新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか (PHP新書)

現代マスメディアの実態を、上杉隆がメッタ斬り。
タイトルに惹かれて買ってみた。7章構成で、主に現代メディアへの批判が中心的である。 前置き…

本が好き! 1級
書評数:65 件
得票数:512 票
ある時は二児の母であり、ある時は妹であり、またある時は息子(!?)である。そんな私の正体は…
ただの本好きであった

現代マスメディアの実態を、上杉隆がメッタ斬り。
タイトルに惹かれて買ってみた。7章構成で、主に現代メディアへの批判が中心的である。 前置き…

レクター博士とクラリスの邂逅。
ハンニバル三部作の第二弾。本作でクラリス初登場ですが、代わりにウィル・グレアムが退場になって個人的に…

夏はやっぱりホラーですよね!
最近暑くなりましたね。蒸し暑い夜くて眠れない夜は、ホラーを読んで体を冷やすのが一番です(えっ)。 …

『ルワンダ大虐殺』をご存知ですか?
「一割り間引き」とは10人に1人を殺すことを意味するが、一九九四年初夏、ルワンダ共和国では大虐殺に…

O・ヘンリー賞受賞。
処女作には作者の人生が色濃く反映するというがこの作品がまさにそうだろう。海兵隊、癇癪、ボクシング、犬…

戦争に挑む4人だけの『スパイ組織』。青空の下、静かなる反抗。
1968年夏。アメリカとベトナムは冷戦は終焉を迎えようとしていた。舞台は飛んで沖縄。未だ日本復帰を果…

スターリンの全てを知ることができる一冊。
長かった……。上下巻合わせて1200頁。読み終わるまで一週間以上かかった。読み終わった後の達成感は半…

パンから「鼻」が出てきた。
ゴーゴリの代表作と名高い『外套』・『鼻』。どちらも完成度が高く、何度でも読みたくなる名作だ。特に『外…

痛いよー。痛いよー。
本谷有希子の半自伝的小説。普段から、自意識が高いと噂の本谷有希子さんですが、この本で遂にそれが爆発し…

皇軍兵士の日常、そのすべて。
この本は、皇軍兵士ができるまでの全てが書いてある。徴兵から、軍隊での生活、その家族や兵士が被った不条…

茶目っ気あふれる、チェーホフのショート・ショート。
チェーホフといえば短編である。彼は44才でこの世を去ったが、その間に1000編以上もの短編を書いたと…

志賀直哉の「人生」。
志賀直哉唯一の長編小説。日本の文壇でももっとも有名な作家なのに、一つしか長編を出していないとは驚きで…

閉ざされた国、ビルマ。その国の支配者。
6月16日、ノーベル平和賞受賞者の、アウン・サン・スー・チー氏が演説を行った。スー・チー氏は、ビルマ…
![夏への扉[新訳版]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41i94BLdluL._SL160_.jpg)
猫が好き! SFが好き! そんなあなたにおススメの一冊。
日本で圧倒的人気を誇る、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」。海外SFといえばまずこの本か、ディ…

年老いた貴婦人と不思議な洋館。小川洋子の「美しすぎる」世界。
私がこの本を読んだのは数年前だが、今でもはっきりと内容を思い出せる。それぐらい心に残る話だ。そして、…

人を見た目で判断しちゃいけません。
子供のころ、先生や大人に「人を見た目で判断しちゃいけません!」とか言われませんでしたか。私は言われま…

女は「脂肪のかたまり」なのか。
モーパッサンを文壇に押し上げることになった、記念すべき短編。彼は生きている間に、なんと短編を260篇…

「愛は祈りだ」。舞城王太郎の新世界が始まる。
タイトルだけで石原慎太郎をうんざりさせ、内容で宮本輝を大反対させた作品。 芥川賞は惜しくも当選しな…

激動の中国を生き抜いた、三世代の女性たち。祖母、母、そして作者。受け継がれる「鴻(スワン)」の魂。
この本は1991年に出版され、瞬く間に全世界で読まれるようになった。あっという間にベストセラーになり…

「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」――ある詩人の言葉。
あまりにも有名な作品。名作だけあって何回読んでも色あせない。ナポレオンは、この本を戦場で七回も読んだ…