ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く
とても参考になり勉強になる1冊。でも、著者の好みと自分が合うのかを知るのも大事かと。
私は高校生の頃から学生オケや市民オケなどに所属して、年に2桁の演奏会にのっていた弾く専門の「弾き専」…
本が好き! 2級
書評数:30 件
得票数:299 票
楽器担いだバイク乗り。猫を見るとまっしぐら。根っこはミステリ好きですが広く浅く色々とつまみ食い。芸術系やサイエンス系、面白ネタ本?も好きで雑食本読みかも。
とても参考になり勉強になる1冊。でも、著者の好みと自分が合うのかを知るのも大事かと。
私は高校生の頃から学生オケや市民オケなどに所属して、年に2桁の演奏会にのっていた弾く専門の「弾き専」…
霧に包まれたロンドン、車に残された装飾の施されたナイフとオペラの楽譜など様々な小道具により、酔ってしまいそうなくらい魅惑的な雰囲気が漂っていました。
マクドナルド首席警部は、深夜に引ったくりから女性を救った後、車を警視庁に置いて帰宅した。翌日、マクド…
重たいと敬遠していたミネット・ウォルターズ。大変読みやすくページターナーな面白さ。手のかかる2才児がいる中での細切れ読書でしたが、本を開く度にスッと本の世界に吸い込まれてしまう吸引力がありました。
バシンデール団地という教育程度が低く、ドラッグが蔓延して争いごとが絶えないというガラの悪い場所に引っ…
古き良き時代の上品な雰囲気が堪能できるミステリ
北村さんは大好きな作家で、円紫さんシリーズの上品で知的なオタクとでもいうのでしょうか、それがとてもツ…
しんしんと静かに雪が降りつもるように、静かに胸にしみいってくる作品で、大変素晴らしかった。
穏やかならぬタイトルであります。冒頭に旅行社が企画したツアーの参加者達が、反政府ゲリラの襲撃を受け拉…
すごいものを読んでしまったなぁ…このまま埋もれてしまうのは惜しい本
う~ん、すごいものを読んでしまったなぁ…というのが読み終えた直後の正直な感想です。知人にずっと前から…
構って攻撃の凄まじい1歳のちびちゃんがいる我が家。手軽にパパッと作れて、しかも美味しいという大変ありがたい1冊でした。
料理ブログを見るのが好きな私ですが、著者の事は全く知りませんでした。すみません(汗)でも、本書のレシ…
大阪人の私には郷土愛を刺激されまくりの本でした。
私は結婚を機に大阪を離れましたが、ずっと大阪に住んで育ちましたので、生粋の大阪人と思っています。大学…
秋になると思い出す、美しい日本語の小説。私にとって人生のお供の本になるような気がします。
運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した2人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、…
文字がないので読み手の感性によって、受け取り方が様々かもしれない、とても素晴らしいセンスオブワンダーに満ちた文字なし絵本。緻密な絵たちが雄弁に語りかけてきます。
twitterで翻訳家の岸本佐知子さんがオススメしていたので手に取った本です。絵本とだけ聞いていたの…
休職中の刑事の立場で物事の解決の手助けをしていく北海道が舞台の連作ミステリ。謎解きよりも心情の深い部分を描いて読ませるストーリーだと思うのです。
休職中の刑事に頼みごとをしてくる犯罪に巻き込まれた人達。以前、世話になって借りがあったり、昔の事件関…
庶民感覚が肝な、さり気ないごくごく普通の日常を描いた短編集。箸休み的な読書にいい安心して読める本でした。
舞台がイギリスだったりドバイの話もあったりするけれど、どれもさり気ないごくごく普通の日常を描いた短編…
本書で言う美しさとは見た目の美しさではありません。でも、その美しさに気づくと雷に打たれたような感覚が。知的好奇心を刺激されまくりのとても面白い本で、学生の時にこの本を読みたかった…
<フィジックス・ワールド>という国際的な雑誌の読者に一番美しいと思う実験を挙げてもらうように頼み、た…
コミック派の方もアニメ派の方もドラえもんを知っている人なら誰でも楽しめる本。新たなドラえもんの世界が見えてきます。
キティちゃんやリラックマなど人気のキャラクターってたくさんありますが、私が一番好きなキャラクターは、…
宝くじに当たったらどうなる?とてつもない秘密をはらんだストーリー。読後、凄いものを読んだという確かな感覚が残りました。
主人公 古川ミチルは書店員。年上の彼氏 久太郎がいるが、同時に月1ペースで出張にやってくる出版社勤務…
雪がしんしんと降り積もるようにとても美しく静かな物語。でも時々激しく炎が揺らめくような。母と娘の呪われた血の物語
みどりのゆびを持っておらず、植物オンチの私はこの本が出た時に初めて七竈という植物の存在を知ったのでし…
ネオンのような色彩とガラス細工のような美しさ。人の手で作ることの出来ない精緻な美しさも持っていて、生命の神秘や神聖なものの世界を見ているよう。まさに芸術作品です。
標本と聞いてイメージするのは、暗い理科室でホルマリン漬けになっているカエルとかそういう感じでしょうか…
京都という土地だからこそ、宵山という特別な日だからこそ成り立つ不可思議で幻想的なストーリー。モリミーの妄想世界に欠かせない小道具たちが万華鏡のように煌びやかな世界を作り出しています。
私は京都の烏丸で働いていた時期がありました。終電やタクシーで帰宅が当たり前のような職場だったので、夜…
海外が舞台の連作ミステリ。その土地とそこの文化や宗教が必然であって、その土地独特の、そして、その土地ならではの考え方などが上手く謎解きと絡まり合っていて、異国情緒たっぷりでとても上質なミステリ
5作からなる連作短編ミステリです。 まずは、綾辻・有栖川・辻、三名の選考委員が激賞したという「砂漠…
目は口ほどにものを言う。「目ぢから」のある黒猫の魅力を余すところなく伝えている猫好きさんにオススメな写真集
まず表紙の写真に心臓をズキューンと射ぬかれます。見開かれたパッチリおめめに瞳孔の開いた丸く大きい黒目…