ミステリマガジン700 【海外篇】




「ミステリマガジン」創刊700号記念アンソロジー、単行本未収録の16作品を精選。
ミステリ専門誌『ハヤカワ・ミステリ・マガジン』(1956年創刊時の名称は『エラリー・クイーンズ・ミス…
本が好き! 免許皆伝
書評数:862 件
得票数:25661 票
「本が好き!」に参加してから、色々な本を紹介していただき読書の幅が広がりました。




「ミステリマガジン」創刊700号記念アンソロジー、単行本未収録の16作品を精選。
ミステリ専門誌『ハヤカワ・ミステリ・マガジン』(1956年創刊時の名称は『エラリー・クイーンズ・ミス…




心優しく機智に富む男、ロンドンの夢見るサラリーマン、チャールズ・ラムの傑作随筆集。
チャールズ・ラムは18世紀にロンドンで生まれ、東インド会社に勤めながら文章を書いた人である。「エリア…



情感漂う哀愁に満ちたミステリ。うーん、表紙のクセモノぶりがスゴイ。
☆ 勝手にコラボ企画2:「ハヤカワ文庫の100冊 2015秋」 参加の書評です。 この話は19…




ナチスドイツ占領下の小さな島で、住人たちに笑いと勇気を与えたのは、ある読書会の存在だった。
☆上下巻合わせた書評です。 第二次世界大戦が終わって間もない頃、ロンドンに住む新進作家のジュリ…




大胆な構図と精緻な筆遣いで描かれた、絵師の業を魂に宿す男の肖像画。
伊藤若冲という名を知ったのは、「若冲ミラクルワールド 驚異の光の絵師」というNHKの特番(ナビゲータ…





全てを受け入れ全てを失くした平凡な人生が問いかける、本当の幸せ。
本を閉じた時、心の底の底まで届いた物語だけが与えてくれる、静かで快い感動の中にいた。この先人生の終点…





誰とも違う「自分」を持つ素晴らしさを、ワクワクするお話にした絵本です。
「あの子浮いてるよね。」と言われるのが怖くて、思わず周囲に同調しちゃったことはありませんか?「出る杭…




ノースカロライナの緑豊かな大地を舞台に、アメリカ南部ならではの事件を描く。密造人でもいい、こんなパパが欲しい!
☆ 勝手にコラボ企画2:「ハヤカワ文庫の100冊 2015秋」 に参加の書評です! アメリカ南…





物語る力を物語る、圧倒的な力ある物語。
病の床に臥す紫苑の君のため、邸宅には護摩が立ちこめ、阿闍梨の読経が続く。紫苑の君の傍には、麗景殿の女…




日米両国から見捨てられた混血児のため、彼女は戦った。岩崎財閥家の令嬢を軸に、占領期の日本を描いたノンフィクション。
終戦後の1948年、「占領下の落とし子たち」という特集記事がアメリカの『サタデイ・イブニング・ポスト…




古代文明の黎明期からイスラム国の出現まで、中東3000年の歴史的文化的変遷が通覧できる本。
過激なテロ行為、内戦で崩壊してゆく国々、膨大な難民。報道にふれるたびに、なぜ中東はこんなヒドイことに…




これがホントの完結編。君たちの武運長久を祈る!
スポーツにかける青春を描いた本を推薦して下さいと言われたら、まっさきに思い浮かぶのが『武士道シックス…




人生を分かち合った人々への、涙と笑いのレクイエム。
黒柳徹子さんは“シンデレラガール”だった。昭和20年代の終わり、NHKがテレビ放送を始める時に募集し…





「海のもの、山のもの、人の心」を味わいたい方へ。喪失感の底から切ない愛しさが湧いてくる物語。
たった十坪ほどのささやかな店、菜飯屋。暖簾も看板もない代わりに、引き戸の両側にはいつも純白の塩が盛ら…




知らない「味」に出合うのも、読書の幸福。
「食」をテーマにした小説やエッセイはたくさんある。きっと「食べる」という行為が、旨い不味いの感想やら…




祝♡シリーズ再開。アラサー男が主人公では、もう「青春ミステリー」とは言えませんなあ。
ある時は実家の果物屋の店番、またある時はコラムのライター、知り合いに警察官とヤクザがいて、お母さんに…





戦争という試練を経て繋がれた命への賛歌。
大正末期に港町横浜で生まれ、昭和と共に歳を重ねた女性たちの物語である。慧子と蒼、ふたりのヒロインが他…



曖昧なモノが苦手な理系編集者、文芸作品のプロデュースに挑む。
理学部数学科出身の桐生蒼太は、数値化できないものが苦手である。理解できない曖昧なものと一戦交えてみよ…





彼らは砂漠の収容所に花を咲かせ、ガーデニングコンテストを開いた。日系人たちの太平洋戦争、愛と勇気の物語。
スミコは4月が大好きだ。南カリフォルニアの風に吹かれた“クサバナ”が、良い香りを一面に漂わせるから。…




かすかなハーブの香りのように、ひっそりと魔法が息づく物語。
まずお話が始まる前に「ウェイヴァリー家のキッチン・ジャーナルより」というページがあり、様々な植物の効…