ハリネズミは月を見上げる
まっすぐでまぶしい感じの青春小説。若者たちにエールを送りたい!
高校2年の鈴美は電車で痴漢にあい、相手に難癖をつけられていたところを、同じ高校に通う比呂に助けられる…
本が好き! 1級
書評数:163 件
得票数:1910 票
本に携わるお仕事をしています。ひたすら本に触れ、本を読む毎日。
好きなジャンルはファンタジー、推理小説ですが、とにかく乱読なので何でも読みます。
1日1冊を目標に本を読んでいますが、なかなか記録しきれていません・・・。
まっすぐでまぶしい感じの青春小説。若者たちにエールを送りたい!
高校2年の鈴美は電車で痴漢にあい、相手に難癖をつけられていたところを、同じ高校に通う比呂に助けられる…
デジタルデトックス?!スマホ、パソコン、タブレット没収なんて、聞いてないよ!!
中学二年の舞は、夏休みにいとこの鏡花と一緒に3週間のサマースクールに参加することになった。素敵な避暑…
波山さんとは友だちになれそうな気がする
漫画のレビューはもしかして、自分史上、初かもしれない。でもどうしても紹介したくて書いている。 …
長く愛された町の本屋さんの最後の一週間
幸本書店は東北のとある町にある書店だ。町に5店あった書店は姿を消し、今では町に残る最後の書店だった。…
今回も一気読み!この作家さんの描く少女は生命力に満ちている・・・
17世紀ピューリタン革命時代の英国が舞台。 母親と二人で暮らしていたメイクピースは、暗闇に悪夢に怯…
"人間"って、いったい何?人間に向いている人って、結局どういう人なんだろう?読み終わって、疑問が浮かんできた。
数年前からいきなり発生した病気がある。ある日突然、人間が異形の姿になってしまう病気だ。名付けて『異形…
父さんはぼくのことを「男の子みたいな子」とまわりに言っている。女の子の身体で生まれてきたけれど、ぼくは男だ!
シェーンは12歳、ロサンゼルスの中学生だ。野球チームのピッチャーで、ジョシュという最高の親友もいる。…
普通を超える一線、足元がゆらぐようなそのきっかけ。その一線を超えるトリガーは誰もが持っているものかもしれない。
音羽と亜沙見は友だち同士。中学入学時から2年間クラスも一緒で、ずっと仲良くしている。その日もふたりは…
遠い国のことだから・・・知らなかったから・・・、そんな風に思ってはいけない。まずは何が起こっているのかを知ることから始めたい。知ることは力になる。この状況を少しでも変えていけますように。
2018年ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド氏。彼女はイスラム国に囚われながらも強い気持ちを持…
本屋さんや出版社を舞台にした小説は数多くあれど、印刷会社を舞台にしたものはそうそうない。本好きを名のるなら読んでおくべき1冊だと思う
本好きとして、本にかかわる仕事をしている者として、書店の減少についてかなり関心があるほうだと思う。書…
グレイソンのノートには三角形のてっぺんに丸を描いた落書きがある。丸の上に半円形を描きたせば、髪の毛になる。これが、気づかれずにお姫様の絵を描く方法。スカートにあこがれていることは誰にも言えない。
グレイソンは12歳。毎朝、鏡の中にうつる自分の姿はぴかぴかした金色のドレスを着ているって想像する。実…
夢の書シリーズ最終巻!緑の扉、黒の扉ときて、最後は黄色い扉。物語の重要なポイントとなるだろうこの扉、いったい誰のもの?
とうとう最終巻!第2巻で不審な動きをとりはじめたアナベル。そして邪悪な牙をむいたアーサー。2人の動き…
非の打ちどころがないヌヌとして周囲から認められていたルイーズ。彼女はなぜ、世話を任されている子どもたちを手にかけるという凶行に及んだのか?
赤ん坊は死んだ。ほんの数秒で事足りた。 いきなりこんな文章で、話ははじまった。 2人の子…
フランスで生まれた少年ピエロが、数年かけて、身も心もピーターになった。少年の身に何が起こったのか…。
これは『縞模様のパジャマの少年』の作者、ジョン・ボインが、別の視点から描いた小説だ。 主人公は…
14歳の少年、フィンレイの生活は、2年前に母さんが行方不明になってしまってから、すべてが変わった…。イギリスを舞台にしたミステリータッチのYA小説は一気読み間違いなし!
2年前に母さんがいなくなった。父さんとぼくは捨てられたってわけだ。3人で住んでいた家を引越し、学校も…
えぇ~、また放置プレイですかっ!?という気にさせられるのは、続きがめちゃめちゃ気になるからです(笑)。夢の世界の奥深さは、まだまだこんなもんじゃなさそう・・・。
*『第一の夢の書 緑の扉は夢の入口』の結末に触れています。未読の方はお気を付けください。 それは…
あなたにとっての本屋はどんな存在ですか?わざわざ出かけなくても、ネットで簡単に本が手に入る現在、どんな本屋だったらわざわざ足を運ぼうと思いますか?『これからの本屋』は「本屋のあり方」を考える本です。
人が「本屋」に求めるもの、それはその人その人で違っている。たとえば、新しく出版された本は必ず手に入…
夢で訪れた長い廊下には趣向を凝らしたたくさんの扉が並んでいた。えっ?この扉の向こうはわたしの夢じゃなくて別の人の夢?〈時間旅行者の系譜〉3部作でおなじみのケルスティン・ギアの新シリーズ、開幕です!
15歳の女の子、リヴ。両親が離婚し、母親に引き取られたものの、大学で教えている母親は毎年のように違う…
冬野ネガと春日井のぞみ。中学2年のふたりのうち、1人が死に1人が逮捕された。住宅地にある空き家で、いったい何があったのか…。あまりにも悲しい結末が読む人の心に染み渡る。
向ヶ岡遊園駅郊外の住宅地にある一軒の空き家で少女の首吊り遺体が発見された。現場から逃げた別の少女が保…
町のはずれにある書店、その名も「あるかしら書店」。ここは、本好きにはたまらない「本にまつわる本」の専門店なのです!ん?「本にまつわる本」って・・・かなり気になりませんか?
『りんごかもしれない』でさまざまなりんごの世界を見せてくれたヨシタケシンスケさん。他にも『りゆうが…