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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1702 件
得票数:38010 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

書評 (1702)

動物実験を考える: 医学にもエコロジーを

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動物実験を考える: 医学にもエコロジーを

1990年代まで、「飼えなくなった」という人間の身勝手な理由で行政機関に処分のために持ち込まれていた動物たち。その多くは、安楽死などではなく、残酷な動物実験のために研究機関の払い下げられていた。

評者は1990年代から2010年代にかけて動物保護団体の会員だったことがある(今ではその団体は事実上…

投票(20コメント(2)2025-11-02

統合失調症の一族: 遺伝か、環境か

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統合失調症の一族: 遺伝か、環境か

12人の子のうち6人が精神疾患を発症したギャルヴィン一家の記録。彼らの生きた時代に、丁度精神医学界では、精神疾患とは生まれか、育ちによるものか論争が起きており、この一家の存在は大きな一石を投じた。

ぽんきちさんの 書評 を拝読して手にした本である。良い本をご紹介下さりありがとうございました。 …

投票(27コメント(0)2024-02-25

うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

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うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

著者が実践する栄養指導によるうつ病をはじめとする精神病の治療内容をまとめた本。まずタンパク質や鉄類を十分に摂り、それから糖質制限に入るのがお勧めとのこと。

友達から紹介された本。 著者は精神科医で、普通は薬物や心理療法、認知行動療法で治療を進めるとこ…

投票(21コメント(0)2022-12-14

皮膚、人間のすべてを語る――万能の臓器と巡る10章

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皮膚、人間のすべてを語る――万能の臓器と巡る10章

外科や内科に比べて、皮膚科は医療の中でもメジャーとは言えない。本書の冒頭を読むと、それは海外でもそうらしいが、そんな先入観を跳ねのけ著者の「皮膚愛」が余すところなく語られる本。題名に偽り無し!

朝日新聞の書評で知った本。 プロローグに 「皮膚は人体で最も大きく、最も見やすい臓器で、普段か…

投票(24コメント(0)2022-10-20

延びすぎた寿命

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延びすぎた寿命

人間の平均寿命は3倍にも延びたと言う。それには様々な要因がある。この寿命の延びは以後も決して右肩上がりではない。著者は、生物学的な限界ではなく、現代特有の要因で平均寿命は今後反転する可能性を説いている

朝日新聞の書評で知った本である。 過去270年、人間の平均寿命は3倍になったとのこと。種々のデ…

投票(30コメント(0)2022-10-16

絵画は眼でなく脳で見る――神経科学による実験美術史

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絵画は眼でなく脳で見る――神経科学による実験美術史

題名から想像される内容とはやや趣を異にして、美学と科学の連携を中心に論じた本である。著者の専門は美学であり脳の勉強もされているようだが、残念ながら類似の内容を論じた他書に比してやや皮相的。

朝日新聞の書評で知った本。自分は脳科学に興味があり、題名から想像されるのは絵画を見た時の脳の反応なの…

投票(23コメント(0)2022-10-14

ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史

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ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史

古代に由来する感染症から現代のものまで地図で感染の広がりを示した本。現代の状況にも触れ、コレラなどの先進国ではあまり見られない感染症も第三世界ではまだまだ脅威が続くことも分からせてくれる本である。

この書評も 「「科学道100冊2021」に挑んでみる!?」 参加書評です。 名前の通り、過去の…

投票(18コメント(0)2021-12-22

意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論

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意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論

意識を統合情報理論の観点から説明した本。意識の科学的解明は非常に難しい課題だが、本書はそれを情報と統合の観点から説明し、これまで評者が読んで来た中ではもっとも腑に落ちた本と言える。

拙評は 「「科学道100冊2021」に挑んでみる!?」 参加書評です。 意識と言うものを、統合…

投票(22コメント(0)2021-12-20

最悪の予感 パンデミックとの戦い【Kindle】

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最悪の予感 パンデミックとの戦い【Kindle】

アメリカで、新型コロナウイルスパンデミックに危機感を持って対処した人たちの努力の軌跡、そしてその努力が、なぜ活かされなかったのかの理由が書かれている。失敗はトランプ大統領だけのせいではなさそうだ。

こちらも朝日新聞の書評で知った本である。 アメリカのパンデミック対策/無策の状況をまとめた本で…

投票(21コメント(0)2021-12-18

不死細胞ヒーラ  ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生

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不死細胞ヒーラ  ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生

人体外で初めて培養に成功したヒーラ細胞。科学に数々の貢献をしたが、細胞提供者の家族は、医学界の放置された。その事実を誰も非難することなく淡々と語る著者の姿勢に脱帽

ぽんきちさんのお勧めで手にした本である。ぽんきちさんの書評は こちら 。 題名の不死細胞ヒーラ…

投票(25コメント(11)2021-08-26
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