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Tambourine

Tambourine さん

本が好き! 2級
書評数:31 件
得票数:192 票

基本的にはSF読みのつもりですが、雑食です。

書評 1ページ目(31件中 1~20件目)

言語はこうして生まれる

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言語はこうして生まれる

動物はしゃべれない。人間はしゃべる。では、何が出来るからヒトは言語を生み出せるんだろう。文法はヒトのどういう能力的限界の下で必要とされる制約なんだろう。鍵はジェスチャーゲームと短期記憶です。

言語というのはとても不思議なもので、ほぼすべての人類が身につけるものではあるのに、どうやったら習得で…

投票(12コメント(0)2023-01-03

人間をお休みしてヤギになってみた結果

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人間をお休みしてヤギになってみた結果

「トースターをイチから作るプロジェクト」のトーマス、人間が嫌になる。そうだ、ヤギになろう。人とヤギの違いを真面目にリサーチし、克服・・・はしないけど努力するトーマスを応援しよう。その目的はさておき。

その昔、トースターを作るのに鉄鉱石を入手するところから始めるプロジェクトで人々を感心させ、そして…

投票(15コメント(0)2018-05-26

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より

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オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より

オタキングの人生相談。分析の鋭さ、独自の視点もさることながら、徹底的に相談者の味方になり、相談者に伝わること、悩みを軽くすることを追求する岡田さんの姿勢と手腕に感心。このレベルの相談は難しいな。

オタキングこと岡田斗司夫さんの新刊です。岡田さんが朝日新聞で担当している「悩みのるつぼ」という人生相…

投票(19コメント(3)2012-09-30

ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略

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ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略

「涼宮ハルヒ」以降のライトノベルのヒットの要因を探り、そこからオタク第4世代の動向まで見通す本著は、岡田斗司夫、東浩紀の仕事に続くものになりうるレベル

この本は、ここ数年のライトノベルの売れ筋について、それが「なぜ売れているのか」を「内容が優れているか…

投票(10コメント(1)2012-05-08

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 10 (電撃文庫)

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 10 (電撃文庫)

ここに来てまさかのあやせ参戦。今回の京介は本格的にモッテモテですが、ついに最後の刺客あらわる。対桐乃最終兵器が今ついに起動する。はたしてセンターの座は!?(※個人の感想です)

前回までで桐乃と黒猫(ついでに沙織も)かなりぶっちゃけました。京介Viewだとわからないことになって…

投票(4コメント(0)2012-05-08

いまから、君が社長をしなさい。

献本書評    

いまから、君が社長をしなさい。

社長さんはいろんな案件にクイックに対応するべし。著者が提示する20の案件に頭を捻ってみると社長の心得が見えてくる。必要なのは、案件の奥を読み対応結果に思いめぐらせる想像力。あなたにも必要でしょう?

引きがあるいいタイトルですよね。惹かれて献本申し込みしてゲットです。 著者の鳥原さんは、「インバス…

投票(4コメント(0)2012-05-06

弱い日本の強い円 (日経プレミアシリーズ)

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弱い日本の強い円 (日経プレミアシリーズ)

為替はいわゆる国力とは無関係。では何に関係するのか。この本では、「インフレ率と経常収支である」と。その仕組みもわかりやすく解説してくれます。ただ、この本には処方箋はありませんので、それは他の本で。

円高だと外国の製品が安く買えます。ただし、輸出企業は競争力が低下します。日本は十分経済的に発展したた…

投票(3コメント(0)2012-03-21

キミとは致命的なズレがある

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キミとは致命的なズレがある

ガガガ文庫からまた異色作。表紙の女の子が気になったら、是非。書かれていること、主人公が見ているもののどれが本当の事なのか。何が何からズレているのか。デビュー作なのに著者の構成力には舌を巻きます

以前に感想を書いた大賞作「こうして、彼は屋上を燃やすことにした」と同じ第5回のガガガ大賞で優秀賞を取…

投票(4コメント(1)2012-03-18

一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

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一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

情報技術を前提にした新しい政治のあり方を示す本。でもたぶんあなたの想像とは違う物。まず、ルソーの一般意思は民主主義と相容れないし。東浩紀の指す新しい政治は「ニコ生」国会?読めばわかります。夢があります

佐々木敦さんの「ニッポンの思想」で、「ゼロ年代一人勝ち」と称された東浩紀さんの最新の著作です。 …

投票(4コメント(0)2012-01-30

馬たちよ、それでも光は無垢で

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馬たちよ、それでも光は無垢で

東北をまるごとぶちこんだ「聖家族」を書いた古川日出男が震災後に自身の出身地でもある福島へ行く。その過程の鮮烈なルポを書く。そして「聖家族」の世界に入り込む。「聖家族」を読んだ人のみにおすすめ。

古川日出男の「聖家族」は凄まじい小説でした。エンターテイメントの対局にあるような小説で、圧倒されなが…

投票(5コメント(0)2012-01-16
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