ひたむきな人のお店を助ける 魔法のノート

急遽店長代理となった主人公が、父が送ってよこしたノートに書かれたヒント頼りにお店立て直しに挑む。この本自体が状況を打開するヒントとなるかも
主人公がバイトをするお店で問題発生。店長が倒れ、主人公が代理店長となることに。さらに銀行から借りたお…

本が好き! 3級
書評数:35 件
得票数:32 票
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急遽店長代理となった主人公が、父が送ってよこしたノートに書かれたヒント頼りにお店立て直しに挑む。この本自体が状況を打開するヒントとなるかも
主人公がバイトをするお店で問題発生。店長が倒れ、主人公が代理店長となることに。さらに銀行から借りたお…

独特の不気味で怪しげな世界観のもと語られる短編集。幻想的な、神秘的な作品。クトゥルフにつながる作品もいくつか収録
基本的にはそれぞれが独立した短編だが物語が展開される舞台で三つに分けられる。ヒュペルボレオス、アトラ…


主人公のカモメ、ジョナサンはとても風変わりなカモメ。食べることよりも飛ぶことをひたすら追い求める。寓話のようでいてどこか宗教的なにおいも感じさせる一冊
「ほとんどのカモメが、飛ぶことに関して学ぶのは、いちばん単純な事実だけだ。海岸から食べ物のあるところ…

筒井康隆の短編作品。SF要素のない短い話。刑務所帰りの祖父、謙三の活躍が読んでいて痛快。気持ちよく読めた

相変わらずの筒井康隆。批評論についてはついていけないところもいくつかあった。 本物の文学部教授が読んだなら何を思うのだろうか?


アパートのベランダなどでもできる野菜の育て方について書かれた本。初心者向けの丁寧な解説と多くの写真、イラスト。見ているといろいろやってみたくなる。そんな本
これはあくまで読んでみての感想。野菜の育て方という、ハウツーについて書かれた本である以上実際にやって…



「私たちはそれぞれ、自分だけのオースティンを持っている。」 書き出しの一文がすばらしい。訳者あとがきにあるようにまるでオースティンのよう。




対話、という形で神話について語っている。ただ単に読んだ、といよりも体験した、という感じ。示唆に富んだ本。まさに一生かけて読みたい一冊
対話、という形式で話が進んでいく。元々はアメリカのテレビ番組で、それを文字に起こしたもの、ということ…




TPPとは何なのか?今までの貿易協定とは何が違うのか?世界で何が起こっているのか?貿易とは?戦略とは?これからの日本は?TPPを契機に、様々なことを考えさせられる一冊
TPPとは何なのか? 去年の終わりころから急に耳にするようになったこのTPPという言葉。気が付けば…



とあるお嬢様学校の読書クラブを舞台にした短編。それぞれ下地となる文学さん品があり、それをなぞるように話が進む。時代の移り変わりとともに変わっていく乙女たちの姿も面白い




ドーピアという名の惑星で繰り広げられる非地球生命体バシアンとの戦いを描いたSF作品。なのだが、戦争ものの暗さや、重々しさとは皆無。三人と一輌の戦車に終始振り回されて読み終えた



![一九八四年[新訳版]](https://m.media-amazon.com/images/I/41ZAgdWin2L._SL160_.jpg)
村上春樹じゃなくてジョージ・オーウェルの1984年。その新約版。ディストピア小説だとは聞いていたが、それだけでは表せないほど衝撃的だった。ビッグ・ブラザー、思考警察、二重思考。強烈




著者としては、知的生産の技術、についての理論・問題提起として書いたようだがハウツーの要素も多い。古さを感じさせるところもあるが、それでもこの本は時代を超えていく名著だろう
構成としては二つに分かれる 前半は知的生産をするための装置・道具についての話。後半は読み書きについ…

かなり衝撃を受けた。この最後の場面でああいう選択がなされるとは。この世界はこの後どうなっていくのか。これがはたして幸福な選択だったのか





かなりハードなSF。日本人でこういうSFが書けるというのは衝撃的だった。作者がデビューして二年で早逝してしまったのがあまりにも残念


日本の国家・社会を、将来、どのような姿にすべきか。本書のテーマはすべてここに端を発している。著者の危機感・問題意識がひしひしと伝わってくる
あまりこの手のビジネス書は読んだことがなかったので少しとっかかりづらかった。著者の感じている危機感・…




本をめぐるお話し。基本的には一話完結型だが一つの事件が一本の大きな縦糸となって物語を貫いている。自称本好きとしては本を巡るお話、と言われて興味を抱かずにはいられない




自由と孤独の問題について。人は歴史を通じ、自然による束縛から脱却し、より自由な方へと進んできた。けれどそれが人を孤独にし、不安と無力感を生み出している。自由の重荷を感じるすべての人へ




SF作家神林長平の長編第一作。アンドロイドたちによって生かされている人間たち。そしてアンドロイドたちの間でささやかれる終末論。あなたの魂に安らぎあれ
舞台は火星のに広がる破沙空洞市。過去の人間たちによって人間を神として人間に奉仕するために作られたアン…



SF冬の時代と言われた90年代が終わり。迎えた00年代。次世代作家型のリアル・フィクション。10年代に入った今、00年代のSFを振り返る
8人の作家の短編で構成された00年代のSF短編集。もし一人でも好きな作家がこの中にいるなら読んでみる…