鉄の骨
建設業界の談合がテーマの本。お堅い企業小説かと思いきや、とても読みやすく業界の知識ゼロの方でも面白く読める作品。
私は、どうも根が真っ直ぐな所があるので、裏方工作とか物事を円滑に推し進める為の根回しのような、ワンク…
本が好き! 2級
書評数:30 件
得票数:299 票
楽器担いだバイク乗り。猫を見るとまっしぐら。根っこはミステリ好きですが広く浅く色々とつまみ食い。芸術系やサイエンス系、面白ネタ本?も好きで雑食本読みかも。
建設業界の談合がテーマの本。お堅い企業小説かと思いきや、とても読みやすく業界の知識ゼロの方でも面白く読める作品。
私は、どうも根が真っ直ぐな所があるので、裏方工作とか物事を円滑に推し進める為の根回しのような、ワンク…
時の流れが曖昧なような揺れている所が、よりいっそう魅力を高めている美しくて優雅なゴーストストーリー。
実際に恐ろしい何かが起こって飛び上がるような驚き・怖さがあるのではなくて、先が読めてしまうというので…
フィンランドの人達の森との関わりの深さを伝承や詩、神話を交えながら木の民として生きる人達を文化的・精神的な側面から伝えている本
NHKスペシャル「世界里山紀行・フィンランド・森・妖精との対話」の原書となり、フィンランドで「もっと…
温かい人情話に心がほだされ読後感がよく、ミステリとしてもきっちりと構想が練られた非常に上手さを感じる作品
本書は加賀恭一郎シリーズの8作目。 長編かと思っていたら連作短編集だったのですね。でも読み終わって…
古今東西の純文学やミステリの中から音楽や音楽家を扱った作品を取り上げ、音楽との関わりを読み解き、独特の感性で思いが綴られているブックガイドエッセイ
第25回講談社エッセイ賞受賞作品。 本書は『図書』に連載されていたものに加筆をし、書き下ろしを一編…
こげぱんの作者による色々なトーストの食べ方を提案したレシピ本。絵本のようなレシピ本で、子供から大人まで楽しめる実用的な本。
我が家の朝食は5時半スタートです。毎日トーストですが、いつもジャムかバターを塗ったりベーコンエッグを…
「頼みましたよ。」「頼まれました。」人の想いが長い年月をかけて結実する所に胸が熱くなる、天意という名の設問を解く物語
私は高校の時に日本史を選択しなかった事もあって、非常に日本の歴史に疎い人です。だから時代小説・歴史小…
美術オンチな私ですが、そんな私でも興味深く面白く読めた本。むしろ美術に疎い人が読んだ方が色々と発見があって面白い本なのかも?
私はかなりの美術オンチで、犬の絵を描けば馬に見えるくらい絵が下手で中居画伯並みです。(苦笑)なので、…
古書店が舞台でリドルストーリーである小説を探し出すという設定だけでも本好きの血が騒ぎます。作中作が非常に読み応えがあり文学ミステリという印象も。終盤での推理を読むとただただ構成の巧みさ・上手さに感嘆
古書店が舞台でリドルストーリーである小説を探し出すという設定だけでも本好きの血が騒ぐとでもいいましょ…
心中がテーマとのことだけど恋愛小説とも言えるかと思います。でもやはり死の色や気配が濃厚なのです。心中って恋愛においての究極の束縛なのだな。どれもテイストが違って著者の上手さやセンスの良さを感じる作品。
7つの短編が収められた心中がテーマの短編集です。 最初の「森の奥」では、樹海で自殺しようと思ってや…