日本人の証明

東條英機の曾孫、東條英利。日本の未来を憂いる男が贈る、誇りと意味。
恥ずかしながら、この本を読むまで東條英機についてほとんど知らなかった。作者も書いている通り、東郷平八…

本が好き! 1級
書評数:65 件
得票数:512 票
ある時は二児の母であり、ある時は妹であり、またある時は息子(!?)である。そんな私の正体は…
ただの本好きであった

東條英機の曾孫、東條英利。日本の未来を憂いる男が贈る、誇りと意味。
恥ずかしながら、この本を読むまで東條英機についてほとんど知らなかった。作者も書いている通り、東郷平八…

「面白い」。それは、全くもってこの本にふさわしい言葉だ。稀代のエンターテインメント小説。
気になってた本ではあったが、文庫3冊のボリュームで約950頁。もし、面白くなかったらどうしよう……と…

あなたはチベットについてどれくらい知っていますか?
チベットについてどれくらい知っていますか?チベットは中国の西南に位置し、中国大陸の約30%を占めてい…

子供の時に読んでおきたい本ベスト100! 児童文学だけど、大人が読んでも面白い。
この本、覚えている人も多いのでは? 何年か前に話題になり、一気にベストセラーになった。 主…

あまりにも美しい世界。グロテスクさえも神々しく感じる。
本作は、「廃園の天使シリーズ」の第一作目に当たる。 舞台はコンピューター上に作られた「仮想…

激動の時代を生き抜いた老人たち。その告白は、想像以上に残酷で、悲惨なものだった。
作者の名前は欣然(シンラン)。比較的、上流階級の出身だ。しかし1966年におこった文化大革命の影響を…

「レオ・デミドフ」三部作の完結編。愛を貫き通す男の生きざまを見よ!
三か月待ってやっと読むことができた……。レオとの別れを惜しみながら、読み進めました。 物語…

海堂尊のクロスオーバー! 「ジーンワルツ」清川と「ジェネラル・ルージュ」速水の過去は交錯していた。「医学」ではなく「剣道」というつながりで……
海堂尊は医療ミステリーしか書けない。そう思っていた時期が私にもありました。 本作は、海堂尊のク…

読書好きのためのバイブル……なのか?
この本は有名すぎて、このサイトにいる人は、いまさらかよ、という感じかもしれませんが、とりあえずさわり…

「私の恋人が逆進化している」から始まる16の短編。それぞれが胸を締め付け、不思議な気分にさせてくれる。
「私の恋人が逆進化している」。 こんな書き出しを目にしたら、もう気になって仕方がない。逆進化っ…

平均年齢80歳以上!? お婆さん49人VS野生熊。現代に蘇った「姥捨て山」。
書店に寄った時、たまたま帯が目に付いた。ぼろ布をまとった大勢の老女たちがこちらをにらんでいる……。男…

1995年3月20日、その日、日本にとって忘れられない一日になった。地下鉄サリン事件被害者・関係者たちによる、「あの日、何があったか」。
今朝の朝刊で、オウム真理教信徒、菊地直子が出頭したことを知った。驚いた。そして、そのときこの本のこと…

トマス・ハーディの傑作。運命の悪戯に翻弄される、ある女性の人生を切実に描く。
どこにでもいるただの少女だった「テス」は、偶然から、由緒ある伯爵家の末裔であったことが判明する。喜ん…

姿の見えなくなった赤ん坊の呪いを解くために、母、津奈美が南の島を駆け廻る。母の強さとはなんなのかを説く池上永一のパワフルファンタジー!
島には強い霊力を持った産婆がいた。産婆は生まれてくる子供たちに様々な呪いをかけ愉しんでいた。 …



巨国・中国を震わせたのはたった一冊の本だった! 約20年間、毛沢東の最も近くにいた男が書いた衝撃の暴露本。
この本を書いた男の名前は李志綏(リ・チスイ)。約20年間、毛沢東の主治医を務めあげた男である。 …

もう5回位読んだ。まぁ薄いからすぐ読めるっていうのはあるけど。読み始めると止まらなくなる。そんなに怖くないんで私のような怖がりにもお勧めです。夏が訪れるたびにこの本を開いている。今年の夏もお願いします

カズオ・イシグロの名作。執事スティーブンスの視点で語られる、よきイギリス時代への回顧録。
映画も見たので書評。 スティーブンスはなかなかに難しい人物ではあるが、彼の父親に対する思いや、…

タイトルに惹かれて借りてみた。もう一つ、「ウンコに代わる次世代排泄物ファナモ」という短編が入っていて感動した。 劇作家だからか文体も独特で新鮮な感覚。話も型に嵌らない感じで、読んでて何回か笑った。

アーヴィングを初めて読む人はボリュームが多くて大変だと思う。約千頁の分厚さとぎっしりと詰まった文字。とはいえ、それさえ乗り越えれば後はアーヴィングの世界にどっぷり浸かる事が出来る。一度は読んでほしい。

すっごいお茶が飲みたくなります。後、和菓子が食べたくなります。千利休については日本史でちょっと勉強したくらいだけど、今回読んで少しは知識が深まった気がする。彼の生き様や、自分を貫く姿は見ていて清々しい