失踪当時の服装は【新訳版】 (創元推理文庫)





この作品を読んで警察官に憧れを持つ者こそ警察官になるべき人間なのかもしれない!!
第二次世界大戦の5年後の1950年の3月3日、仮にも日本の女の子の節句でもあるひな祭りの日に(アメリ…

本が好き! 2級
書評数:46 件
得票数:153 票
主にミステリーを中心にエンターテインメント系で目に付いたものを乱読しています。
月5冊以上は読めたらいいなと目標設定中。





この作品を読んで警察官に憧れを持つ者こそ警察官になるべき人間なのかもしれない!!
第二次世界大戦の5年後の1950年の3月3日、仮にも日本の女の子の節句でもあるひな祭りの日に(アメリ…




主婦探偵がミステリ大会?!で謎に出会ってしまったら・・・。
ジル・チャーチルの〈主婦探偵ジェーン・シリーズ〉の第14弾目の作品である。 このシリーズをすでに読…



タイトルだけ見ると奇をてらっているように見えてしまうが・・・
まず、本書のタイトル『英語貴族と英語難民』を見て、きちんとしたお堅い英語学習本とは思えないだろう。し…



復讐してみれば・・・後悔先に立たず。
『仮面同窓会』。まず、このタイトルに心を動かされて献本応募しました。 はじめに、この作品のあらすじ…




”最終的にはモノよりヒト”な作品
『A Fiower in the sky 』から『笑顔の花が咲く』へ翻訳されているところから、 正直…



「1日10分の家庭の習慣」でわが子が勉強のできる子に…。 実績のある著者からだからこそ言葉のひとつひとつに説得力があります。
30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行う家庭教師をしていた著者だからこそ、 書くことのできるア…



表紙絵とおりの素敵な書店に必ず出会えること間違いなし
本の街、読書家の聖地として計画的に開かれた町、ストーナム。 この町の中心人物から誘われて、移住してき…



相手を想い信じていれば、きっと…
この電車はきっと、人と人とをつなぐ、魔法の箱 なんていうサブタイトルにどんな著者の想いが含まれ…




著者のはじめの言葉から解説まで楽しめる作品
結成してから11年、30歳を過ぎ、もう若手と受け入れてもらえないところまで 追い込まれたお笑いコンビ…




お二人の本、2冊目も楽しみながら読了。様々な対談を纏めたもので、2人が出会ってから22年目の集大成。色々な年代のお二人が垣間見れて、自分と比べてみたり何度も読みたい作品。


中学生特有の自分自身に対する根拠のない自信がこそばかったり、痛さを感じたりした。このまま思春期のノリで救われない結末に至るのかと一時は考えたが、違った物語の締め方にホッとした。


ショートショートが34編おさめられた作品。どの編もブラックで厭な気分に流されながらも読後には思わずニヤリと口の端で笑ってしまった。特に印象深かったのは『特効薬』と『ブルドッグ』かな。

館シリーズ6作目。細かいトリック自体は、敢えてありきたりのものを持ってきて、作品全体に大がかりな仕掛けが施されていて、面白く読めた。

館シリーズの中でも読み応えのある作品。始まりからラストシーンまで圧倒され続け、数々の伏線の回収も見事になされている所、細かいところまで綿密に作られている所、惚れ惚れした。

宮部久蔵の生き様は現世であれば、素敵で誰もが憧れる存在だと思う。この小説が史実に基づくものでなかったとしても、憤ってしまう箇所があったり、思わず感動して涙がこぼれそうになったり、表情豊かな作品だった。

著者は、この作品は自分にとって思い入れのある作品と語っていたが、本格とはいってもこの手のものはあまり得意ではないかも・・・。

読む前は、あらすじを読んでサスペンスタッチのミステリーかと予想をしていたが、女性の細かい心理描写が緻密に描かれた作品で、読後もずっと心の奥にちくちくと突き刺さり私にとって、忘れられない作品になりそう。

冒険ファンタジーは、読み慣れてないとその世界観に入いることでさえ困難になってしまう。大人になってからより、小学校高学年ぐらいの時に読んでいたら、同じ登場人物のアナザーストーリーも読みたくなっただろう。

再読。なんとなくでしか覚えていなかったため最後のどんでん返しが来るまでは、騙されていた。作中作の小説とそれを読んでいる人物が分かった時の混乱。映像でなく、本でしか楽しめないミステリーを書く著者に感服。

殺人と動機のアンバランスさが本格ものっぽいなと10年以上ぶりに読んでみて、印象に残った。十角館の衝撃に比べれば、少し見劣りするかも…。でも過去と現在を順序だてて読み進ませていく工夫は、さすが。