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カナ

カナ さん

本が好き! 1級
書評数:51 件
得票数:351 票

本を読むのが大好きです。読んだことを記録したいと思って始めました。拙い文章ですが、お付き合い頂けたら、嬉しいです。よろしくお願いします。

書評 1ページ目(51件中 1~20件目)

危険なビーナス

本の評価ポイント  

危険なビーナス

 浮かんだことをあいまいに書いているので、地の文を書くのが厳しい。だから、無駄な会話でつなげるしかない。無駄な会話で枚数を稼いでいるのは、活字の大きさでわかる。読者離れが心配されてしまうのは杞憂か?

 歌手であり、小説家でもある、さだまさしさんが、今年の9月14日に『ご乱心』というワーストアルバムを…

投票(16コメント(2)2016-09-25

ユートピア

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ユートピア

 戦後、国民の食卓を支えてきた食品加工会社、八海水産、通称ハッスイの国内最大工場を有する鼻崎町を舞台に物語が始まる。都会からこの地に来た者はここに理想の『何か』があると信じ、自らの手で表現しようとする。

 鼻崎町に住む小学1年の堂場公美香は、幼稚園の集団通園時に交通事故に遭い、後遺症として車椅子の生活を…

投票(11コメント(0)2016-01-15

リバース

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リバース

 この話の根底には、飲酒運転、スクール・カーストが絡んでいるのだが、飲酒運転に対する考え方が一昔前過ぎて、唖然としてしまった。著者や、編集関係の方は『狙って』やっているのだろうか?気になってしまう。

 三年前の夏、明教大学経済学部(優秀、賢いという描写がやたらある。明治や立教クラスの設定か?)の松本…

投票(18コメント(0)2015-06-26

なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか

本の評価ポイント  

なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか

 受験生の方は、この本を読む時間があったら勉強したり、『入学案内』を読んだほうが、はるかに時間を有効活用できる。関係者の思いが、残念なくらい伝わってこない。関西圏在住の方が書いたほうが面白かったはずだ。

 昔、都内在住の友人から、(真偽の程は定かではないが)こんな話しを聞いたことがある。  修学旅行で…

投票(12コメント(0)2015-03-08

チーム・ブライアン

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チーム・ブライアン

オリンピックで金メダルを獲る為に何をすればいいのか?何が大事なのか?が惜しげもなく描かれている。ライバル達に知られて大丈夫なのか?危惧の念を抱いてしまう。と言っても『この体制』の模倣はできないだろう。

 『チーム・ブライアン』。本のタイトルにもなっているが、オーサー氏が主催するカナダのトロントに在るス…

投票(8コメント(0)2015-01-21

“東洋の神秘

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“東洋の神秘

 天才レスラー武藤敬司さんがオマージュしたレスラー、ザ・グレート・カブキ。プロレスが好きな人なら誰もが知っているはずだ。近年、スポーツの世界で成功する人間はクレバーな人間が多いが、彼もその一人である。

 今年のお正月、久し振りに新日本プロレスの『闘強導夢』特集のテレビ放映を観た。ヘビー級の選手が、体の…

投票(9コメント(4)2015-01-17

マスカレード・イブ

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マスカレード・イブ

 いろんな場面で耳にする「とりあえずビール」と同じくらいの気持ちで「とりあえず東野圭吾」と手にしてしまう1冊である。こちらを読んでから、『マスカレード・ホテル』を読むほうが楽しいかもしれない。

 10月5日、午前10時に1件の通報があった。  八王子にある泰鵬大学理工学部のキャンパスにおいて…

投票(8コメント(2)2014-10-09

後妻業

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後妻業

 物語の世界に入っていくという表現があるが、この作品に関しては『引きずり込まれる』という感じだ。最初は本の厚さに圧倒されてしまうが、気がつくと読みきってしまう。一気読みをさせられてしまう。貴重な1冊だ。

 『後妻業』という耳慣れない言葉からして、どれだけ巧みに何をやらかすのだろうか?と思わせられて、実際…

投票(14コメント(0)2014-10-03

あなたは半年前に食べたものでできている

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あなたは半年前に食べたものでできている

 本が売れる条件のひとつは『タイトル』だそうだ。この本は、『本のタイトル』がどれだけ大切かを教えてくれる本だ。内容はびっくりくらいお粗末だった。買って読むと後悔するでしょう。 

 新聞広告を見て、とても気になったので、本屋に行ってみた。実物はなかったので、何度か行ってみた。やっ…

投票(8コメント(0)2014-09-10

バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族

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バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族

ものすごいタイトルだが、蔑むというよりは悲しんでいるような響きを感じる。もう少しだけのんびりしていれば、今も隣で笑っていられたのに…と、平凡なパパでいいから、もっと傍にいてよ!!という気持ちが伝わる。

 忙しいけど家族団らんなイメージしていたら違った。関西芸人よりも、ギャグを追究する姿勢を貫く両親の…

投票(15コメント(0)2014-06-01

祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)

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祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)

犯人を追い詰める加賀恭一郎に対して、今度ばかりは少しだけ悪人に思えてしまった。ミステリーを読んでいて、犯人が捕まることに対して、残念に思わせてしまう。掟破りの体験を久々にしてしまった。

 犯人はすぐにわかる。不謹慎極まりないが、犯人に対して同情の余地があるので「このまま逃げ切って欲しい…

投票(13コメント(0)2014-05-28

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

『懺悔録』というよりは、『回顧録』ということを認識して、お読みいただくことを強くオススメします。賭け事が云々というより『高額所得者の世界』です。普通の方には、無縁の桁の世界の話です。

 ものすごくかいつまんで見ていくと『生い立ち→仕事→交友関係→賭け事→逮捕』という構成になっている。…

投票(11コメント(0)2014-05-08
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