花は咲くか (3)
今回も蓉一の桜井を翻弄する無自覚な所が、たくさん出て来てその度に上がったり下がったりする桜井に萠が来ました。
本が好き! 3級
書評数:52 件
得票数:68 票
一般の小説、漫画、BLの小説、漫画、何でも読みます。
今回も蓉一の桜井を翻弄する無自覚な所が、たくさん出て来てその度に上がったり下がったりする桜井に萠が来ました。
波戸ちゃんが主人公として確立!斑目先輩は気の毒だけどキャラ的に納得の展開、1巻でも思った現視研はこの先は何処に行くのか?単なる腐女子話、波戸ちゃんの恋話なのかな〜、まさか矢島っちの恋話じゃないよね。
嵐の声に答えるかの様に「ここで 生きていく」と決意した花の凛とした姿が美しい!そしてまた始まるであろう今後の展開は、どんな試練が待ち受けどんな風に成長をしていくのかわくわくします。
ビアバーのマスターとそのお客さん達を通して、ミステリーと言うよりも人の表面からは伺えない一面を推理し垣間見る感じ。ビアバーとマスター雰囲気が良くて、つい通ってしまう常連さんの気持ちが分かる。
どこか一方通行の恋に、みんなもがいています。少しづつ動いてますが何故かいい方向に向いている様にも思えず、先の見えない恋愛模様の決着が気になる。でも爽太だけは、原動力が片思いだからこのままでいいと思う。
真木に一途な気持ちが見えるから好感を持ってしまった。ヨリも好きになって来た割には認められない理性もあるから、このやり方!常識的なじゃないけれど、離れたく無い気持ちが何処かにあるからなんじゃないかと。
いい男が登場と思ったら!『敵を欺くには先ず味方から』だといいけれど、違うみたいだね、面白くなって来たと言ってはイケナイくらい、この展開はピ〜ンチ!
長いトンネルの中で流れて行く蛍光灯の光を見ながら早くこの閉塞感と暗闇から抜けたいとじっとその時を待ち、やっと外に出て明るい光を見、広い空間に出てほっとしたそんな気分をこの本で味わった。タイトルで油断。
気になる事がたくさんあったけれど、そんな事どうでもよくなってしまえるのは星野君の人徳ということにします。全てのキャラ設定と会話に面白さがあった。
不思議なタイトルに魅かれました。読んで意味を知って、今度は主人公の亜人のこれからの生き方が気になった。
この本の心中(死)には色々な形があり、視点が面白かったです。 死を選ぶ者、残された者、死んだ者、死にいく者など、 それぞれの思いの根底には愛を感じあまり重くはないが、どんな風に書かれていても悲しみは残る。
二代目になって方向性が少し変わった。会長の荻上さんが中心になるのかと思ったら波戸ちゃんに全部持ってかれました。私的にはこっちでも面白いのでこれでもOK! 斑目を含め現視研はこれから何処にいくのだろう?
望月さんの恋は一旦休止。新入部員も増えてこれからまた大会に向けて始動かな?でもまだまだこのメンバーじゃ波乱もあるだろうな、でもそれも楽しい。
罪を背負った二人。窮屈な共犯関係を罪悪感だけで求め合いそれが無くなった時に、この気持ちは。 月光の薄闇の中で互いの苦悩を隠し、漏れる気持ちを感じたたずむ二人。静寂な世界観の二人の関係はただ見守るしか無い
物語の主軸の事件も面白くグイグイ読まされた、それと同時に竜崎という男が揺るぎなく、媚びない所が何かカッコ良く感じ 小気味好いな〜と思わずにやけてしまった。前作に続いて冴子さんが竜崎の支えだと思った。
竜崎という男に愛おしさが湧いていました。上司、同僚として向き合ったら苦手意識は持つとは思うけれど、無意識に頼ってしまいそうです。家族小説と聞いて納得したのは妻の冴子が一番清々しくかっこ良かったから。
事件の確信に進むと共に物語にぐいぐい引き込まれました。同期でライバルで友人の宇田川と蘇我、一見熱く無い関係なのに熱を感じる二人の心を見た様に思いました。宇田川の成長っぷりがいい、上司に恵まれているな〜
これで良かった良かったで終わらないのが水城さんらしい。玲二の『今なら...』と言う言葉とアリスのつぶやきで第二部が波乱の幕開けになりそうな感じで気になる〜!
最後までどうなるのか、ドキドキしたしややこしかったけれど、千本木の想いが勝利し皆が幸せな方向で、一番納得のいく選択で終わったと思う。この後の4人をまだまだ読みたいので気長に番外編を待ちます。
黒社会での最初の苦難。マーゴの策略に巻き込まれますが、香主となるべきアーサーを中心に想を一つに、それと共に二組の甘さも増します。17才CPは順調、大人CPは面倒くさい二人のまま。この関係は甘くなるのか