新装版 苦海浄土





「苦海浄土」が日本文学にある喜びを私は抱きしめている。
この有名な作品を、やっと今になって読んだ。しかし、人生50年を過ぎて、しかも、フクシマ核発電所が核物…

本が好き! 1級
書評数:108 件
得票数:1011 票
昔から本を読んできました。せっかく読んだら、読みっぱなしにしないで、考えたことを書きつけ、そしてそれをまた読んでくれる人がいればいいですね。そういう場所が、インターネットが登場したおかげでできたというわけです。この場を作ってくれた人たちに感謝。





「苦海浄土」が日本文学にある喜びを私は抱きしめている。
この有名な作品を、やっと今になって読んだ。しかし、人生50年を過ぎて、しかも、フクシマ核発電所が核物…




後生おそるべし。すばらしい専門知識と才能の作者
これは、川添愛さんの作品。読んで思たことは、「後生、畏るべし」。どういうことかというと、自然言語処理…




外国語を学習している人間は、人間の言葉を学習しているコンピューターと似ているところがあると思います。
この衝撃的ともいえるタイトルからこの本が、人工知能やコンピューターの自然言語処理を扱った本だとわかる…




この本は業界以外の人たちにも読んでほしいし、読む価値がある。
この本を読んだのは、自分の仕事に役立てようとの動機からだ。そして読んでみたら著書の先生が、私の家の窓…



読解研究は難しい。それが母語でなく外国語の読解であればなおさらだ。
日本中の子供が強制的に英語を勉強させられている、そして苦しんでいるとなれば、少しでも楽に勉強ができる…




すばらしい参考書だと思う。今でも古くなっていない。
英文が読めない、という苦しみを自分はほぼ忘れてしまったように思う。覚えているのは大学入試の勉強のため…





真摯な研究者の警鐘だ
参考になる良い本を読んだのでメモを記しておく。 『AI VS 教科書が読めない子どもたち…




普通の市民も統計リテラシーが必要な時代だと思う。
光文社新書で出版された伊藤氏の著作を読んだ。きっかけは3点ある。 1.以前、宮城県の地元紙し河…





言葉以前の子供の言葉を研究する。独創的な仕事だと思う。
言語学研究の参考書として手に取った。岡本氏もこの本の中で言っているが、完成された言語を研究する言語学…





この本が2001年に出版されていることは重い事実だ
「わかる」とは何か、は長尾真氏の著作で岩波新書から出版されている。小論文を書くという事情があり、教育…



古い本だけど、教育改革の歴史を知るのは意味がある
研究目的で上記タイトルの新書を読んでいた。1997年が第1冊なので、今となればかなり古い本である。そ…



人体の維持の仕組みや唾液の持つ力、予防の大切さ食事の大切さを教えてくれた本書だった。
歯や口腔の健康、そして医療のことに興味があり本を読み自分なりに勉強したいと思っている。「歯をみがいて…




大衆を支配することば
高田博行氏はヒトラーの演説を研究している方で中公新書から「ヒトラー演説」という著作も出している。氏が…





「銭」をばかにしてはいけない。
作家青木雄二さん。ぼくが尊敬してやまない人だ。あまりにも早い死が残念だ。青木さんはマルクスを尊敬して…




価値観から自由になりたい。でも、それも一つの価値観か?
「カルト村で生まれました」というマンガ本は、高田かやさんという著者の実体験を基にしたものだ。西日本に…





ひねくれものの私は、この巻が好きです。
30年前に中国の旅行し、上海の書店で「正史 三国志」(中華書局発行・全5巻)を購入し、重い荷物を担い…





地下鉄で読んでいたら、降りる駅を乗り過ごしてしまった。
スベトラーナ・アレシェービッチの「チェルノブリの祈り」。読んでいたら、地下鉄を降りる駅を乗り越してし…




英語学習は早いほど良いのか?ほんと?
表題は岩波新書から出ているバトラー後藤裕子氏が書いた研究書だ(正確にはこれまでの研究を一般読者のため…



普遍文法は存在するのか?
興味ある言語学の分野で研究を兼ねて読んだ本。忘れないうちにメモを。この本は酒井氏が、チョムスキーが唱…




言葉は思考をしばる。では、その言葉の牢獄から人は抜け出せないのか。
第2外国語を、科学的根拠に基づいて効果的に教える方法はないものだろうか。そういう関心から「言語学」に…