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じゅん

じゅん さん

本が好き! 1級
書評数:857 件
得票数:5895 票

本と映画が大好きなお母さん。
自宅で中高生のための家庭教師をしながら地元の単館系映画館発行の月刊誌に毎月映画の紹介文を書いてます。
三毛&二毛のチビ猫二匹と先住のサビ猫がいます。(#^.^#)

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慈雨の音―流転の海〈第6部〉

  

慈雨の音―流転の海〈第6部〉

宮本輝の自伝的大河小説「流転の海」の第六部。 いつも忘れた頃に出るのでそれまでの人間関係を思い出せないことがありもどかしいのだけど読まずにはいられない。あと三巻で完結らしいからその時には一気読みしたい!

松坂熊吾の息子、伸仁がようやく中学生に。 相変わらずひ弱ではあるけれど、とにかく無事に中学生にまで…

投票(7コメント(0)2011-11-02

6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録 角川SSC新書

  

6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録  角川SSC新書

今年3月11日の大地震で被災した石巻日日新聞。輪転機が水没したり、記者が津波で流され漂流したり、と何もできないはずの中、自身の翌日からなんと手書きの壁新聞を発行。地域紙ならではの気概に元気が出た。

あの地震の日、森達也「A3」オフ会に参加するため東京に行っていた私は、大学生の娘の最寄駅に着いたとこ…

投票(10コメント(0)2011-10-30

聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)

  

聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)

休暇(*^_^*)でなぜか、東京・立川のアパートに二人住まいするイエス・キリストとブッダのお話も7巻目。中村光さんが産休に入られる、ということで、今巻はページ数がちょっと少なめだったのが残念。

とは言え、たっぷり笑わせてもらいました。 一時期、ネタ切れか?と思ったこともあったけど、この7…

投票(11コメント(4)2011-10-29

漁港の肉子ちゃん

  

漁港の肉子ちゃん

とんでもなく太ってて、人の言うことは100パーセント信じてしまう肉子ちゃん(もちろん渾名)と、とても可愛くてサリンジャーでもモーパッサンでも太宰でも読んじゃう小学生の喜久子ちゃんは、母子なのでした…。

タイトルから、これはかなりのキワもの?? それとも痛い話??と思ったのですが、これが実に読ませる、読…

投票(15コメント(2)2011-10-28

マスカレード・ホテル

  

マスカレード・ホテル

連続殺人事件の捜査のために、ホテルの従業員になりすます刑事たち。森村誠一のホテル小説を思わせる、多彩な客とベテランフロント係の面白さ+次第に焙りだされる犯人像。これはいい! 実に面白いです。

ホテルのフロントから見た客の人間模様が実に面白い。 世の中にはいろんな人がいて、いろんな事情という…

投票(13コメント(0)2011-10-27

誰にも書ける一冊の本 (テーマ競作小説「死様」)

  

誰にも書ける一冊の本 (テーマ競作小説「死様」)

語り手はまだ売れない小説家。父親が残した“小説”を息子&小説家の目線で読み進む過程で、父の人生、自分のこれからを静かに見つめ始める彼の思いに、私もあれこれ考えさせられた。

荻原浩さんは、私にとっては凸凹の大きい作家さんで、一応デビュー作から“出れば読む”といった追いかけ方…

投票(13コメント(2)2011-10-12

おまえさん(上)

  

おまえさん(上)

「ぼんくら」「日暮らし」に続くシリーズ三作目。ぼんくら同心・平四郎や煮売り屋のお徳、政五郎親分など大人たちの相変わらずぶりと、あれ?と言った感じに書かれる弓之助やおでこさんの成長談がとても楽しいです。

宮部さんって!!!!と、いくらでも!!をつけたくなるくらい面白い!&上手い!のお話でした。 こ…

投票(7コメント(2)2011-10-05
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