幹事のアッコちゃん




『アッコちゃん』シリーズ第三作。五日間でアッコちゃんから何を学び何を得るのか。
『ランチのアッコちゃん』『3時のアッコちゃん』に続くシリーズ第三作。 第一話でもある表題作は、…

本が好き! 1級
書評数:868 件
得票数:10210 票
ミステリーをはじめとするエンタメ全般、青春やお仕事モノ、人生の一コマを書いたホッとするお話が好きです。
最近は時代小説や海外物にも挑戦中です。
基本的に好きな作家さんの作品を多く読んでいますが、新しいジャンルや作品にも興味を持って読んでいます。




『アッコちゃん』シリーズ第三作。五日間でアッコちゃんから何を学び何を得るのか。
『ランチのアッコちゃん』『3時のアッコちゃん』に続くシリーズ第三作。 第一話でもある表題作は、…




鬼貫(おにつら)警部シリーズの真骨頂、鉄道アリバイトリックの様々なバリエーション。
「碑文谷事件」「一時一〇分」「早春に死す」「見えない機関車-二ノ宮心中-」「不完全犯罪」「急行出雲」…



『君のためなら死ねる』なんて歯の浮いたようなセリフを簡単に言える男はいるだろうが、本当に命を張れる男は少ないだろう。その少ない類の男、権佐は命を張って後に女房となる女を守った。
仕立て屋の息子の権佐(ごんざ)は仕立ての客である与力・菊井数馬を兄のように慕っていた。 そんな数馬…



星影龍三シリーズ。警察の捜査があまりにいい加減とか、探偵があまりに簡単に謎解きしてしまうとか、ツッコミどころはあるものの、パズルとしては楽しめる。
美術と音楽の学生たちが夏休みを過ごす、秩父の山あいにある《りら荘》。 最初の夜に一組のカップルが婚…




連続少女殺人事件で逮捕され10年の刑期を終えて実家に帰ってきた男を待つのは、集落の人々の執拗で残酷な嫌がらせ。同じタイミングで見つかった被害者の遺体が、事件の真相を暴く。
オリヴァー&ピアシリーズ第四作。 11年前に起きた連続少女殺人事件の犯人として逮捕された男が1…




亡き父の墓参りに来たカエデが、古い墓石に躓いた途端に現れたのは振袖姿のお嬢様幽霊。口も態度も悪いお鈴さんに奉公人に指名され…。
二歳の時に別れたきり、会ったことも話したこともない父からの手紙が届き、既に亡くなっていたことを知った…




宇江佐さんが亡くなられた後に読んだからか、より余韻を感じる作品となった。龍之進が初めて使う小者とは…?
髪結い伊三次捕物余話シリーズ14作。 伊三次が主役の座を退いて随分経つが、それでも読み始めるとすぐ…




40歳を過ぎてネトゲにはまっている宇佐美と大学の非常勤講師の小松。小松の恋と宇佐美との友情がホノボノしている。
絲山さんにしてはホノボノした作品だった。 40歳を過ぎてネトゲにはまっている宇佐美。 『会社…




オリヴァー&ピアシリーズ第一作。貴族出身のオリヴァーと七年の休職を経て復帰したピアのコンビ誕生。被害者の悪女振りが半端ない。
ドイツ・フランクフルトの近郊に新設されたホーフハイム刑事警察のオリヴァー首席警部とピア警部。 彼ら…



スウェーデン・イースタ署のオジサン刑事が突っ走る、ヴァランダーシリーズ第九作。今回は娘・リンダ視点で進む。上下巻まとめての感想です。
少し前に作者ヘニング・マンケルの訃報を聞いて驚いた。 北欧ミステリーの面白さを知ったのはこのシリー…



『おぅねぇすてぃ』ー「正直、真心」。英語通詞を目指す千吉と米国人貿易商の妻となったお順、二人の『おぅねぇすてぃ』の行方は…。
宇江佐作品には珍しい明治を舞台にしたもの。 あとがきによると『気まぐれ』で書かれたそうだ。 …



朱川さんお得意のノスタルジックかつ少し不思議な物語六編。昭和の時代が舞台だが、そこにある人間関係、心の動きなどは今と変わらないように思える。
「さみしいマフラー」 交通事故をきっかけに、人の寂しさを表すマフラーが見えるようになった少女。 …



耳袋秘帖シリーズ第19作。謎の大悪党・暁星右衛門の正体に迫り、いよいよクライマックスへ…と期待していたら、全く進まない。次の作品のための繋ぎなのか。
謎の大悪党・暁星右衛門の正体は、大坂から来た商人・淀屋月右衛門ではないかと疑惑を持った根岸肥前守。 …



ペンネームに動物が入っている作家さんの、その動物をテーマにしたアンソロジー。企画勝ちという印象。
東川篤哉「馬の耳に殺人」 夜中の車道を男を乗せて駆け抜けて行く馬と馬を追いかける男。 追いかける…




安積班シリーズ最新作。自分の首を絞めることになるかも知れないのに、真実を追求しようとするのが安積らしい。そして安積の上司である野村署長も素敵。
朝のゆりかもめに乗っていたと思われる男女三人が次々と毒物で殺された。 臨海署宛には犯行声明と更なる…




シリーズ第五作。御用人代理から御用人本採用に昇格した(しかし待遇は変わらない)良彦と、食欲全開のモフモフ狐・黄金様とのコンビも快調。今回は有名な神さまが多く登場します。
様々な神様の『御用』を叶える『神様の御用人』である良彦。 これまで『御用人代理』だったが前作からつ…




序盤は松本清張先生の二番煎じか?と思わせて、その後は二転三転、そして結末は…。読み終えるとタイトルが違う響きを感じます。
不倫の果ての心中と思われた男女の白骨遺体。 しかしあるものが「ない」ことに注目した男・河辺遼吉の妹…


![(P[あ]4-10)よろず占い処 陰陽屋恋のサンセットビーチ](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61tubkBOsCL._SL160_.jpg)
相変わらず全く進まない物語だが、シリーズ八作目にして急展開⁉
ホスト上がりの陰陽師スタイル占い師・安倍祥明と化けギツネ高校生・沢崎瞬太コンビがいる占い処《陰陽屋》…




書店員探偵というと大崎梢さんが浮かびますが、似鳥さんなので、一味違います。
『ポップ姫』なる別名が出来るほどポップ作りは上手いが他の仕事はアルバイト店員の青井くん任せないい加減…




表向きの商売とは別に裏稼業を持つ人々が集まる《千七長屋》通称《善人長屋》シリーズ第3作。 今回はお縫の家族にまつわる話が中心なので、シリーズとしても興味深い。
人助けに於いて、その数も情けのかけかたも右に並ぶものがない、通称《善人長屋》と呼ばれる《千七長屋》の…