ちいさなたいこ (こどものとも絵本)





この懐かしい感じは何だろう
なんとも贅沢な絵本です。 贅沢というのは、この絵本を作った人のことを指しています。 まず、文…

本が好き! 1級
書評数:2632 件
得票数:26395 票
ニックネーム「夏の雨」は、宮本輝さんの「朝の歓び」という作品の中の一節、「あなたが春の風のように微笑むならば、私は夏の雨となって訪れましょう」から、拝借しました。
「本のブログ ほん☆たす」という名前で、本についてのブログを運営しています。
ブログでは書評のほかに、その本を読んだ時の「こぼれ話」や本の話題など掲載しています。





この懐かしい感じは何だろう
なんとも贅沢な絵本です。 贅沢というのは、この絵本を作った人のことを指しています。 まず、文…





まずは知ることが大事
「地政学」という言葉を最近特に耳にすることが多くなった。 河合塾の人気世界史講師の神野正史先生監…





文庫解説文の書評 - これからも読んでいく所存です
おなじみ東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの文春文庫版の最新巻。 2019年に単行本となった…





みんな和田誠さんが大好きだった
2022年1月から刊行が始まった、和田誠さんのこのシリーズは「愛蔵版」とはなっているが、最初に刊行さ…





今夜もいいお酒にちがいない。
河島英五が唄う「野風僧(のふうぞ)」という歌が好きだ。作詞は伊奈二郎で、「野風僧」とは中国地方の方言…





映画もこの本もよかった
「読んでから見るか、見てから読むか。」 これは1977(昭和52)年、森村誠一原作の『人間の証明…





心が乾いたら読んでみよう
いい文章は、水に似ている。 無色透明、無臭。それでいて、時に甘く感じたり、苦くもなったりする。 …





文章がきれいな風を呼んでくる
「随筆」と「エッセー」の違いがよくわからない。 「広辞苑」で「随筆」をひくと「見聞・経験・感想な…





追悼・石井隆さん - 妻への詫び状
石井隆は、映像へのこだわりを感じさせる作品を撮り続けている映画監督だ。 しかし、私にとって石井隆…





あなたはおひめさまだよ
街なかで車いすで行ききしている人を見かけると、大変だなと思います。 あの道は段差があるし、駅への…





ゾクゾクするようなタイトルではないか
受賞には至らなかったが、自身2作めの中編小説『水たまりで息をする』で第165回芥川賞候補となった高瀬…





まずは始めてみること
本のタイトルでわかるように、この本は短歌を詠んでみたいと思っている人のための「基礎からわかる」入門書…

もちろん、覚えていますよ
のちに「漫画の神様」と称されることになる手塚治虫が「新宝島」を出版したのが、1947年(昭和22年)…





「恋する」を勘違いしてはいけない
この作品の著者井上荒野の父親は、作家の井上光晴で、彼の晩年の姿を描いたドキュメンタリー映画が1994…





暮らしを描いた絵本といっていい
「まめまめしい」という言葉があります。 児童文学者で今年(2022年)の1月に亡くなった松岡享子…





日本国第一の大天狗の生涯
井上靖といえば、昭和を代表する作家の一人だ。 昭和25年に『闘牛』で第22回芥川賞を受賞し、その…





本屋大賞「発掘部門」で「超発掘本!」に選ばれた作品
2022年本屋大賞「発掘部門」で「超発掘本!」に選ばれた、吉村昭の長編小説。 「発掘部門」という…





小さいことはいいことだ!
昔は「三日坊主」といえば、日記がその代表格でした。 今は「ダイエット」とか「筋トレ」とか「英会話…





これも玄冬小説です、よね
第45回すばる文学賞を受賞した本作の、受賞時の選考委員たちの評価は極めて高い。 「小説の魅力は「…





コーヒーにミルクをいれて
ミステリー作家アガサ・クリスティーには小説以外にも戯曲作品がいくつかある。 小説を基にした戯曲も…