なぜ男は笙野頼子を畏れるのか

読みたい気持ちはあってもなかなか取っ付きにくい笙野頼子。 この本は良い水先案内人となりました。
笙野頼子と言えば、野間文芸新人賞、芥川賞、三島由紀夫賞と 新人賞三冠受賞者であり、紫式部文学賞、女…

本が好き! 1級
書評数:149 件
得票数:1245 票
雑食性本読み。やや翻訳もの寄りかも。

読みたい気持ちはあってもなかなか取っ付きにくい笙野頼子。 この本は良い水先案内人となりました。
笙野頼子と言えば、野間文芸新人賞、芥川賞、三島由紀夫賞と 新人賞三冠受賞者であり、紫式部文学賞、女…

日本の雀も数が減っている?
恐竜本を読んだので、その子孫である鳥類の本も読みたくなりまして。 お終いの方にちょっとショック…

集められた名言は、古い格言、流行りの映画、文芸作品など多種多様。 こんな時代がありましたと「昭和」を感じる言葉が多いので、 読んでるあいだ、あの頃に戻って若返った気分になれる効能も付いてました。
名言とは申しましても、人に仰ぎ見られる偉人と呼ばれるような方々の 人生指南的な有難くも畏れ多いお言葉…

野溝七生子ファンには必読の本かもしれません。
この本は、今は亡き「なァちゃん小母さん」 (著者にはおばが野溝七生子の学友だったという縁があり、 …

夫の会社が倒産しました。我が家は住宅ローンも抱えていて、さあ大変。 でも持ち前の明るさ呑気さと、周囲の人たちの暖かいご支援のおかげで、 挫けずに健気に頑張れまして、何とかなりました。というお話なのですが。
夫の会社が倒産しました。我が家は住宅ローンも抱えていて、さあ大変。 でも持ち前の明るさ呑気さと、周…

近頃の図鑑では恐竜はすっかりカラフルに描かれているとか、 近頃っていったいいつ頃からなのでしょう? 最新版の図鑑だと羽毛も付いているのでしょうか? 新しい図鑑が欲しくなりました。
これは楽しい本でした。鳥が恐竜から進化したものであるならば、 (これは仮説の域を超えもう定説となっ…

あのティラノサウルス・レックスが毛だらけだったかもしれないとは!
わたくしが子供の頃に教わった恐竜と言えば、蜥蜴や鰐の大型版。 変温動物で、大男総身に知恵が廻りかね…

全国のソメイヨシノが、人工交配で出来た木から接ぎ木で増やしたもので、 殆ど単一のクローンと言ってもよいものだということを始めて知りました。
西行が「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」 と詠んだ桜は、現代では桜と言えばこ…

猿若町捕物帳シリーズの5作目です。現時点(2013年8月)での最新作。
猿若町捕物帳シリーズの5作目です。現時点(2013年8月)での最新作で、 4編(中編の『むじな菊』…

この4作目でスポットライトの当たった助演者たち、 北町同心大石とその許婚を主役にしたスピンオフ作品が出ないかなあ?
猿若町捕物帳シリーズの4作目です。 3編(『猪鍋』『清姫』『寒椿』)収録の中編集。 今までに…

読み応えのあるシリーズになってきましたが、下手に動かすとラノベっぽくなりそうな初期設定の登場人物たちで、常駐登場者の定員が一杯になっているので、今後の展開に不安も少々。
猿若町捕物帳シリーズの3作目です。 この回から版元が光文社に変わり、文庫ではなく最初は単行本で…

派手な立ち回りはないけれど、冒頭から読者を引き込む展開だし、 意外性と哀感のある結末も決して嫌いではないけれど……。
この2作目も最初は幻冬舎文庫から描き下ろしで出てました。長編です。 2作目を読んだ時にも、実はそれ…

猿若町捕物帳シリーズ1作目。 5作目の「土蛍」を読むついでに、猿若町捕物帳シリーズ、 1の「巴之丞鹿の子」から再読してみました。
この小説は最初は幻冬舎文庫から描き下ろしで出てました。長編です。 堅物同心と、色子上がりの人気の女…

ヒロインの在学する学校は、表向きはセレブ御用達のお嬢様学校。 でもその実は女スパイ養成学校という、 毛色の変わった学園ラブコメ+サスペンスミステリ。
もう4は出ないのかと思ってました。だって、 「スパイガール」が出たのが2006年10月。 「スパ…

太陽王ルイ14世が自らバレエを踊っていたなんて! びっくり。
タイトルは『バレエの歴史』となっていますが、 副題に「フランス・バレエ史 宮廷バレエから20世紀ま…

中でも氷室冴子さんが亡くなった直ぐ後に書かれたエッセイは衝撃的でした。
この本の刊行は2013年です。 でも収録されているエッセイは1993~1994年に書かれたもの…

「時間のない国で」3部作の最終巻です。この3部作がこんな経過を辿って、こんな着地点に落ち着くなんて、思いもよりませんでした。
「時間のない国で」3部作の最終巻です。 1作目が『時間のない国で』 2005年度ガーディアン…

ある人がサイコパスであるかどうかが、幾つかの質問に答えてもらうだけで判別できるとは、 私には思えませんでした。
↓のような考え方が紹介されています。 「サイコパスとは非常に独善的で、「他人への同情」「良心の…

『怖い絵』の著者である中野京子さんが、 ルーブル美術館の必見の絵画を選んで紹介・解説しています。
『怖い絵』の著者である中野京子さんが、 ルーブル美術館の必見の絵画を選んで紹介・解説するという本で…

この本で取り上げられている王妃は、メアリー・スチュアート、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝の七人の妃、ゾフィア・ドロテア、アン・ブーリンの5項目(11名)です。
この本で取り上げられている王妃の名前を挙げますと、まず メアリー・スチュアート スコットラ…