西の善き魔女〈3〉薔薇の名前




「3巻」、「4巻」そして「5巻」の3冊をまとめて Review しています。
KiKi が読み進めている文庫本版では第5巻になっている「銀の鳥プラチナの鳥」はオリジナルでは「外伝…

本が好き! 1級
書評数:581 件
得票数:1315 票
岩波少年文庫を中心に児童書を収集、読み進めています。 いずれは児童書中心のブックカフェを開きたいなぁ、な~んていうことを夢見ています。 宝くじが当たらない限り夢のまま終わってしまいそうだけど・・・・ ^^;
尚、ここに紹介させていただいている書評は私のブログ「Lothlórien」からの転載です。




「3巻」、「4巻」そして「5巻」の3冊をまとめて Review しています。
KiKi が読み進めている文庫本版では第5巻になっている「銀の鳥プラチナの鳥」はオリジナルでは「外伝…




「1巻」そして「2巻」の2冊をまとめて Review しています。
う~ん、面白くないわけじゃないんだけどちょっとビミョーかも・・・・。 今のところ全8冊のうち2冊し…





「あお」「あか」「みどり」「きいろ」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第5巻。 「あか」は表紙の絵がちょっと怖いというお話をしたけれど、この「ももいろ」の表紙の絵は結構 KiKi 好み(笑)
「あお」「あか」「みどり」「きいろ」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第5巻。 今…





ケルトの人たちと日本の人たちが場所を遠く隔て、時も隔てているにも関わらず、ほとんど同じプロットの物語を持っているというのは本当に不思議です。
これもやっぱり面白かった~。 もっともところどころお話が唐突な感じのする所もなくはなかったのですが…





グリムやアスビョルンセンの収集した数多くの物語の原型がそこかしこに表れている物語集。 人間が物語を語り継ぎ、語り継ぐうちに少しずつ、時代、世相、宗教を反映して変形していくということが理解できます。
いや~、久々に読み返してみたんだけどやっぱりこの本だと躓くことはほとんどなくて、ちゃ~んと頭から最後…





これまで読んだ「あお」「あか」「太陽」ではただ単に「人間」という表現が使われていたところがこの本ではやたらと「キリスト教徒」という言葉に置き換わっている、この違いは何なんだろう??
原典となる民話そのものは例のA.ラングの「あおいろ」「あかいろ」更には「太陽の東 月の西」と同じプロ…





どうしてこのラングの世界童話集は「あお」だったり「あか」だったり「みどり」だったり「きいろ」だったりするんでしょうねぇ。 収録されている作品の出典エリア別イメージカラー??なのかしら?。
「あお」「あか」「みどり」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第4巻。 今回は「きい…





個人的には最後の3篇、グリムの作品を割愛してでもその他の「原書目次」にある他国の物語を収録して欲しかったなぁ・・・・・。
アンドルー・ラング世界童話集の第3巻であるこの本に収録されている作品は以下のとおりです。 …





「あおいろの童話集」に続く、アンドルー・ラング世界童話集の第2巻です。
「あおいろの童話集」に続く、アンドルー・ラング世界童話集の第2巻。 今回の「あかいろ」に収録されて…





これらの物語に登場するお姫さまは案外ワガママだし、主人公以外の脇役や悪役、その他大勢の方々はいとも簡単に殺されてしまうし、子供時代に読んだいわゆる「お子様バージョン」の翻訳童話とはちょっと異なる雰囲気
いや~、つい先日、ペローやらグリムやらアンデルセンやらを読んだばかりなので、一時は大きな抵抗感があっ…





カラー図版部分を眺めているだけでもうっとりしちゃうような美しさで、本好きの KiKi にとっては読んで面白く、眺めて楽しい、「1冊で2度美味しい」本でした。
KiKi の子供時代、もちろんすでに世の中には「文庫本」というものが存在していたけれど、それでも「本…





これが戦時中のお話であるという絵や説明がなければ「戦記」というよりは「南方旅行記」みたいな感じ・・・・(笑) ドンドン・パチパチの悲痛な「戦記」しか読んだことのない方にはオススメできる1冊だと感じます。
たまたま年末・年始にかけて、「池上彰の現代史講義」とか「池上彰の20世紀を見に行く」な~んていう「池…


どことな~く、「坂の上の雲」を要約しただけの本っていう印象が拭えませんでした。
今週末には最終回を迎えるNHKのドラマ「坂の上の雲」。 原作の司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」も大好…

時々挿入されている「コラム」部分に面白味がある・・・・というのが長所と言えば長所ですかねぇ・・・・。 それにしても、「教科書」の装丁 & 活字 っていうやつはどうしてこうも「眠気」を誘発するんでしょうか??
何とまあ、面白味もへったくりもない本でしょうか?? ここまで総花的 & 事実の羅列のみの本だと目が…



大人が「歴史の復習」としてサラ~っと古代から近世までをおさらいするには悪くないけれど、それ以上でも以下でもないかな・・・・と。
KiKi は子供時代、歴史の授業が大好きでした。 もちろん年号を覚えたり、世界史のあちらの国の王様…



やはりこの本ではどうしても中途半端感は否めません。 でも、KiKi のような「古事記 & 日本書紀ビギナー」にとってありがたいのは巻末に付されていた「古事記・日本書紀神話対照表」です。
戦後教育を受けてきた KiKi にとって日本の神話物語というのはさほど近しいものではなく、子供時代に…





これまで KiKi が読んできた昭和史関連本はどちらかというと事象の1つ1つを捉えた本ばかりだったのですが、この「昭和史 2冊セット」は非常によくまとまった「昭和通史」だったと思います。
これまで KiKi は昭和史に関連する本を一切読んでこなかったわけではないのですが、それは例えば「満…




いずれにしろ、こういう「戦争」を扱っている本を読んでいて常に思うのは、もっと当事者国すべてのその時の状況を冷静に分析した「総括」をするためのガイドが欲しいなぁ・・・・・と。
前回の「昭和史」とこの本を2冊続けて読むことにより、ある意味でポイントになる様々な出来事の時間軸 &…





自分が学生だった時代には「昭和史」というのは「受験に必要な最低限の事件の名前と発生年、その概略のあらまし」のみを覚えるもの・・・・・・という位置づけでした。 一度、通史を読んでみたくて手に取りました。
KiKi には子供がいないので、昨今の学校教育で歴史がどのように教えられているのか知る由もないのです…





ユリアヌスが求めた「理想の哲人政治」。 現代人の KiKi にとってはあまりに「夢想的」というか「理想主義的」な考え方・アプローチに見えなくもないけれど「政治にこそ」理想主義は必要なものなのかもしれません。
ず~っと昔、KiKi がまだ高校生だった頃、世界史の授業でこのユリアヌス帝時代のローマの歴史に関して…