途中の一歩(上)





みんな、真剣。わたしの途中の一歩も、語ってみた。
この作品を読んでいる時、わたしの途中の一歩はどんなだっただろう?と、振り返ってみた。 当時、三十路に…

本が好き! 2級
書評数:29 件
得票数:302 票
今読んでいる本→佐藤恭志 海炭市叙景
特別な思いで読んでいる。





みんな、真剣。わたしの途中の一歩も、語ってみた。
この作品を読んでいる時、わたしの途中の一歩はどんなだっただろう?と、振り返ってみた。 当時、三十路に…




古今東西の文学を扱っているという点で、ダイジェスト本の良書だと思います。
文学少女、天野遠子の食べ物に関連付けた文章と文学案内がある第一章と、天野遠子が在籍する文芸部の一年間…



食べ合わせで無駄なく栄養摂取。
野菜の食べ方というと、どう料理するかに重きがおかれていて、どの野菜と何を組み合わせて食べるかという話…




本当の優しさは、さりげないことを教えてくれた人。一人の人間として尊敬以上のものを感じています。
わたしが高校2年生の頃、向田邦子さんの思い出トランプを高校の図書館でみつけて読みました。 その年の…




介護というと壮絶に感じるけれど、ひとつ屋根の下の人間模様と気づけば介護はもっと多様な広がりを持つという思いに至らせてくれる本。
人間は老いる。 どんな人にも等しく老いは来る。 人間が老いていく時、ただ暗い闇の中でもがいているばか…





習わしを知ることで、日本と日本人であることを再認識させられます。心が落ち着く良書です。
わたしは、平仮名を書くのが苦手で長い間悪い字を書いていました。 けれど、本に出ていた平仮名の書き方…




まほろ市を背景に多田啓介と行天春彦が織り成す、物語。
主人公が生まれ育った町。 主人公が学生の頃、馴染めなっかった友。 その友と主人公の過去。 町の…





凹みました!背筋も伸びました!呼吸法を学びました!
ハウトゥー本は、読んで実践してみることが大切だと思うのと、ぽっこりお腹とはまさにわたしのお腹だと思い…





脱原発に向けての30人の提言は、是非多くの人に読んでほしいと思った。30人、ひとりひとりの提言はあらゆる角度から脱原発を語っていて、真剣なまなざしを持って訴えかける内容になっている。
この本を手に取る切っ掛けは、今回の震災で福島の原発のことを考えたことが大きな理由であるが、その他…





*愛され上手は、愛し上手。荒木経惟さんの奥様、陽子さんがアラーキーとの生活を語った愛情溢れる本です。
わたしは、結婚生活が一年で破綻したから、荒木経惟さんと陽子さんのようなご夫婦が羨ましかった。 読…



![prints (プリンツ) 21 2007年夏号 特集・金子國義 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51PYZzuxv2L._SL160_.jpg)
取り上げられる人のジャンルが様々で、読んでいて必ず発見がある季刊誌。わたしは、画家の金子國義さんの巻とバレエダンサーの首藤康之さんの巻。安野モヨコさんの巻。角田光代さんの巻を読みました。
数ある季刊誌の中で、最もお気に入りがプリンツ21。 どこがと問われたら個人的な好みなのだけれど、わ…





**小さな人だった頃の幸せな気分、思い出してみませんか。それはこの絵本の中にいつまでも、ありますよ。
もりのなかは、小さな男の子が動物ともりのなかへ出かけて、遊ぶ。 そんな、絵本です。お迎えにきてく…




母の病が話を思わぬ方へと動かす。重い内容の話だったが救いがある。エレンは、家族に真の強さをもらった。
もし、病名も治療の方法も判らない病気を身内の者が患い、それがもとで死者が出るほどの事件が発生してしま…





猫の達人、藤田画伯の猫画と文章と、写真の数々がいい。脳内猫が猫じゃ猫じゃを踊りだす。猫と一緒に踊りましょう!
藤田画伯の膝の上に仰向けに猫が寝転び、惜しげも無く腹をさし出している白黒の写真を観ると、一目で猫も画…





人間に歴史があるように、ノームにも歴史があり様々な国の土の上で優しさと勇気と知恵で先祖代々暮らしてきたのが解ります。ノーム、なんと心優しい妖精なんでしょう。
書影のノームは、新版で表紙のノームは青い線に囲まれていますが、わたしが所持しているノームの本は旧版…





なんと、綺麗な花の色。なんと、人間に優しい効能の花。香草の名の由来を紹介しながら、様々な使い方や育て方。花の品種などを網羅しています。
わたしはこの本を図書館の書架で見つけて、あまりにも綺麗な花の色に惹かれ購入した。 サラサラと…





居ても立ってもいられないくらいの孤独をオエッと口から吐き出す感覚が、この本から感じられた。そして、号泣した。
孤独は、様々な形。様々な意味。様々な空想、妄想。様々な事件などに変容して、人の意識の表層に溢れてくる…





恋愛と画業の狭間で、夢二がみたものは何だったのでしょう。読む度に思います。夢二は、他人がいうほど奔放じゃない。
竹久夢二。その人が描く手が大きい女の人の絵は、誰もが一度は観たことがあると思う。 わたしは、美人…





*本音を言って他人と溝が出来てしまう人は、読んで。意地悪なんかじゃないんだと、うさぎが教えてくれる。
本音は、時に他人を傷つける。でも、傷つけたくて言うんじゃないんだよ。そんな時は、日記に書くん…





わたしは、銀色夏生さんの第一詩集黄昏国の透き通る感じが大好き。友だちに贈ったことは、一度や二度ではない。
銀色夏生さんというと、大沢誉志幸さんの往年の名作。そして僕は途方に暮れるの作詞家としても 知られ…