深き心の底より
子供の頃は金光教の離れで暮らした影響も有り神や自然現象の先に有る見えない力があることを読んでいて感じました。学生時代にアンネ・フランクへに出逢いが作家としての基盤を築いたように思います。
本が好き! 1級
書評数:59 件
得票数:380 票
本は専ら図書館で借りていますが、特に気になる本が有ると本屋さんで買います。本の傾向として明治大正に書かれた本を読んでいますが、現代作家では小川洋子さん、綿矢りささんの本は殆ど読みました。それも全て図書館で借りて読みました。
子供の頃は金光教の離れで暮らした影響も有り神や自然現象の先に有る見えない力があることを読んでいて感じました。学生時代にアンネ・フランクへに出逢いが作家としての基盤を築いたように思います。
9つの短編集。何か不思議な作家のような気がします。著者は阪神タイガースの大ファンであり、高校野球のファンでもあります。好きな事を物語やエッセイにしているので読んでいても楽しいです。
7つの短編集。その中の「バタフライ和文タイプ事務所」は著者自身も若い時の経験談として書いた物語りです。数年しか勤めていなかったようですが、経験したことを置き換えたお話です。
子の成長と親の成長は比例しながら家族の絆が深まるものです。作家も何処の親とも同じで、子供の障碍を受け入れながら、親も戸惑いながらも、何度も挫折を繰り返しながらも人間らしく生きる姿は見習いたい。
最初の出だしが医学用語が出て戸惑ったが、読んでいくうちに日本の何処にでも有る問題をテーマにした内容で今の日本が抱えている医療制度や高齢化問題にスポットを当てるなど、医学を志している人に読んで欲しい。
賞をもらった直後に借りた本です。「叔父は文字だ。文字通り。」と始まる〈これはペンです〉「目覚めると、今日もわたしだ。」と始まる〈良い夜を持っている〉物理やコンピュータープログラムが複雑に絡んだ本です。
学の園窓から見える景色は、専門や研究の話、外国の話、地元の話、食べ物の話と広く楽しめました。作者の方も昨年末に亡くなったと言うのも残念に思います。作者と同じ所に住んでいるのも興味を持った。
この『エッセイ集 学窓の風景』を書いた著者は医師でもあり糖尿病の研究者でもある。この本を見つけたのは…
今年に入り大江健三郎さんの本を読んでいるが、ノーベル賞作家で有り原発問題や原爆問題に先頭にんって取り組んでいて、少し硬そうに見えるが、彼の本を読んでいと本を楽しく読むためのきっかけを与えてくれます。
もう亡くなった方には申し訳ないが、こんなにも悪妻とは知りませんでした。それでもキリスト教の教えに従った生き方は見習わなければなりません。人生の指針と思って読んでいました。
「結婚とは、その問題をはらんだ者同士が共に一つ所に住むことだと言えるかもしれない。問題が生じないほう…
以前から名前だけは知っていたが、本を読んでいて優しい人と感じた。欲張らないで生きてきたつもりだが、何時の間にか欲張っている自分が有った。もう少し肩の力を抜いて行きたい。
頑張らない積りでもつい頑張ってしまう日本人。 この病気、広く蔓延し医者でも働き過ぎるとなってしまう…
私も過去に様々な病名を付けられたが、共通しているのは血管が弱く、直ぐに血液が膝の中に貯まり治らなかった。病気が発症して42年目に正式な病名が言われました。本好きの方、是非、読んでみて下さい。
「混合型血管奇形の難病指定を求める会」に数年前に参加した。 私の病名は「右下肢動静脈奇形」と言…
私も右足に義足を付けて生活しているが、我々でも知らない言葉を作者は研究していたと思います。実際にアメリカではスポーツ選手やモデルをしている人もいます。日本でも何れスーパースターが出ると思っている。
義足とは機能なのか、道具なのか。 そのことについて一時期、悩んだことが有ります。ちょうどその時…
毎日、聖書を読んでいる。新約聖書も旧約聖書も活きる為の力がたくさんもらえます。遠藤周作さんとは同じキリスト教でも宗派が違いますが、考え方のペースは変わっていないと思い読みました。
図書館で借りてきた本です。途中の感想ですが自分の信念を持って野球人とて素晴らしい生き方を続けてきたと感じます。偉大な人ほど生き方も努力の人で有って、是非、若い人に読んで欲しい書物です。
朝日新聞の中に毎週書かれていたエッセイですが、途中から読みだした頃に終わりになり残念だったが、本が出されると知って待ちに待っていた。読むキッカケは花が趣味と書かれており興味を持って読みました。
昔はレモンちゃんと主に深夜のラジオパーソナリティーとして若者達に人気が合った落合恵子も年月には勝てな…
この小説、何度も読みましたが何回読んでも飽きません。そして何度も感想文を書きました。百年以上の前に書かれたものでも時代感覚は現在と変わりません。
数年前より古典文学を読もうと思い最初に始めたのは作家、夏目漱石です。明治の文豪として人気の有る作家で…
料理にもいろいろな種類が有って好みも違いますが、この本の中からたくさんのごちそうを頂きました。どの料理も個性が有り目移りしました。
毎週、土曜日の朝日新聞の朝刊に連載されている人気コラム「作家の口福」は何時も楽しみにしている1人だ。…
戦争の悲惨さを改めて築かされました。話しの内容はヨーロッパで行われて事実。日本軍も酷いことを行っていたがドイツが行ったことも人間の欲望と人が隠し持っている弱さを気が付けさせました。
中学生か高校生の時に学んだ数学、久し振りに数学の面白さを勉強したような気分になりました。我々が学んだ時にこの本が有ればもっと勉強したと思う一冊です。
この本を読んで数学の大切さを改めて感じました。数学嫌いな人でも読んでいると再び勉強したくなるのではな…