愛蔵版 お楽しみはこれからだ【Kindle】





ちょっとしたささやかな記憶
出版社の事情は読者にはわからないもので、いつの間にか本屋さんの店頭に消えていたり、つまりは絶版になっ…

本が好き! 1級
書評数:2637 件
得票数:26437 票
ニックネーム「夏の雨」は、宮本輝さんの「朝の歓び」という作品の中の一節、「あなたが春の風のように微笑むならば、私は夏の雨となって訪れましょう」から、拝借しました。
「本のブログ ほん☆たす」という名前で、本についてのブログを運営しています。
ブログでは書評のほかに、その本を読んだ時の「こぼれ話」や本の話題など掲載しています。





ちょっとしたささやかな記憶
出版社の事情は読者にはわからないもので、いつの間にか本屋さんの店頭に消えていたり、つまりは絶版になっ…





図書館のレファレンスサービスをもっと利用しましょう
図書館にレファレンスサービスがあるのはご存じだろうか。 図書館は本の貸し出しをしているだけでなく…




9本指の女の子がいた
人気芸妓から尼僧になった女性のことは、どこで聞きかじったかは忘れたが、記憶のどこかにあった。 窪…





なんて面白い街だろう、東京は
この本の著者門井慶喜さんといえば、すでに『家康、江戸を建てる』や『東京、はじまる』など大都市東京誕生…





強く美しく安定したもの
日本の議会政治のシンボルともいえる国会議事堂。その勇躍とした姿は誰もが一度は目にしているだろうが、そ…





それは生きるための魔法の言葉
なんと美しい絵本だろう。 絵本でいう美しいは、単に絵がきれいということではないだろう。 文(…





立派な家を建てる、そんな小説
小説を書くのは、家を建てるのに似ている。 設計図を書き、土台を組み立てる。屋根をふき、壁をはる。…





読書の醍醐味を味わえる一冊
直木賞こそ受賞にはならなかったものの、2021年の出版界においてこの作品ほど評価の高かったものはなか…





胸がバクバクするくらい、すごい名作
第114回直木賞受賞作。(1996年) 1972年2月28日、雪の軽井沢で起こった連合赤軍による…





「てぶくろ」のような地球になることを祈ります
今回のロシアによるウクライナへの「侵略」で、世界地図を久しぶりに見たという人も多いだろう。 あら…





かっこいい女でいたい
この作品には、前作がある。 タイトルも『ブルース』。 前作の主人公は、この作品の中でもたびた…





朝井まかてさんはまたも感動作を生み出した
植物学者牧野富太郎のことは、その生涯や業績は知らなくても、名前だけが知っているという人は多いかもしれ…





あいさつは素敵な一日のはじまり
あいさつが好きだ。 朝の「おはようございます」も好きだし、「いってらっしょい」と送りだす言葉もい…





素敵な家族ののほほん旅
テレビなんかで昔家族で旅行した土地の映像が映って、今はすっかり大きくなった子供に「昔あそこに行ったこ…





編者平松洋子さん、がんばる
東海林さだお、84歳。少年の頃見た手塚治虫の漫画に憧れ漫画家を目指したという。でも、手塚漫画の影響は…





クリスマスでなくてもアガサ・クリスティー
「大切な人への贈り物や自分へのご褒美に。」というのが、この本の出版元である早川書房の宣伝惹句だが、そ…





話題の映画のこれが原作
2014年4月に刊行された村上春樹さんのこの短編集が、文庫化され、2021年から22年にかけてまた大…

あれほどの愚策を行いながら、なぜ秀吉は人気があるのか
NHKの大河ドラマは小説でいえば歴史小説ということになるのだろうが、最近よく耳にする批判は「現代語の…





『古事記』の世界を絵本で
「アマテラス」という女神がいて、天(あま)の岩戸に隠れてしまわれたおかげで、世界から光が消えてしまっ…





人は何度でも殺人を冒す
アガサ・クリスティーの作品には、時々そのタイトルに推理を解く重要なキーが忍ばせてあることがよくある。…