おこさま人生相談室 おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました



大人の悩みを子どもが解決できる? いえいえ、侮ってはいけません。子どもの言葉に癒されることだってあるのです。
「おこさま人生相談室」というタイトルを聞いて、多くの人は「子どもの悩みに大人が答える本」だと思うか…

本が好き! 1級
書評数:706 件
得票数:11423 票
定年後の第2の人生を好きな本に囲まれて過ごしたいと、図書館司書になりました。
最近は町田そのこさん、青山美智子さん、寺地はるなさん、古内一絵さんなどハートウォーミングな小説をよく読んでいます。
社会問題や科学、歴史、芸術、心理学にも興味があります。
特に、激変する未来に「社会がどう変わっていくのか?」ということに関心があって、人工知能と人間の関係、家族関係、医療の進歩、女性の社会進出、未来社会を見据えた教育のあり方に関連する本もよく読みます。



大人の悩みを子どもが解決できる? いえいえ、侮ってはいけません。子どもの言葉に癒されることだってあるのです。
「おこさま人生相談室」というタイトルを聞いて、多くの人は「子どもの悩みに大人が答える本」だと思うか…




「平等」を実現するには、社会の仕組み、個人の考え方を変えていかなくてはならない。
貧困の連鎖について考えていて「平等って何?」という疑問にブチ当たった。子どもの能力は親からの遺伝や…



「親ガチャ」ーー子どもは親を選べない。お金の問題だけでなく、いろんなところが親と似るから貧困から抜け出せない。
「親ガチャ」という言葉が一時期、流行りました。親や家庭環境は子どもの人生に大きな影響を与えるのに、…




砂漠のイメージがあるサウジアラビアですが、紅海沿岸は高級リゾート地なのです。いつか行ってみたいけど、どんな国?
気が早いと言われそうですが、5年後の万博はサウジアラビアで開かれます。 だからでしょうか、サウジ…


「常時接続」が辛いと感じている人が読むと良い本。だけど“哲学書”なので、読むには覚悟が必要。
「つながっているのに寂しい。「常時接続の世界」を生き抜くために」 オビにあったキャッチコピーにつら…



AIを活用しながら、「ずっと学び続けられる大人になること」が大事。
ChatGPTの入門書は数多く出版されていますが、サブタイトルに「14歳から考えるAI時代の学び…





人型ロボットを作ることは、「人とは何か」を突き詰めて考えることにもなる。ロボットに心は芽生えるのか?
石黒浩さんがプロデュースした大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの未来」を見てきました。…





“アンパンマン”の作者、やなせたかしさんが自らの人生で大切にしてきた言葉。
やなせたかしさん夫妻を主人公にした朝の連続ドラマ小説『あんぱん』が始まりました。“アンパンマン”の…



世界の宗教・神話の“前提条件(押さえておきたいポイント)”がわかって理解が深まる。
宗教(特に一神教)が人類を不幸にしていると思っている。本来なら人を救うものなのに…。宗教に批判的立…




男らしさ、女らしさ。作られた性差が世代を超えて継承されていく。
前に 『つくられる子どもの性差』 の書評を書きましたが、この本も同じ主旨の内容です。男の子らしさ、…



「心は存在しない」はずはない!、と思いながら読む。
「心は存在しない」なんて言うと、「そんなはずはない!自分にもある」と反論されそうです。私もそう思い…





ChatGPTは社会に衝撃を与えましたが、これはまだ序の口。生成AIによって世の中はどう変わっていくのか? 東大で1番売れた本!
いま私たちは世の中が大きく変わる時代を生きています。シンギュラリティとも呼ばれていますが、人工知能…




親や周りの大人の何気ない言葉や態度で“男らしさ、女らしさ”は作られていく。子どもたち一人ひとりが自分らしく生きられるようにしてあげることが大切なのではないでしょうか?
結論から言えば、 ・男性と女性の脳と心にほとんど性差はなく、それより個人差の方が大きい。 ・わ…




他人と接することが苦手で、主体性がない。日本の将来は大丈夫かと心配になりました。
タイトルも刺激的だけど、内容はもっと衝撃的だった。 現代の子どもたちがおかれた状況を、幼稚…



自分の“好き”とか“嫌い”という気持ちを大切にすること。それが「幸せへのセンサー」。
幸せになるにはどうすれば良いかを問う吉本ばななさんのエッセイ。 高所からの教訓的な話ではなく、吉…




ただ話を聞くだけでは“傾聴”とは言えません。カウンセリングの基本である“傾聴”がわかりやすく理解できます。
「マンガでやさしくわかる」シリーズの心理学関連の本はわかりやすくて役に立ちます。 傾聴とは、相手の…




カウンセラーを目指す東雲未来さんの奮闘と成長の物語を通して、カウンセリングのことがわかる。
カウンセリングに興味があってこれまでにも何冊か読んでいますが、この本はカウンセリングの本質を端的に…





ゲームの勝負を描いたミステリ。外見はゆるふわ系女子だけどゲームになると頭脳明晰、相手の心理を読んで勝利する女学生、真兎の青春物語。
学園物ミステリ。犯人を追うミステリではないけど、ゲーム対戦相手の心理を読んで追い詰めていくというス…




自由な学び、「好きなことをして良いんだよ」と子どもたちに伝えたい。
起業家の孫泰蔵さんが若者に贈る“学び”の本。 「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」「なぜ学校に行…



技術者である西垣さんがAIが人間を超越することに否定的なのは、それだけ危機感を持っているからだろうか?
「生成AIは日本をどう変えるか」というサブタイトルだったので技術的な話かと思っていたのだが、哲学的な…