先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学
コウモリが廊下を飛び、空からはカルガモが降ってきて、イモリを捕獲していてヤツメウナギを発見し、アナグマに襲われ、孤高の雌鹿と触れ合い、威圧的なヤギと散歩する。そんな大学教授の日常。
もう何年も前の新聞広告でこの本のタイトルを見つけたとき、「絶対読みたい」と思った。 けれど縁がなか…
本が好き! 1級
書評数:38 件
得票数:356 票
常に鞄の中に本がないと落ち着かない。
好きな場所は本屋と図書館とカフェ。
のんびりまったり、お茶しながら本を読むのが好きです。
コウモリが廊下を飛び、空からはカルガモが降ってきて、イモリを捕獲していてヤツメウナギを発見し、アナグマに襲われ、孤高の雌鹿と触れ合い、威圧的なヤギと散歩する。そんな大学教授の日常。
もう何年も前の新聞広告でこの本のタイトルを見つけたとき、「絶対読みたい」と思った。 けれど縁がなか…
すごく雰囲気のある静かなミステリー。 これ、映画で見たい。
最初に感じたとおり、同じ恩田作品の「三月は深き紅の淵に」と「木曜組曲」を足したようなお話でした。 …
児童書だと思って馬鹿にしてはいけない。
本屋さんで見つけて懐かしさのあまり買ってしまったのだけど、あっという間に読んでしまいました。 …
小説であって小説でない。どんなに救いがなくても、人は前を向いて生きるしかない、自分の思う正義を貫きながら。あなたの正義はどこにあるのだ、と常に問いかけられているような気がした。
2年前に閉鎖した製薬会社の跡地近くの沼地で元主任研究員が殺された。 遺体はバラバラに切り刻まれてい…
傑作ではない。このシリーズにしては地味でつまらない。が、やはりページをめくる手はとまらない。今作の頑張ったで賞はルーキーことプラスキー巡査。彼の物語にしたほうがよかったのでは?
前作をひきずりながらの作品のせいか、イマイチこれまでのようなキレがない。 イギリスへ逃げた殺し…
すべてのランナーにエールを送る三編。 中断していたジョギングをまた始めることができました。
ニューヨーク、東京、パリ、それぞれの街を舞台にしたシティマラソンをテーマにした短編集。 三浦し…
どんな形であれ、「小説」というものを読み始めたい若いひとには読みやすくていいかも。 展開も漫画ちっくでサラサラ読めると思います。活字慣れした人は箸休め感覚で。ミステリ気分も味わえます。
いちおう探偵もの?ミステリ?なのかな。 路地に隠れるように存在している「もものき調査事務所」。 …
オリジナルから「ずらした」2作目にも震えたが、3作目はそこからさらに枝分かれして葉をつけた。 このシリーズが始まった時からこうなることは決まっていたのかもしれない。
奇妙なハンドルネームをつけた5人が、自らが犯した密室殺人事件のトリックをネット上で出題し推理合戦を行…
相変わらずの倫理観ゼロ。正義・人道の出番なし。でも物語の中盤で、最初に作者が言っていた「ずらす」という意味がわかったとき、思わず声をあげてしまう。読むときは必ず前作から読みましょう。
前作を先にちゃんと読んでいたので内容はあらかた想像がつき、今回は嫌悪感を感じなかった。 私もかなり…
読み終わった後にはとてもやさしくてあたたかな気持ちになる。彼女が描く独特の世界観は、子供はもちろん大人こそ読むべき物語ではないかと。 ゆっくり時間をかけて全巻読破したい作品。
「僕は音楽になりたい」 ヨーゼフのこの言葉にすべてが込められています。 表紙はイヤだけど、手元に置いておきたい一冊。
音楽大学で寮が同室だったことから知り合ったヴァイオリン科のテオとオルガン科のヨーゼフ。 天才的なオ…
文章的にどこか素人くささが残るものの、物語としては文句なしに面白い。こんな馬鹿馬鹿しいことをここまで全力で書く人(作者)もやる人(登場人物たち)もなんて魅力的なんだろう。これはぜひ映像で見たい!
倫理観ゼロの殺人推理ゲーム。 この物語に正義や人道やらの出番はない。 しかしそこにはなぜか無視することのできない何かが潜んでいる。 だからつい手が伸び、読んでしまうのだ。
何気なく本屋さんで手にとって買った本。 (そのころよく息子と将棋をしていたからかもしれない) 読…
とにかくパワフルでかわいくて面白い! 音楽のすばらしさが詰まっていて、読後はとてもしあわせであったかい気持ちになれる。
数学の教師として梅が丘の町に転勤してきた主人公、中島明彦がたまたま開かれていた市民オーケストラの定期…
まさに「鼓笛隊の襲来」本当にこのタイトルしかない。比喩でもなんでもなく。 短編で読むのがもったいないくらいのインパクトと斬新さと面白さ。 ぜひたくさんの人に読んでもらいたい。
この人たちはいつも、心の軌道修正をしてくれる。
先に見たのは映画のほうでした。 それがとってもよかったのでこの本も買ってみたのだけれど、さすが群よ…
「音楽」に引きずり込まれる一冊。
前作の「さよならドビュッシー」とともに衝動買いした本。 その結果、本屋で一目ボレして買う本にハズレ…
「音楽」というものを教えてくれた一冊。バイブルにしたい。
タイトルにドビュッシーとあったので思わず本屋で衝動買いしてしまった一冊。 内容は思った以上でし…