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じゅん

じゅん さん

本が好き! 1級
書評数:857 件
得票数:5895 票

本と映画が大好きなお母さん。
自宅で中高生のための家庭教師をしながら地元の単館系映画館発行の月刊誌に毎月映画の紹介文を書いてます。
三毛&二毛のチビ猫二匹と先住のサビ猫がいます。(#^.^#)

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祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)

  

祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)

そっか、だから加賀恭一郎は日本橋署に来たのか!と彼の背景や気持ちが明かされる。 冷静で温かい捜査を見せてくれる彼が好きだったので、いつも以上に加賀目線でお話を追ってしまったように思います。(#^.^#)

宮本康代はその日のことを、何十年経った今でも明瞭に覚えている。 という冒頭。 既視感がなくも…

投票(11コメント(0)2013-10-06

つむじ風食堂と僕

  

つむじ風食堂と僕

大好きな「つむじ風食堂の夜」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」の番外編。 「それから…」のサンドイッチ屋さんの息子さん・リツくんが電車に乗ってつむじ風食堂に通ってくるという設定が楽しいです。

吉田篤弘さんの文章は、いつも穏やかに語りかけてくる優しい詩情が大好きです。 12歳のリツくんは…

投票(19コメント(0)2013-10-06

政と源

  

政と源

元銀行員の政こと国政と、いまだ現役の簪職人の源こと源次郎は、墨田区の荒川と隅田川に挟まれた町に住む幼馴染の“爺い”たち。全く性格の違う二人ながら遠慮のないやり取りの中から見えてくる優しさが楽しいです。

堅い仕事を定年まで勤め終え、悠々自適のはずの政なのに、今でも職人として仕事を持ち、弟子と丁々発止のや…

投票(21コメント(0)2013-09-28

ホテルローヤル

  

ホテルローヤル

明日への希望が持てなさそうな若いカップルが廃墟となったラブホ(という言い方がぴったり )のホテルローヤルに忍び込むところから始まる連作短編集。 ラブホの持ついかがわしさ、哀しさが上手く使われてます。

桜木さんは、「ラブレス」から読み始めた作家さんで、一番最近読んだのは「起終点駅(ターミナル)」。 …

投票(23コメント(2)2013-09-14

海の見える街

  

海の見える街

海が見える市立図書館に、産休補助職員として派遣されてきた女の子・春香。 思ったことはすぐに口にするし、当然、礼儀って何?くらいの未成熟さ。 これは面倒な子が入ってきたなぁ、というのが最初の感想でした…。

そもそも、働くってどういうことかわかってないのでは、というくらいの幼い春香にイライラして、 このま…

投票(15コメント(0)2013-09-06

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 3

  

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 3

夫が家に帰ると玄関で妻が死んでいる!(#^.^#)シリーズ・コミック版も三冊目。いいなぁ、ぶっ飛んでいるのか、落ち着いているのかわからないチエさんと旦那さん、二人とも大好き。

原作者(って言っていいのかな、旦那さんです。)の最初からの心づもりで、コミック化は三冊で終了。 こ…

投票(13コメント(3)2013-08-30
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