天皇のページェント 近代日本の歴史民族誌から
酒井直樹氏の著書の中で紹介されていた著者の名前を地元の図書館で検索して見つけた本です。 日本の伝統文化と言われるものが、明治時代に創造されたことは、ある程度は認識してましたが、これほどとは。
まえがきに「本書の発端」についての記載があり、それによると「近代日本のナショナリズムが誕生するうえで…
本が好き! 1級
書評数:860 件
得票数:6032 票
全体主義って過去の遺産だと思っていたら、とんでもない間違いだと気付き始めている今日この頃です。怖い怖い。それと、この国の人権の歴史を調べてみたいです。
酒井直樹氏の著書の中で紹介されていた著者の名前を地元の図書館で検索して見つけた本です。 日本の伝統文化と言われるものが、明治時代に創造されたことは、ある程度は認識してましたが、これほどとは。
まえがきに「本書の発端」についての記載があり、それによると「近代日本のナショナリズムが誕生するうえで…
上野千鶴子著書探訪は、続行中です。 今回は、信田さよ子さんとの対談集です。
本書は、ある団体から図書館から排斥すべき本ということでリストアップされていたとのことです。 何故、…
本書は、酒井直樹氏の著書の中で、帝国主義かつ植民地時代のわが国の状況が描かれているとのことで、手にしてみました。
北原白秋の生涯と詩歌を縦糸に、当時のわが国の状況を横糸にして、戦前・戦時期のわが国の社会状況等が描か…
上野千鶴子ワールド探訪記の続きです。 これまで上野さんの本を読んできたからでしょう、わりとすんなりと頭に入ってはきました。 本書も男性であることを考えさせられる一冊でした。
本書を読み終えて、これまで読んだ上野さんの別の本でも感じたことですが、男としてこれまで生きてきました…
本書も菅野完氏の「朝刊チェック」で紹介された一冊です。 信田さよ子氏の著書としては、3冊目です。
本書のテーマは、「はじめに」に書かれていますが、「傷つくこと」です。 これまでの自分の半生を振り返…
本書も菅野完氏の朝刊チェックで紹介された作品です。 著者の著書とは、かれこれ30年前になると思いますが、久々に手にしてみました。
かれこれ30年程前に「庶民史」に興味を持ち、色々と図書館を渉猟した記憶があります。 その時に、本書…
上野千鶴子氏著書の探訪記継続中です。 本書は、著者のライフワークであるフェミニズムについて、60代までに発表された「時局発言集」です。
著者が20代の時に出会った「フェミニズム」が、40代を迎えたので、論語曰く「不惑」の年だから、このタ…
人生一度は、読んでおくべき本だと思い、まずは第2巻から読み始めました。 著者の本は初めてなので、読み進むのに、かなり時間を要しました。
死ぬまでには読んでおきたい本だと、以前から思っていた本書です。 一念発起して、興味のある第2巻から…
本書は中日新聞に掲載した「南海トラフ80%の内幕」と2020年に掲載した「南海トラフ揺らぐ80%」の二つの連載企画記事を基に大幅に加筆した調査報道です。
本書の存在は、菅野完氏の朝刊チェックで取り上げられたことで知りました。 本書に出会うまでは、ネット…
上野千鶴子氏の著書探訪。 今回は、女性3 人による男流小説家の作品に対する批評です。 まぁ、辛辣な批評が満載です。
本書で俎上に上った作品は、かつて読んだことのある作品や未読の作品でした。 吉行淳之介氏の作品は、学…
上野千鶴子著書探訪中、本書は、著者が興味を持っている下着(性器を覆うものーすなわちパンティ)についてです。 出版は1989年で、著者が30代の時の作品です。
30代の著者が当時興味を持っていた下着に関して、歴史・家族・現代・心理・生理の視点から、著者の研究結…
「南京事件」について、元新聞記者さんが書いた本ということで、手にした一冊です。 当時の新聞記者が南京事件について、「何を書き、何を書かなかったか」に焦点が当てられた内容です。
序章において、著者が本書を書こうとした動機を書いている。 それによると、南京への途上においては、略…
上野千鶴子著の探索継続中です。 本書は、著者の女性学に関する論文集です。
本書に掲載されている論稿は、1979〜1985年までに著者が女性に関して書いた主要なものは、全て収録…
著者による解説文を中心にまとめた、23年ぶりの文学をテーマにしたのが、本書です。
「解説文学」という言葉があることを本書で知りました。 そして、本書は、著者がこれまで書いてきた文庫…
現在、上野千鶴子さんの著書探訪中。 今回のテーマは、「文学」です。
上野千鶴子さんの本を読み始めて改めて思ったのは、学者としては当然のことなんだろうけれど、文章の深読み…
本書は、栗本慎一郎さんに誘われて、著者がカッパブックスからレビューした一冊であり、 著者曰く、「わたしの記号論に対する知的な関心と、女性学に対する情緒的な関心とが、うまくドッキング」した本とのことです。
本書のきっかけは、アメリカの社会学者ゴフマンの「ジェンダー・アドバタイズメント」を購読し、彼女の方法…
タイトルに惹かれて、手にした一冊です。 戦前のわが国は、統治者による被統治者への差別と抑圧の社会で、今も続いている。
本書に収録された一章を深掘りすると、その一章だけで1冊の本になる内容だと思います。 (実際に、1冊…
上野千鶴子著作探訪は、続いています。 本書のテーマは、著者自身が本書の解説の中で書かれていますが「近代と家族」です。
本書に収録されている大半の論考は、主に1980年代から90年代と、今から3、40年前の作品ということ…
石井妙子さんが、取材に5年をかけて書き上げた一冊です。 本書の主人公は、上羽秀(通り名おそめ)さんの評伝です。
本書の存在も菅野完氏のおすすめの一冊です。 石井妙子さんの存在も知らずに、これまで生きてきましたが…
本書の存在も、菅野完氏のYouTubeの紹介で知りました。読み終えて、隠遁時に原節子さんが読んでいた本て、なんだったんだろうということに興味を持ちました。
原節子という名前は、母親から聞いたのが最初だったと記憶する。 綺麗な女優さんだということの印象があ…