本が好き!ロゴ

閉じる
ムーママ

ムーママ さん

本が好き! 1級
書評数:273 件
得票数:2307 票

年齢の壁の前に、すぐ忘れてしまいそうになる感想を書きとめようと思って書きはじめた書評ですが、献本を受け取ることで自分の本選びの幅もひろげられた様な気がします。皆さんの書評で気になったのものもメモって図書館に行ったり、このサイトに出会ってよかったなと思っています。今後もよろしくお願いします。

書評 (273)

反日種族主義 日韓危機の根源

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

反日種族主義 日韓危機の根源

「韓国人が批判する韓国」と言う触れ込みで、私の周囲でも随分買って読んでいるひとが多い。本書を冷静な韓国人の考察とするなら、私たちも冷静に何が真実で何をすることが両国の将来の世代に必要なのかを考えたい。

 反日種族主義―確かに隣国韓国のチームの日本に対する闘争心は尋常ではないと良く感じていた。でも最近感…

投票(11コメント(0)2020-02-09

安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由

森友国有地売却を取材し、スクープと思われた記事が放送できなかった。その舞台裏と取材記者の想い。ペンタゴンペイパーズを思い起こすような…しかしどちらかといえば孤軍奮闘な記者の想いですね。

 安倍首相の会見はいつも3人ほどの記者の質問でお茶を濁される。そしてその質問をいつもできる一人はNH…

投票(9コメント(0)2019-02-02

不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲

3月10日東京大空襲。70年以上経た今も不発弾が見つかる、その劫火の空襲から不思議な力で家族を救った少年の物語。戦後生まれの作家が綴る克明な記録に戦争体験を継承しようとする意志が感じられた。

作品は作家の想像力によってつくられる。そのことを改めて感じさせてくれる作品であった。1960年生まれ…

投票(14コメント(0)2019-01-17

10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか

世界では当然のように少女たちに、少年たちに摂取されているワクチンが日本ではわずか1%までに落ち込んでいる。そのわけは何なのか、その背景を探る村上医師の労作です。

本書は子宮頸がんワクチンの薬害被害の訴えに対し、研究者の側から疑問を呈し続けている村中医師の初めての…

投票(5コメント(0)2018-06-04

すべての見えない光

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

すべての見えない光

ごみ捨て場から拾ったラジオから聞こえる物語と音楽。二つの国の若者につながる物語はここから始まる。ナチスが狙う宝石をのありかはどこなのか、スリリングな展開の中に壮大な人間ドラマもまた描かれる。

ナチスの時代を描く青春物語と言ってもいいのだろうか。ラジオから聞こえる音楽と朗読、それを介して少年と…

投票(20コメント(0)2017-02-06

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―

世界はポピュリズムに支配されているとは言うけれど、本当は指導者の言葉が軽く虚しいものになっていて、それを受け止める私たち一人一人の感受性もまた鈍っているのかもしれません。良い社会を残したいものです

自分がいくつになった時から、自分ではない者‐つまり未来に対してものを思うようになったのだろうか。社会…

投票(6コメント(0)2016-12-08

幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―

世界はポピュリズムに支配されているとは言うけれど、本当は指導者の言葉が軽く虚しいものになっていて、それを受け止める私たち一人一人の感受性もまた鈍っているのかもしれません。良い社会を残したいものです。

自分がいくつになった時から、自分ではない者‐つまり未来に対してものを思うようになったのだろうか。社会…

投票(3コメント(0)2016-12-08

「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法

「家栽の人」この原作のライターが自分の歩んできた道を振り返り、そしてこれからの社会に出ていく若者や少年たちに呼びかける遺言。作品と同じく静かに語られるその想いは、常識と言う言葉の反対にあっても激しい。

毎話に植物と虞犯少年が出てくるこの劇画、少年は植物に注ぐ愛情と同じように根気よく手をかけて育てられな…

投票(16コメント(0)2016-10-05

米軍基地がやってきたこと

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

米軍基地がやってきたこと

沖縄のニュースを見るたびに何かできないかと思う。沖縄を考えることは米軍と世界を考えることでもある。何かを絶対とすることは強権をもって排除という論理につながる。大切なものを落としてほしくはない。

米軍基地が世界中に張り巡らされていることをこの本を手に取るまで私はほとんど知らなかった。何百もの基地…

投票(19コメント(4)2016-09-08

帰ってきたヒトラー 下

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

帰ってきたヒトラー 下

新聞で読んだ映画評。図書館で見つけた原作もまた十分に面白かった。21世紀にタイムスリップしたヒトラーもまたパワフルで群衆をひきつける力を持つ。私たちの社会はそれ以上のものを提示し得るだろうかと考えた。

アドルフ・ヒトラーがタイムスリップして現代のドイツに現れる。国民のことを考えるよりも前に、自身の亡骸…

投票(17コメント(0)2016-08-30
12345次へ
1ページ目 191件中 1~20件目