来世の記憶
余白を考えるのが楽しくて9000文字を超えました。
2020年8月。今年も、自分のブログの人気記事一覧に読書感想文特集が急上昇してきたことで夏の到来を実…
本が好き! 1級
書評数:122 件
得票数:1329 票
読んだ小説の感想や考察を書いています。好きが高じて元小説家志望なので、一篇の物語のように心躍る記事が書ければ。ユニークな設定やしっかりとテーマがある小説に惹かれます。小説の他に哲学、美術、神話などの学術本も読んでいます。
余白を考えるのが楽しくて9000文字を超えました。
2020年8月。今年も、自分のブログの人気記事一覧に読書感想文特集が急上昇してきたことで夏の到来を実…
自己解決は解決ではない
▼2017年2月18日にブログに投稿した感想です。 このあいだ、久々にクレーンゲームで遊んでき…
選ばなかったものに意味はあるのか
▼2017年2月25日にブログに投稿した感想です。 たぬきがゲン担ぎになっているのをご存知です…
最終巻なのに好きすぎて要領を得ない感想
本を開く=ドアを開けるだとしたら、靴をそろえもせずにほっぽって、ついでに靴下も放り投げて、語彙力とか…
日常小説に需要はあるか?
「黒いからこれでいっか」 青年はそう言うと、小皿を二枚出して、「まだふっくらしてるよ。ここの大福…
私の日常のほとんどは私じゃない人たちで成り立っている
村木美涼『窓から見える最初のもの』を読みました。前回の野崎“まど”からの連想じゃないよ。『箱とキツネ…
とにもかくにも小説が好きだ
野崎まどの小説はおよそ7年前に『なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る』と続編読んで以来だっ…
好きなものをとても大切にしている人の話。
20字以内で説明できる小説はいい小説なのだと聞いたことがある、と書かれているので、挑戦してみる。 …
星空の下、わたしたちは幸せ
初読は2019年12月なんですけど、私年末に読書合宿してまして、そのとき読んだ5冊のうちの1冊だった…
感じるな、ひたすらに考えろ。
最近Huluで「前略、西東さん」観てるんだけど、こないだたまたまZAZYのネタを見たんですよ。そのと…
知らない 知りたい 知らなくてもいい
2017年3月29日にブログに投稿した感想です。読後いろいろと疑問が残ったので、ちょうど3年前、初め…
感想の思索、または詩作
言葉について、小説について考える小説が好きだ。そんな理由で町屋良平『坂口あたると、しじょうの宇宙』を…
『箱とキツネと、パイナップル』は巧いタイトルだなと思った
ある小説家が以前、タイトルは小説にとってもっとも長期的に打てる広告、みたいなことをTwitterに投…
私は1人の人間についてどれだけのことを語れるだろう
たとえば、こんなシチュエーションを想像してみる。「あなたが尊敬している人物は誰ですか?」と面接官に問…
『如何様』とは如何様なイカサマか?
書店で小説を選んでいるときに連れから「これは?」とわたされた高山羽根子『如何様』、「敗戦後」という言…
像をめぐる崇拝と崩壊
三崎作品といえば中学生だか高校生だかの頃『となり町戦争』から『廃墟建築士』まで首をかしげながら読んだ…
とある読書ブログの画竜点睛
最近は平藤喜久子『いきもので読む、日本の神話 身近な動物から異形のものまで集う世界』(ホリナルミ・絵…
感想という意識の散布、願わくば萌芽
麦です。今日も今日とて、頭蓋骨割れんばかりの頭痛。興奮しすぎて。というのも、森晶麿『キキ・ホリック』…
愛でるように、いたぶるように調理された“恐怖”の一皿を召しあがれ
あなたさまは、川瀬七緒の『女學生奇譚』という小説をご存知でしょうか。それは曰くつきの古本の謎を追うミ…
苦しんでいるあなたに私の大好きな言葉を読んでほしい
ベッドからこんにちは。麦です。今、絶賛、頭痛。というのもね!読書の秋だし本にまつわる小説でも読もうか…