SHERLOCK ピンク色の研究

ベネディクト・カンバーバッチ主演の英国のTVドラマシリーズ 『SHERLOCK / シャーロック』のコミック版。
ベネディクト・カンバーバッチ主演の英国のTVドラマシリーズ 『SHERLOCK / シャーロック』…

本が好き! 1級
書評数:149 件
得票数:1245 票
雑食性本読み。やや翻訳もの寄りかも。

ベネディクト・カンバーバッチ主演の英国のTVドラマシリーズ 『SHERLOCK / シャーロック』のコミック版。
ベネディクト・カンバーバッチ主演の英国のTVドラマシリーズ 『SHERLOCK / シャーロック』…

推古、皇極(斉明)、持統、元明、元正、孝謙(称徳)、 明正、後桜町など女性天皇について書かれていて、 「女帝=中継ぎ」説を「裏返」そうとしている本です。
永井路子の提出している論拠は別としても、個人的に、 殆ど男女交代で天皇になっていた時期があるの…

「お祈りなんて無駄だ、祈ってもママの病気は良くならない。 でも川かますを捕まえたら僕のママはきっとよくなる」 そう信じようとする幼友達にアンナは何も言えません。
ドイツの児童文学です。ドイツ・カソリック教会児童・青年文学賞受賞作品。 一夏のお話ではありますが、…

この物語の主人公は女の子ではなくてむしろお婆ちゃんの方かもしれません。
要約すれば、ぶうたれた女の子が祖母としばらく一緒に暮らすことになって、 引っ込み思案を克服し、人生…

子供の時にこの本に出会いたかったな。
著者はクロアチアのアンデルセンと呼ばれている人で、 この『見習い職人フラピッチの旅 』と『昔むかし…

終着駅がどこにも繋がらない行き止まり駅を尋ねる旅のエッセイ。 ほとんど北尾トロの語り口の面白さで読ませる本です。
終着駅がどこにも繋がらない行き止まり駅を尋ねる旅のエッセイ本でした。 行き止まりになっている駅には…

このSF小説の原題は『The Midwich Cuckoos ミドウィッチ村のカッコー』 物語は地味に進んでいきますけれど、緊迫感は半端じゃないですよ。
何の事件も起きない平凡なミドウィッチ村で、ある日、 全住民が(いや人ばかりではなく、牛も羊も…

何度読んでも面白い、ちっとも古さを感じない、やっぱり名作SF。
『チョッキー』を読んだあと、ジョン・ウインダムがまた読みたくなって、 『海竜めざめる』を再読してみ…

ジョン・ウィンダムのファンは逃さず読むべき一冊かも。一味違うウィンダムです。
ジョン・ウィンダムと言えば『トリフィド時代』『呪われた村』が有名でしょうか? 『トリフィド時…

フランス王室通史をささっと見るのには良い本でした。
メロヴィング朝やカロリング朝にもさらっと触れた後、 カペー朝~ヴァロワ朝~ブルボン朝~ボナパルト朝…

正成の謎解きはとても面白いし、判明した真実もなかなかの説得力。 これならいっそ歴史小説の形で読みたかったと思いました。
帯のコピーに「これは日本版『ダ・ヴィンチ・コード』だ」とありまして、 まあその通りではありました。…

日本のアニメのアメリカ輸入史が本のメインの話ではありますが、それ以外にも色々と。
Otakuは、もう英語に入っているのですねえ。 フットボール選手やチアリーダーになるような子がja…

社会的には小さな事件、でも関わった者の人生には大きな事件。 簡単に片づけられてしまった小さな事件のその結果までを描いて、 人生というものの複雑さや大きさを浮き彫りにする、それが著者の手法なのかも。
『緑衣の女』読了後に前作の『湿地』も再読してみました。 『緑衣の女』で主人公のエーレンデュル警…

住宅建設地で見つかった60~70年前の人骨の一部。 人骨の身元を調べる現在の捜査と過去の家庭内暴力の話が並列しながら語られて、 読む者の魂を揺さぶる物語でした。
CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞(史上初の二度目)受賞作です。 人間の骨の一部が住宅建設地…

シェイクスピアはハムレットで先王の亡霊を自ら演じたかもしれない。
シェイクスピアについては、この時代の王侯貴族ではない庶民としては、 むしろわかっていることは多い方…

THANATOSシリーズ8作目。現時点(2013年7月)での最新刊です。 このシリーズ、毎回、ミステリのタイプを変えているのですが、今回は、 これだけはあるとは想像できなかった、横溝正史風のお話でした。
THANATOSシリーズ8作目。現時点(2013年7月)での最新刊です。 このTHANATOS…

長野まゆみ的『銀河鉄道の夜』
賢治先生が汽車に乗っているところから始まりますし、 ジョヴァンナとカンパネッラという名前の少年が乗…

毎日銭湯に通うのが当たり前だった時代がありました。
水天宮の縁日の日のことです。 3人兄弟の末っ子がお嫁に行ったお姉さんから、 今、そこでそっくりの…

幼い弟がもう生きて帰って来ないことを受け入れるのは、忘れてしまうことじゃない。
この小説の舞台になっているのは、昭和も30年代の後半くらいでしょうか。 流行りの歌、人気のTV番組…

子供だった頃を思い出す懐かしいレトロな雰囲気。ちょっと宮沢賢治風。
臨時の理科教師である紺野先生が赴任先で遭遇するエピソードが、 スケッチ風に並んでいて、一応長編の体…