レディはならず者に守られて
背中がこそばゆくなるほど甘くてついにやけてしまうけれど、忘れていた「トキメキ」を自分がまだ持っていたことを思い出させてくれました。現・元・乙女の皆様はぜひお読みになって!
舞台は19世紀のイギリス。 良家の令嬢たちが集まる海辺の休暇村スピンドル・コーヴで音楽教師として暮…
本が好き! 1級
書評数:38 件
得票数:356 票
常に鞄の中に本がないと落ち着かない。
好きな場所は本屋と図書館とカフェ。
のんびりまったり、お茶しながら本を読むのが好きです。
背中がこそばゆくなるほど甘くてついにやけてしまうけれど、忘れていた「トキメキ」を自分がまだ持っていたことを思い出させてくれました。現・元・乙女の皆様はぜひお読みになって!
舞台は19世紀のイギリス。 良家の令嬢たちが集まる海辺の休暇村スピンドル・コーヴで音楽教師として暮…
これぞ明察。350年前の江戸時代、日本人はこんなにすごいことをしていたんだ、と心が震えました。
時は1660年代、江戸時代のはじめ。将軍家に指導碁を行うお役目の四家のうちの一家、安井家嫡男、二代目…
読んだ後、静かに心が満たされる。うつくしい音楽に包まれたくなる。
読んだ後、静かに心が満たされる。こんな本はなかなかない。 舞台は18世紀のイタリアはヴェネツィ…
意外にやわらかく読みやすい。内容はそうでもないのにそう感じるのは主役の二人のお人柄のせいかも(笑)
自分が関西出身だからというのも少しはあるのかもしれない。 でも多分そうでなくてもこの本を読んだ後はど…
この本はきっと、大人が読むべき物語だと、わたしは思った。
この春小学校を卒業したばかりの姉、トモミ。 その弟で小学四年の、テツ。 この物語はこの二人が…
登場人物すべての背景が垣間見え、その物語が滲み出る。だからこそ何度も読みたくなる一冊。
妻を殺された男、鈴木。 自殺専門の殺し屋、鯨。 ナイフ使いの若者、蝉。 これは、何の接点も…
全編手紙のやりとりだけで小説が成立しているのはすごい。普通の小説を読むより何か鍵のかかった扉を開けていくようなスリルがあった。後になってわかることってたくさんある。人間て切ないな。
湊かなえ「往復書簡」 本屋さんで文庫になっていたのをパラパラ読んで、面白そうだなと思って図書館…
私のようにDVDを先に見てそのイメージのまま読み始めると痛い目にあいます(笑) 地域医療、妊娠、出産などの「現実」をまざまざと見せつけられる。 覚悟して読んだほうがいいかも。
海堂尊「ジーン・ワルツ」 ずいぶん前にDVDで見ていたからストーリーはわかっているつもりだっ…
時間も場所もバラバラの18の物語が、よしえとときえ、二人の人生に寄り添うように綴られていく。 人間て、こんなにも悲しくて馬鹿で愚かで怖い。そして可笑しくて優しい。
芸人鳥居みゆきは大好きだ。 あのわけのわからなさがいい。 それでいてどこか一本何かが通っているような…
まさに爆撃聖徳太子というタイトルに相応しい。 ちゃんとした歴史を愛する人には怒られそうですが、単純に物語として私は面白いと思いました。 ぶっとび聖徳太子、大好きです。
話題の(笑)衝撃作。 2日で読んじゃった。 めちゃくちゃ面白かったです。 以下あらすじ…
なぜもっと早く読まなかったのか!と悔やまれるほど面白く勢いのある本。 どつき漫才と至高のクラシック音楽、届かなかった思いと超えられなかった壁、切なさと悲しみとが織り成すすばらしきエンターテイメント!
なぜもっと早く読まなかったのかと悔やまれるほど面白かった! 仕事と恋人を同時に失った30歳…
本はただ読むだけでなくどれだけ自分の糧にしたかが大事なんだと再確認しました。 著者の読書哲学はちょっと乱暴な感じもするけどおおむね共感できるし面白かった。よし!もっともっと本を読もう!
ひとりの魔法使いの贖罪の物語。 夢と現実の間をふわふわ漂うようなイメージの世界と、焼けた肉のおいしそうな匂いが漂ってきそうなお城の台所の、描写の対比が面白い。 そして、なぜ眼鏡にそんなに拘るのか(笑)
久しぶりの翻訳ものファンタジー。 正直言って最初は少し読みづらかった。 翻訳ものだからか久々のファン…
音楽家から楽器を奪う戦争。 二度とそんなことが起こってはならない。 紛争の地に音楽を送り届けた著者の勇気と情熱に、拍手。
バルカン室内管弦楽団を設立した日本人指揮者、柳澤寿男の物語です。 音楽のプロである著者が書いた…
中山氏のデビュー作「さよならドビュッシー」の前日譚として読んで切なくなるもよし、独立した短編として読んで玄太郎おじいちゃんに喝を入れられるもよし、幾通りもの楽しみ方がある一冊。超おすすめ。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」大好きな私は、その前日譚ともいえるこの本にはなか…
他国の言語を学ぶというのはこんなに楽しいものなんだ、と著者のトニーさんを見ていると本当に思う。自分も勉強したくなる不思議。
あるきっかけでエスペラント語というものを勉強してみたくなって本屋に行ったときに出会った本。 めあて…
まさに抱腹絶倒という言葉がふさわしい。 こんなおかしなことを本当にやってのけるなんてなかなかできないと思います。
この高野秀行という人はとにかくすごいです。 それまでも幻獣ムベンベというのを追いかけてなんだかわか…
絵本ならではのみょうがづくしが読んでも見ても楽しい。 読み終わった後に目に入る裏表紙にもくすりと笑ってしまいます。
面白かった。楽しめました。なんとなく聞いたことのあるような話だったのですが、きちんとオチまで覚えてい…
思ったよりカタくなく意外に早く読めました。 副業の入門書として非常にとっつきやすく、わかりやすかった。 ちょっとやってみようかなぁと思わず思ってしまうほど。
初めて献本というものをいただきました。 奥付の裏に、ちゃんと「本が好き!献本」ってハンコが押してある…
戦中の日本の諜報機関である「D機関」。前作はその内側から描かれていたのに対し、今作は外、第三者的な視線からその組織をとらえ、描いているためかその凄さと不気味さがより際立っていて非常に面白い。
戦中の日本陸軍内でもごく一部の人間しかその存在を知らない秘密の諜報員養成所、通称「D機関」。 正体…