからも変わらない。教師には…

地図が好きな人にお薦め
小中学生の頃、地図帳の後半に載っているデータを眺めるのが好きだった。そして就職後、山に登るようになっ…

どう評価していいものやら
賛否の分かれる一冊になる。 これまでもウェルベックは、「地図と領土」とか「服従」などの作品を通…

沈黙によって語られる二人の対話
2013年から6年にわたって6回行われた対談をまとめたもの。 柳美里は芥川賞作家で僕と同世代。…

遠藤周作による講演録
遠藤周作の作品は「沈黙」しか読んだことがない。日本の精神風土とキリスト教の問題を追及した作品群に、な…