雑食動物のジレンマ 上──ある4つの食事の自然史
マイケル・ポーランさんの食に関するノンフィクションです。
上巻では、第一部がトウモロコシ、第二部が牧草となっておりまして、 第一部は、トウモロコシを農作物と…
本が好き! 1級
書評数:251 件
得票数:1292 票
私の文章は、すべて私による印象・感想にしかすぎません。学術論文ではないので、精確さを求めないでください。「こういう考え方もあるのだ」というココロの広い人(精神年齢・知的水準が高い人)しか、私の感想は読んではいけません。
フォローとかコメントとか、機械音痴の私にはよくわからないことばかりです。このサイトのマナー(暗黙の了解)も理解していません。失礼なことをするかもしれませんが、生暖かく見守ってください。
マイケル・ポーランさんの食に関するノンフィクションです。
上巻では、第一部がトウモロコシ、第二部が牧草となっておりまして、 第一部は、トウモロコシを農作物と…
中村うさぎさんによる、中学生あたりを対象にした、「生き方」の本だと思います。
正直、中村うさぎさん、という人物を全く知らないので、読んでみた当初はずいぶんと戸惑いました。 とい…
西村賢太さんの私小説です。
今日日、私小説なんてね~、なんて思っていたんですが、いやいや、おもしろかったですよ。 「墓前生活」…
やぁ、キレてますねー、西村賢太。 おもしろいですよ。 「けがれなき酒のへど」と「暗渠の宿」の2編をおさめた私小説です。
「けがれなき…」は、ソープ嬢に西村賢太さんが騙されてしまい、藤澤清造全集発刊の資金の虎の子90万円を…
下巻になりますと、バルク医師がどーして催眠を封印していたか、というところに話がいきます。
実はバルク医師は、催眠の研究で有名だったのですが、そこで集団催眠療法を確立しようとしていて、 その…
ラーシュ・ケプレルさんという匿名作家さんの衝撃のデビュー作だそうです。
匿名作家なんですが、ガッツリと正体がばれてまして、アレクサンデル・アンドル&アレクサンドラ・コエーリ…
川上弘美さんの短編集なんですがね、いやぁ、川上弘美って、才能あんだなぁ。
「博士の愛した数式」でしたっけ?映画では見たんですが、川上さんが原作なんですね。 映画は深津タソ萌…
星野智幸さんの本です。 とりあえず、装丁の装画が印象的ですなぁ。
装画は、石田徹也『燃料補給のような食事』(静岡県立美術館)で、「牛めし」の店員が、ガソリンスタンドの…
大沢在昌さんはもともとあまり好きな作家ではないですね。
この本はちょっと知人にすすめられたんで読んでみたんですが、 まあやっぱり、大沢在昌さんの良いところ…
副題が「古典はこんなにおもしろい」ですから、古典の文章を読んでいく本かな、と思っていたのですが、 もっぱら岩佐美代子先生の人生を聴き取る、というようなものでした。
まあ、その中で、岩佐先生の研究の話、京極派和歌の研究の話なんかもでてきますから、まったく古典に関係が…
唯川恵さんの本です。 この人の本ははじめてなんですが、なんかジュニア小説といいますか、中学生とか高校生の女子が好きそうな小説ですなぁ。
親がおらず、養護施設で育った芳子と周也。 本当の姉弟ではないのだが、本物の姉弟のように一緒に暮らし…
大塚隆史さんというゲイの方の本です。
ゲイですから、相手をゲットしてから、大塚さんはどのように関係を構築していったのか、という、 「二人…
白石一文さんの本ですね。
表題作の「ほかならぬ人へ」と、「かけがえのない人へ」の2編をおさめています。 う~ん、白石さんって…
伊藤潤さんの本です。
武田家の滅亡って、長篠の戦いがあって、すぐさま勝頼が殺される、というイメージがあるんですが、そうでは…
白石一文さんの本です。
パニック障害で退職し、故郷の福岡に帰ってきた主人公と、その友人のあっちゃんを主軸に話はすすみます。 …
さくら剛さんのインド旅行記です。
この人の本ははじめてなんですけど、 なんといいますか、ブログをそのまま本にした感じの、緩い本ですね…
車谷長吉さんのエッセイ集です。
車谷節といいますか、独特の粘着質な感じでねっちょりと自説を展開していますが、 なんといいますか、世…
東大闘争や早大闘争、日大闘争など、いわゆる「学生運動」に関わっていた、もしくは「関わっていた」というほどではないが、関係する人たち42人の証言集、回顧録という感じですかね。
僕はちょうど団塊の世代の子供なので、超ウザイとしか感じない父親母親世代の自慢話って感じしかしませんで…
町田康さんの本です。
どうも、元ネタが、河内音頭の「男持つなら熊太郎弥五郎、十人殺して名を残す」らしくて、いわゆる河内十人…
九州を追放になり、台湾に渡って製菓業を営み始めた正太&瑠偉。
「七富士軒」と名乗り、順調に成長していく。 もちろん、ライバルの台湾の製菓業なんかもいたりして、熾…