屈辱ポンチ

自分はこの小説駄目でした。短編2編で薄くてすぐ読み終わりそうなのに、読みづらくて睡魔に阻害されることしばしば。一人称の崩れた文体で率直に書かれた独特の世界を好きになれるかどうかかと思います。

本が好き! 1級
書評数:54 件
得票数:422 票
本&映画好きなOLです。
なので、映画と原作の本両方読んでみたりするのが好きです。小説が多いです。漫画も結構好き。

自分はこの小説駄目でした。短編2編で薄くてすぐ読み終わりそうなのに、読みづらくて睡魔に阻害されることしばしば。一人称の崩れた文体で率直に書かれた独特の世界を好きになれるかどうかかと思います。





映画はいまいちでしたが、小説は抜群に面白い!心理学的にも楽しめるし、医療の盲点的なつき方も新鮮、更に人間の生き方とか深い部分まで考えさせられるてんこ盛り小説でした。かなり好きです。




『手紙』が加害者側の視点で描かれているのに対して、この作品は被害者側の視点で描かれており、両方読むと更に答えの見えない迷路にさまよう。人生って難しい、深く考えさせられる作品で好きです。





伊坂さんは軽快な会話の中に、人間の微妙な心情が潜んでいる雰囲気ある文章で好きな作家の一人です。その中でもこの作品は格別に面白い。ラストの手間までは相当面白かったです!しかし消化不良感が否めない。


長編だと思って購入したら、いずれも”いじめ”がテーマの短編集でした。タイトルになっている「ナイフ」の章は嫌悪感溢れるいじめ表現で凹みましたが、「エビスくん」という章は希望があり再生へと繋がってます。



決してすごい武将でもなければ、戦略家でもないのぼう様がどう戦うかがこの小説の面白さでしょうか。歴史小説が少々苦手な私でも楽しめましたが、のぼう様のキャラの魅力がいまいちだったかな~。
会社の先輩が面白いよ!といって貸してくれたこの本。 しかし学生時代日本史がもっと苦手だった私はこう…


いじめ、復讐小説はありがちだが、そこに架空の人物、しかも人間離れした誰にも見えない存在を置くことで、ホラーファンタジーのような異色の世界に連れて行ってくれる。ただ、乙一さんの文体は自分は少々苦手です。




最後まで飽きさせずにあっという間に読みきってしまう本です。文章も読みやすい。漫画『GANTZ』ってこの小説からインスピレーションしたんじゃないか?と思いました。
岡嶋 二人の作品は『クラインの壺』という本が面白い!と聞いて最初に読みました。 読み出したらや…




恋愛小説は苦手ですが、弟からこれはある意味すごいから読んで!と勧められた作品。必ず2回読みたくなります。あと、読み終わった後『イニシエーション・ラブ』というタイトルの深さ、センスに感嘆しました。
何やら先を急ぐあまりに、何かおかしいなと思うシーンが多々あるにもかかわらず、あまり考えずに急ぎ読みを…





手塚治虫はやはり天才だなと思わす深みのある漫画でした。「神様も悪魔も結局同じものなんじゃないかしら?」このセリフがとても印象深い作品でした。映画と原作は印象が大分違いました。原作の方が面白い!
先に映画『MW(ムゥ)』を見て、原作が気になって速攻読みました。 映画と受ける印象が大分違い、映画…

ハンデを逆手に取る前向きさも感銘を受けますが、彼女に接客業のきっかけを与えた服屋の店長が印象的です。出会いが人を変える転機となる・・・そんなことを感じた作品でした。ただ、書物としてはいまいちかな。
普段買わないようなジャンルですが、結構売れてる本だよと友人から誕生日プレゼントにもらいました。 …

予想以上のスピンオフもので、どんな読者を対象としたいの?とかなり疑問の気持ちに。西尾さんの独特の文体も好きなじゃないと楽しめないでしょう。デスノートファンの自分としては少しがっかり作品でした。
『デスノート』と言えば、ピカ一面白い漫画。そのノベル版ということで興味を持って読み出しました。 …


読むのがやめられないという小説ではなかったし、名作と言われる程の作品的感動はありませんでした。ただ、パンパンという恵まれない状況下にあった女性の心理は、その時代ならではの切なさがありました。





映画見た後に小説を読みました。小説を読んだからこそ補填される背景がありよかったです。「世の中の真理は不公平」そんな言葉が頭をよぎる作品でした。一晩で読みきるほど面白かったです。
映画の『わたしを離さないで』を先に見ました。人間の平均寿命が100歳を超えるようになった時代の裏背景…