ヘヴン

ここは天国でもあるし、地獄でもある。価値観なんて人それぞれで、正しさも個々人の中にあるけれど、私は主人公の弱さや強さや正しさを評価したい。ラスト苦しんだ先に見える、輝く風景を見て(読んで)ほしい作品。
本が好き! 3級
書評数:30 件
得票数:83 票
趣味が読書。
文章書くことは割と好きです。
かなり偏った考え方をすることがありますので、
こんな考えかたもあるんだなぁ。程度に読んでいただけると幸いです。

ここは天国でもあるし、地獄でもある。価値観なんて人それぞれで、正しさも個々人の中にあるけれど、私は主人公の弱さや強さや正しさを評価したい。ラスト苦しんだ先に見える、輝く風景を見て(読んで)ほしい作品。

ごはんと恋愛は切れないものなのか?恋愛グルメといいつつ、一人で食べて飲んでる旅をしている島本理生さんの笑えるエッセイ。もっとエッセイ書いてくれればいいのにな。

これは真実を暴く物語ではない。真実をでっち上げるお話だ。ミステリーと分類するには少し勇気が必要な気もするが、続編がきっと出るだろうし、出たら読みたいと思わせる作品だろう。





読んだらきっと、温泉につかったときのようにほっと一息つけるだろうと思います。生きていくうえではいろいろ苦労もあるけれど、疲れたときは温泉にでも入るのが一番だと思えるお話です。




とても静かなお話たちです。人質たちの心の中にある希望を掬い取って、掌に乗せて眺め、静かに耳を傾けるのにふさわしいお話。大きな感動はないけれど、心にじわっと広がる温かさのある本でした。





この本には、恋というより愛がある。人は途方に暮れる日もあるけれど、そこから前を向いて歩き出せるだけの強さとやさしさがあるのだと、気づく作品でした。
誰もが落ち込んだり、悩んだりして立ち止まってしまうことがあると思う。大切な人の死とか、自分じゃ変えら…



凄く読みやすいマナーの本、絵も可愛くわかりやすいので、癒し系の本としても読めると思います。何かをするとき、なんでもいいといいがちな人にはぜひ読んでいただきたい本です。

私を救った1冊。実際くよくよしているときに読めば、あぁ確かにね。と思います。そんな時間もったいない。そこかしこに書かれている不思議な絵にも癒されると思います。楽な気持ちで読める本かな。

この本を読んで、1冊のノートにまとめないまでも、読書をしたら何かに感想なり書き出しなりしようと思いました。読書して、何もしないなんてもったいないと気付くはず。人は忘れる生き物ですからね。





夜中に読んで爆笑しました。電車のなかで読めばきっと変な人に見られます。できたら、夜中のテンションで読んでほしい本。わたしも、困ったことがあったら「だって神がそう望んだから」ってシラっと言いたい。




ここまで小説の雰囲気とエッセイの感じが違っていいものなのか?少し心配になりました。恋愛関係のお話も赤裸々で、笑いナシには読めません。面白い文章を書く人はどんな風に書いても面白いんですね。

夫婦のお話。ただいまと帰る場所、おかえりと迎えてくれる人、そういうもので幸せってできていると感じた本。苦しくって切ないけど、温かくて幸せなお話でした。





ずっと、登場人物たちが何かを言いかけていて、それが気になって最後まで読んでしまった作品。このボリュームにも関わらずノンストップで読めます。いろんなことを考えながら、楽しめる作品でした。

雰囲気がかなり、うまく出ている作品だと思います。その世界観だけで十分怖い思いをしました。ただ、そのせいかすごく読みにくかったです。好き嫌いが別れる作品かもしれません。

最初読んだときは薄っぺらく感じる内容も、時が経つごとに深みが増すような気がします。人には本を読むタイミングがるんだなと、思った作品。テーマは愛だと思います。最後のおばあちゃんからのメッセージ好きです。

最初に読んだとき、泣きました。誰かのために、こんなにも一生懸命になれた弟をすごくいとおしく思います。大切な誰かとともにあるために、精一杯手を伸ばし続けることが大切なんだと気付かせてくれます。

読んだ後に気づいた。この世界を色で例えたら、グレー。色のない気持ちの悪い作品。でも、ページをめくる手を、止められない。時々、手にとっては、なぜか再読してしまう味のある作品です。

題名から、自分の限界を突破しろという内容だと思ったら大間違い。これは、人と関わるうちにいつの間にか「箱」に入ってしまうというお話について書かれた本です。読めば「箱」について理解できるいい作品です。

凄く落ち込んでいるときに出会った本。何かに悩んだりくじけそうなとき、この本を読めば少し救われると思います。悩みや苦しみは結局自分が作り出しているものだと、気づけるはず。

シリーズ二作目。たくさんの本屋さんがでてくる本ですが、これを読んだらきっと小さな書店にも足を運んでみたくなるはず。きっとシリーズ三作目も面白くなるだろうな、と思わせる作品でした。