完訳 ファーブル昆虫記〈1〉




「春」といえば「昆虫記」なのである。
毎年春になるとゾワゾワと読みたくなって開く本がある。それはファーブルの『昆虫記』。本棚が整頓されてい…

本が好き! 1級
書評数:117 件
得票数:569 票
ノンフィクションであれ、フィクションであれ、心や頭が愉快になる本が好きだ。




「春」といえば「昆虫記」なのである。
毎年春になるとゾワゾワと読みたくなって開く本がある。それはファーブルの『昆虫記』。本棚が整頓されてい…





生命を求める面白対談。気軽に読めてなおかつディープ。
地球外生命は存在するか?以前は「この広大な宇宙のどこかにはいるんじゃないの」くらいの興味しかなかった…





脳、身体、環境は一体なのだ。
タイトルといい表紙デザインといい、軽い読み物だろうなと見当をつけ寝転がって読み始めたら……、途中から…





アンチエイジングが気になる?なら『ミトコンドリアのちから』 に注目!
最初に恥ずかしい話をしちゃおう。本書を読んで以来、コエンザイムQ10のサプリメントを摂るようになった…





こんなにニタニタしながら夢中で読ませてくれる科学モノを書いてしまうとは、川上和人氏は稀有のエンタテナーなのである。
これぞ科学エンタテイメント!だね。超面白恐竜本。それもうれしいことに国産。こんなにニタニタしながら夢…





危うく騙されるところだったじゃないですか。この何の変哲もないタイトルの中に、凄まじくエキサイティングな話題が展開されていようとは。
危ないあぶない。危うく騙されるところだったじゃないですか。『新しいウイルス入門』、この何の変哲もない…




数学の世界では、「できない」と言い切ることも賞賛される。
ビジネスマンにとって「できない」は禁句である。上司がどんな無理難題を与えられたとしても、そこで「でき…





ウイルスはあなたのDNAにも大量に侵入している!
「ウイルス」と聞いて恐怖心を煽られる人は大勢いるに違いない。ぼくがそうだ。AIDS、エボラ出血熱、イ…




人類の全てを予測する天才、ハリ・セルダンは現れるのだろうか。
人類の未来を数学的に予測、制御することは可能か?この問いについておもいっきり夢が膨らむ。 アシ…





科学ノンフィクションを越えた面白さ!著者マイク・ブラウンの正義を貫く科学者魂と家族を愛する可愛らしさにもうメロメロなのだ。
科学ノンフィクションを越えた面白さ!なぜなら人の息遣いがビンビンと聞こえてくるから。著者マイク・ブラ…




そうそうたる知の巨匠たちから価値ある意見を引き出すインタビュアー、吉成真由美氏の力量に感服する。
豪華である。よくもまあこれだけそうそうたる大御所たちへのインタビューを取りそろえられたものだ。知の巨…




宇宙を知るって大事だと思うんだ。
「天文宇宙検定」とはなんとも心くすぐる名称である。 太古の昔から人類は天体を眺め、それを拠り所にし…




面積や体積を求めようとして、反射的に積分しちゃうような方にはいいかも。鼎談メンバーに安野光雅さんが加わっていることでグッと面白くなっています。
「美」「幾何」「安野光雅」と、心くすぐられる3つの単語が目に留まったのが読んでみたくなった理由。な…




本書は素粒子物理学を解説する入門書ではなく、素粒子物理学の「凄さ」を紹介する本だ。著者村山氏の「機構長としての使命感」にあふれている。まかり間違っても仕分けられて予算削減なんてことは絶対避けたい、という切実な気持ちがとても熱い。
「宇宙とは何か」「宇宙はどのように始まり今どうなっていてこれからどうなるのか」「宇宙を支配する法則…



本自体もちろん愉しめるのだが、読んでよかったなあと思うのは著者を知ったこと。氏は日々古生物学の情報を追っかけては、精密な復元画を描き続けている。描くのが愉しくてしかたないといった様子を想像するとこちらまで愉しくなってきた。
かつて確かに地球上に存在していながら、今はなき動物たち。なんかワクワクするんですよね。DNAに刻み…




細胞一つ10μmほどの微小な空間に多数のパーツが詰め込まれ、化学反応とエネルギーの受け渡しが繰り返されている。自分はこんなふうにして生きているんだなあ、と思えるだけでも本書を読んでみる価値あると思う。
理科と音楽とを強引に対比させると、物理はクラシック、生物はジャズって感じがするんだよね。たいした根…





天才数学者の心の内を解き明かそうとする意欲的な一冊。普段伺い知ることができない数学界を垣間みれ貴重な文献でもある。読んでよかった。
数学の超難問ポアンカレ予想を証明した、なのにフィールズ賞受賞を辞退。それどころか世間とのつながりを…





物理学の流れを把握するのはもちろん、神についてあれこれ考えるのにも役立った好著。ビッグバンが本当だとしたら、そのトリガーを引いた「何か」を神と呼びたい。
『宇宙創成』『異端の数字』などを読んでいると、様々な場面で神が登場する。西洋科学は神の意図を理解す…





ゼロを主役に、古代から現代宇宙物理までを一気に駆け抜ける数学、物理、哲学ドラマ。
いやー、すごい!ゼロ(と無限大)で哲学史を俯瞰しちゃうのだから。本書は好著揃いで定評のある「数理を…





自分の手で物を作ろう。作るという経験がなければ、工夫やコツ、そんな大事な感覚が失われていく。
近頃世間では、物を作る機会がめっきり減っている。自分の欲しいもの(それに近いもの)がたいてい商品と…