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有坂汀

有坂汀 さん

本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40313 票

有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。

書評 56ページ目(2673件中 1101~1120件目)

カウントダウン・メルトダウン 上

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カウントダウン・メルトダウン 上

本書は福島第一原発事故の「世界を震撼させた20日間」をノンフィクションとして描きだしたものの上巻になります。読みながら「あの日」に立ち戻ってしまったようで、戦慄してしまいました。重量級の一冊です。

本書を読んでいると、「あの日」。そう、「3・11」以後から20日間に起こった出来事の数々がありありと…

投票(21コメント(0)2014-04-10

居酒屋百名山

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居酒屋百名山

太田和彦さんの居酒屋本です。この人の書く居酒屋とそこで働いている人たちや客、そしておいしいお酒と肴の数々には「僕もいつかこういう旅がしてみたい」と思わせます。こういうところにいつか行ってみたいですね。

性懲りも泣く居酒屋に関する本ばっかり読んでいる僕がいます。あとがきによるとこの作者による「居酒屋」に…

投票(16コメント(0)2014-04-10

絶対貧困―世界リアル貧困学講義

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絶対貧困―世界リアル貧困学講義

1日1ドル以下で暮らす人間と寝食を共にして書いた作者のルポです。書かれてある事一つ一つが衝撃的で読んでいて唖然とさせられますが、日頃私たちが目にすることは決してないだろうという世界が展開されています。

この本を最初に手にとって見たのは少し前になるんですけどね。今回この記事を書くために再読してみたのです…

投票(16コメント(0)2014-04-09

さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

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さとり世代    盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

本書は「さとり世代」の若者たちの実像を、30時間超の徹底討論でその実態に迫る物です。彼らの話を虚心坦懐に読んでいると凄まじいばかりの「溝」を感じてしまい、もう自分は「若者」ではないことを痛感しました。

正直に申し上げますと、僕は本書を以前、途中まで読んではいたものの、放り出してしまい、そのままになって…

投票(18コメント(0)2014-04-08

知の武装: 救国のインテリジェンス

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知の武装: 救国のインテリジェンス

東京五輪と舞台ウラ、金正恩の本音、プーチンの「倍返し」、安倍首相の「誤解」、CIAの内側…。手嶋龍一、佐藤優の『情報のプロ』が見ると世界はこんなにも違って見えてくる! 対談本の第3弾であります。

本書は手嶋龍一、佐藤優の両氏が2006年の『インテリジェンス―武器なき戦争』(幻冬舎新書)、2012…

投票(13コメント(0)2014-04-08

FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学

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FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学

「人間ウソ発見器」の異名をとる元FBI捜査官が人々が見落としている感情や考えを表すしぐさの意味とそのメカニズムを解き明かす! とありますが一般生活でこういうことを見抜かれると思われるのは空恐ろしい。

この本は、『ノンバーバル・コミニュケーション』 といいまして、要するに人の現在行っているしぐさなどか…

投票(22コメント(0)2014-04-07

滴り落ちる時計たちの波紋

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滴り落ちる時計たちの波紋

芥川賞作家・平野啓一郎氏の短編集です。ネット展開するザムザ、引き篭もり世代の真情あふれる「最後の変身」から、ボルヘスの〈バベルの図書館〉を更新した「バベルのコンピューター」まで、実験的な作風です。

本書は芥川賞作家・平野啓一郎氏の短編集です。平野氏がデビュー作であり、芥川賞受賞作でもある『日蝕』を…

投票(17コメント(0)2014-04-05

カラマーゾフの兄弟 4

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カラマーゾフの兄弟 4

亀山郁夫教授の新訳によって甦った『カラマーゾフの兄弟』第4巻です。フョードル殺害犯として逮捕されたドミートリーのまわりで蠢く人々。法廷劇であるはずなのでロシア民族の根源的な話になっていくのは圧巻です。

亀山郁夫教授による新訳によって現代の日本に甦った「世界文学の最高峰」との呼び声高い『カラマーゾフの兄…

投票(19コメント(0)2014-04-04

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、名前を聞くだけでも頭が痛くなるような哲学者の話がサンデル教授の手にかかるとアーラ不思議。ものすごく今日的な内容になってしまいます。

先日やっと読み終えました。内容もさることながら扱っているテーマも当難しいものです。しかし、いろいろな…

投票(17コメント(0)2014-04-04

なぜ彼女はこの店で買ってしまうのか 女に愛されて儲ける5つの法則

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なぜ彼女はこの店で買ってしまうのか 女に愛されて儲ける5つの法則

本書は「エクスペリエンス・マーケティング」を提唱する筆者が女性の思考パターンの分析から、女性客を虜にするマーケティングの知恵を紹介する物です。「理解」出来る部分と「共感」が出来ない部分が相反しました。

『「モノ」を売るな、「体験」を売れ』 などで知られる「エクスペリエンス・マーケティング」を標榜し、…

投票(18コメント(0)2014-04-03

帝王星

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帝王星

夜の覇権を競って火花を散らした立花と藤堂の物語がこの本で完結します。こういう終わり方でこれはこれでよかったかなと思わせる読後感でした。いつもは見ない世界の裏側を見るという 意味ではいいのではと思います。

「黒い太陽」 「女王蘭」に続く立花と藤堂の戦いがこの本を持って完結編となります。栄華を極める立花と「…

投票(17コメント(0)2014-04-01

女王蘭

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女王蘭

復讐を誓った女、カリスマと呼ばれる女、「風俗王」の異名をとる男、その座を奪おうとする男。ドラマ化もされた『黒い太陽』の続編である本作は一人のヒロインの軸に夜の覇権を巡る壮絶なバトルが繰り広げられます。

本書はドラマ化もされた夜の世界の覇権を巡る男女を描いた『黒い太陽』の続編です。おそらく、「ノワール」…

投票(18コメント(0)2014-04-01
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