特捜部Q ―Pからのメッセージ―
カールのもとに届けられた一通の手紙。それは瓶に詰められ、海に流されたものだった。 行方不明の子供達のゆくえを追ううちに彼らがたどりついた真相とは。 ーーー原作のカールは映画版とは全然イメージが違った!
映画化作品から原作を手に取ったため、シリーズ3作目の本書が初読になってしまった。 映画ならではの迫…
本が好き! 1級
書評数:404 件
得票数:6888 票
マンガ大好き。マンガ・小説が中心です。
浮世の雑事に気を取られ、一年近く留守にしておりました。
少しずつ再開して参ります。
カールのもとに届けられた一通の手紙。それは瓶に詰められ、海に流されたものだった。 行方不明の子供達のゆくえを追ううちに彼らがたどりついた真相とは。 ーーー原作のカールは映画版とは全然イメージが違った!
映画化作品から原作を手に取ったため、シリーズ3作目の本書が初読になってしまった。 映画ならではの迫…
愛犬とお散歩、お店でビール、どこでも行ける着物ライフ。そのために知っておきたい、やっておきたい事ってなあに?
着物について右も左もわからない。だれに、どんな風に聞けばよいかもわからない。 そんな悩みを抱え…
浄瑠璃芝居のようなきらびやかな言葉。人々のなりゆきも、古典のお芝居のように感じた。
Audible(朗読)も併用して読了。そのせいか、なんだか浄瑠璃芝居を見ていたような心持ちになった。…
耳で読書。作業をしながら本が読めて便利!と喜んだが、思わぬ効果も。
ある男の独白。いつしか酒に溺れるようになった彼は、長年可愛がっていた猫にむごい仕打ちをするようになる…
隠れて読むモノ?いや、こんな売れてるんやったら、むしろメジャージャンルでしょ。
齢50のわたくしが物心つく頃、書店の片隅にたたずむハーレクインロマンス専用ラックはすでに存在した。ハ…
悪いおとなに負けないぞ!がんばれハックとジム!しかしあの人が現れて・・
下巻は第二十四章から。公爵と王様の詐欺師コンビにふりまわされるハックとジム。街から街へめぐる馬鹿騒ぎ…
トウェインの語り口が大好き。あたえられたモノの見方をぶっ飛ばせ!
訳文を見比べて、岩波・西田実訳にした。ハックの話し言葉で書かれた本書の生き生きとした調子を味わいたく…
まさに「冒険」!トムあやうし!
上巻では悪たれボウズぶりを発揮してきたトムの地金が見えるエピソードが目白押し。ナイトの称号にふさわし…
石井桃子訳。トムをはじめセリフが生き生きしてる。
当時、小4の息子の就寝本として読みました。 石井さんの訳がユーモアや人間関係の機微をデリケートに、…
「ゴーゴリの『外套』は生活のくすんだ模様に黒い孔を穿つグロテスクにも物凄い悪夢である」ナボコフ談
作家ナボコフの著書を今回初めて読んだのだが、彼は読み方も一筋縄ではいかない芸術家であった。 本書は…
実在の反乱を現地調査し歴史書まで書いたプーシキン。その集大成の小説。ピョートル17歳、愛と戦いの青春。
古い作品だから…とあまり期待していなかったのもあるが、面白かった。 主人公ピョートル・アンドレーイ…
幻想的だが、肌触りには既視感がある。語り手の女性たちの流されているようでいて折れないしたたかさが良い。
中編3作掲載。多彩な受賞歴をもつ多和田葉子の初期の作品群であるらしい。どの作品も語り手は女性である。…
古雅な文体が堪能できる恐怖小説。(特に高所恐怖症者におすすめ!)
片付けものをしていたら大昔の雑誌の切り抜きが出てきた。久世光彦「幻想小劇場」連載第二十八回「アッシャ…
元祖・ハリウッド映画なエンターテイメント!
子供と一緒に大いに楽しんだ。 小説のプロットはヴェルヌの『地底探検』と似通っている。強烈な個性を発…
おお…コレは!これまで読んだモースシリーズ中でも屈指の力作!今回のモースはイケメン度マシマシ!謎もロマンスもこってり詰まってます。
モース警部シリーズ10作目。(うっかり9作目をとばしてしまったけど、特に問題はないみたい。)モースシ…
主任警部はただいま入院中!ベッドの上で取り組む100年前の事件の真相はいかに?
酷暑で疲れ気味だけど小説が読みたい・・そんな時にもピッタリなモース警部シリーズ、8作目。 センテン…
手紙は語る。モース警部シリーズ7作目。
1月1日、署からかかって来た電話で休暇をキャンセルされたモース警部。オックスフォードのホテルで変死体…
秘め事と日常の両方がキャラクターを作り上げている。たなと作品のその真摯さと健全さに惚れた!
ごく普通に生活していた青年・三崎(ミサキ)は、街角でヤンキー風の青年にカラまれ殴られるようになる。避…
猟奇殺人事件とモース20代の青春!見所は多い。シリーズ6作目。
オックスフォード大学のロンズデール学寮長に、心配事を相談されたモース。先週から教授のひとりの姿が見え…
悲哀のモース、推理もそれに影響されたか?シリーズ5作目。
加齢の悲哀をたっぷり振りまいて登場するモース警部に涙を禁じ得ませんw 女性の美の賛美者であることを隠…