こころ朗らなれ、誰もみな (柴田元幸翻訳叢書)
淡々と、飄々と、時には大したことは何も起こらない
ヘミングウェイの短編集です。翻訳者が柴田元幸さんだということもあり、ちょっと読んでみようかと手に取…
本が好き! 1級
書評数:4909 件
得票数:95233 票
幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!
淡々と、飄々と、時には大したことは何も起こらない
ヘミングウェイの短編集です。翻訳者が柴田元幸さんだということもあり、ちょっと読んでみようかと手に取…
今回のギブスンは一風変わった作品だ
本作の主人公は32歳のケイスという女性。彼女、マーケティング・コンサルタントをしているのですが、形…
ボルヘスのお話を聞こう!
本書は、1977年にブエノスアイレスでボルヘスが行った連夜の講演を記録した作品です。タイトルの通り…
そうだ! 久し振りに酒見さんを読んでみよう!
酒見賢一さんと言えば、 『後宮小説』 では笑わせていただきましたし、 『墨攻』 は興味深かったし、…
一流の彫刻家になりたかった少年と、空を飛びたかった少女
ミケランジェロ・ヴィタリアーニ(通称ミモ)は、12歳の時、家から奉公に出されました。亡き父から彫刻…
しっかりと書かれた追跡、逃亡サスペンス
デイヴィッドは無期刑受刑者です。息子を殺した罪で服役しているのです。 だが、俺はやっていない……
世界の終末を避けるため、再び登場! のキャラクターたち
ウィリアム・ギブスンの未読作品を少し潰そうと思い、図書館蔵書にあった本書を借りて来ました。それは良…
『吸血鬼ドラキュラ』を精読する
ブラム・ストーカー作の 『吸血鬼ドラキュラ』 。私も大好きな作品であります。 映画等のイメージ…
お馬鹿SFは大好物なのですが……
大森望氏の 『現代SF1500冊 回天編』 というレビュー本を読んで見つけた本であります。いやぁ、…
まるで小説のようなエッセイ
これ、エッセイということで良いんですよね? というのは読んでいてまるで小説であるかのような感覚を抱…
犬アンソロジーなんだけど……不穏だわ
犬にまつわる短編を集めたアンソロジーなのですが、ただ可愛いわんこというわけにはいかず、どの作品も不…
ネバダ・ベイラー、遂に一族を興す決意をする!
魔法を使える者が普通に存在する世界を舞台にしたこのシリーズ、遂にネバダ・ベイラーを主人公とする三部…
科学の目から見た人類の食
人類は調理ということを習得して何を得たのか、その後、調理はどのように発展し、現在行われているのはど…
何、これ? 面白~い! 怒涛の一気読みになってしまいました
男は自分の悲鳴で、いや、銃声で? 目が覚めました。 身体が動かない……。ここは船の上か? …
床に積み始めたらおしまいだよ……
何人かの作家さんの積読状態を見せて頂き、その辺りに関するお話もうかがおうという本であります。 …
大きな期待はせずに読み始めたところ……これ、面白いじゃないの!
本作は、イマドキ珍しいスパイものであります。まあ、スパイというか暗殺者ものですかね。 主人公の…
まあ、会話が多いSFなのであります
地球を侵略しようとする異星生命体ジャムと、戦闘知能AIを備える戦闘機雪風を擁する特殊戦との戦いを描…
これはミステリとして読まない方が良いかもしれない
タイトルがタイトルですし、ハヤカワポケミスから出ているということもあり、当然ミステリでしょ? とい…
これ……SFじゃないよね?
軌道エレベーターを中心に持って来た作品だし、表紙絵なんてまさにSFなので、完全にSF頭で読んだので…
間違いなくSFなんだけれど、あまりSFを意識しなくてOKな作品かもしれない
さて、下巻レビューなのですが、ネタバレ回避のために内容に触れるのは極力避けさせていただきます。 …