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KiKi(Brunnhilde)

KiKi(Brunnhilde) さん

本が好き! 1級
書評数:581 件
得票数:1314 票

岩波少年文庫を中心に児童書を収集、読み進めています。  いずれは児童書中心のブックカフェを開きたいなぁ、な~んていうことを夢見ています。  宝くじが当たらない限り夢のまま終わってしまいそうだけど・・・・ ^^;

尚、ここに紹介させていただいている書評は私のブログ「Lothlórien」からの転載です。  

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ゲド戦記 5 アースシーの風

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ゲド戦記 5 アースシーの風

この作品から KiKi が読み取った一番大きなメッセージと思えるものは、「人間がこの世界をあたかも自分たちのために作りかえてきたかのように傲慢に振る舞っていることに対するある種の警鐘」という感じでしょうか 

何となく鬱陶しいジェンダー思想丸出しになっちゃったゲド戦記。  気分的には「もうおなかいっぱい!」っ…

投票(3コメント(0)2013-11-16

ゲド戦記 4 帰還 (ソフトカバー版)

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ゲド戦記 4 帰還 (ソフトカバー版)

社会の中でそれなりの「力」を持ち、それなりの「仕事」を成し遂げた人間は、それができていた世界から足を洗った瞬間に、まるで子供のように、どっちへ向かえばいいのか、何をすればいいのかわからなくなりがち。

この物語の原語版が世に出たのが1990年、続いて日本語版が出たのが1993年なのだそうです。  いわ…

投票(4コメント(0)2013-11-08

ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

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ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

第1作目は広い世界を転々と旅するゲドの姿を描く中で、彼が己と向き合う話で、この第2作目は閉鎖的な世界で、己を失わざるをえなかったテナーという少女がゲドとの出会いにより己を取り戻す話だと思います。

この物語、前半を読み進めているうちは「どこがゲド戦記なんだ?」と思わないでもありません。  何せ、肝…

投票(2コメント(0)2013-10-31

嘘だらけの日米近現代史

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嘘だらけの日米近現代史

KiKi がこの本で評価している点を挙げるなら、アメリカという国はハリウッド映画が描くほど、かっこよくも、善意の塊でも、オシャレでもないということを堂々と言ってのけているところ・・かな。 でもそれ以外は。

いやはや、面白い本(?)が世の中にはあるものです。  しかも Amazon のカスタマー・レビューを…

投票(6コメント(1)2013-10-22

オタバリの少年探偵たち

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オタバリの少年探偵たち

物語冒頭はどこか先日読了したばかりの「飛ぶ教室」を彷彿とさせます。 でも途中からは、法廷ものあり、ミステリーあり、サスペンスありと盛りだくさん。  そして最後はユーモアあふれる大人の登場です。

物語冒頭はどこか先日読了したばかりの「飛ぶ教室」を彷彿とさせます。  メインの登場人物たちは男の子た…

投票(6コメント(0)2013-10-05

ぼくらはわんぱく5人組

  

ぼくらはわんぱく5人組

物語前半の「わんぱく5人組のいたずら」メインの描写と後半の主人公の熱に浮かされた妄想のギャップが激しい物語です。  でも作者のことを「訳者あとがき」で知ると、この物語が語らんとするメッセージが見えてきます

物語の最初の方は、ある意味では微笑ましく、ある意味では眉をひそめちゃうようなわんぱく坊主のいたずら物…

投票(4コメント(0)2013-10-02

まぼろしの白馬

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まぼろしの白馬

俗世間にはほとんど汚されず、美しい空想の翼を広げることを心の喜びとしていた少女。  この物語に濃厚に漂うどこか夢見がちな雰囲気はそんな作者の実生活の中で純粋培養された結晶みたいなものなのかもしれません。

この本は初読だったんですけど、一読して感じたのは「ああ、この本を子供の頃に読んだら今よりももっともっ…

投票(8コメント(0)2013-09-29

ネギをうえた人―朝鮮民話選

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ネギをうえた人―朝鮮民話選

少しは知っている中国の民話にも我が日本国の民話にも似ているようなところもあるけどどこか違う・・。  グリムに似ている話もあるんだけど、結末は知っているパターンを外されて意表を突かれることが多い読書でした。

今では BS チャンネルの番組表を眺めてみると、「はて、ここは日本か、韓国か??」と訝しく思っちゃう…

投票(7コメント(0)2013-09-24
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