人類は衰退しました 2




「妖精さん」たちの日常を描く、ぬるくて平和なファンタジー。この第二巻ではちょっとヒヤッとするような場面や不気味な印象を受ける場面も。しかし絵本のような落ち着いた優しい空気感は一貫しています。
人間の文明が衰退した遠い未来。 人間は科学技術の多くを失い、こぢんまりと、それでいてほのぼのと、慎…

本が好き! 1級
書評数:257 件
得票数:1434 票
自然科学、言語、経済、音楽、SF、ミステリー、ラノベ。などなど。
一般向けの科学書が一番多いかと思います。
神経、認知、心理、進化、人工知能。
あまり書評が付いてない本を読み漁る傾向があるようです。
書評書くたびについったで呟いてます。
交流は主についった(@foolon2011)でやってるのでお気軽にフォローどうぞ。




「妖精さん」たちの日常を描く、ぬるくて平和なファンタジー。この第二巻ではちょっとヒヤッとするような場面や不気味な印象を受ける場面も。しかし絵本のような落ち着いた優しい空気感は一貫しています。
人間の文明が衰退した遠い未来。 人間は科学技術の多くを失い、こぢんまりと、それでいてほのぼのと、慎…




人間の主人公と「妖精さん」たちの日常を描く、ぬるくて平和なファンタジー。妖精さんがすごくかわいい。すごく癒し系。そして文明考察が割としっかりしてて面白い。
人間の文明が衰退した遠い未来。 人間は科学技術の多くを失い、こぢんまりと、それでいてほのぼのと、慎…




男女5人の仲良しグループに降りかかる人格入れ替わり事件。「入れ替わり」はあくまで舞台装置として背景に徹し、メインキャラ達の心の動きによくスポットライトが当てられ、丁寧に描かれています。
「文化研究部」に属する男女5人の仲良しグループに降りかかる人格入れ替わり事件。 5人の中の誰と誰が…





音に関する一通りの基本知識を、1トピック3,4ページの列挙形式でつらつらと並べている本。話題の広さと敷居の低さが売り。
音について広く浅く、一通りの基本知識を網羅している本。 音や声についてそこそこ詳しく扱おうとす…




応援したくなるような二人の純朴な恋愛と、巧妙に組み立てられた謎解き仕立ての物語が印象的な、ファンタジー小説でした。
ベタベタに甘い、それでいてちょっと不思議な、そして泣ける、恋愛小説。 「女子が男子に読んでほしい恋…




アクションやシナリオの胸躍る感覚、SFとしての完成度の高い世界観と人間を巡る哲学。それらが絶妙な配合で読者を引きつけて放さない。読んでいる間には全く古さを感じさせない、時代を超えた傑作。
内容に少し触れるので、神経質な人のために「ネタバレあり」と言うことにしておきます。 ただし、シナリ…





1巻の空気感やキャラの個性はそのままに、2巻ではそれぞれのキャラの信条や心意気がより鮮明に描かれているように思う。1巻よりもテーマ性が強くて、その意味でも印象が強く残った。
1巻と同様に、田舎の病院の日常の空気が味わい深い。 劇的な能力の持つ医師が登場するわけでもなく、劇…




トンデモ設定と見せかけて、意外としっかり作り込んである世界観とストーリー。メタ的なギャグも多し。地雷かと思ってましたが、意外な良作でした。
>僕の妹は漢字が読める。 >それは、とても凄いことだ。 第一章はこう始まります。 やっと漢…




冒険あり、バトルあり、謎解きあり、ロマンあり、そしてどんでん返しあり。非日常モノでありながら鬱要素がなくて、すごく前向きな気持ちにさせられる作品でした。
学校と学生のための施設が島の全土を占める、学生のための島「七重島」が舞台。 実家から勘当されてこの…




「怪異」が「ただ不思議なモノ」ではなく、かなり具体的な役割を果たすものとして謎解きの一要素になっているのが面白い。良い意味で中二心をくすぐるオカルトホラー。
現代の普通の高校を舞台にしたオカルトホラー。 変人でありながらもずば抜けた頭脳を持つ高校生「空目恭…




バトルモノのラノベなんかだと少年漫画みたいに中だるみがあるのが多いですが、そういう無駄な展開がないのが良いですね。強烈なキャラクターたちのやりとりは、ストーリーそのものに負けず劣らず魅力的。
現代を舞台にした魔法バトルのファンタジー小説。第三巻。 バトルモノのラノベなんかだと少年漫画みたい…




新聞部の人生相談コーナーをやることになった4人の座談会、もとい日常。「はがない」とかが好きな人にはオススメ。
超能力者も出ないし大事件も起こらない、ごくごく平坦な日常系学園コメディ。 何故タイトルが「人生」な…




会話がテンポ良く面白い。核心となる「永遠の命」の正体は意外とも納得とも言えた。確かに読み返してみるとそれを示唆する伏線がそこらじゅうにあったんだもの。そして題名の意味も読むとわかる、という仕掛け付き。
ミステリーと思ったらSF、コメディと思ったらファンタジー……ジャンルの壁すら無視して急展開で読者の予…




待ち受ける天敵・強敵。魔法使いでない主人公が、策略と仲間を頼りに魔法使いを撃破していく展開が熱い。
西尾維新の描く、ちょっとダークな魔法少女モノ。第二巻。 やっぱり魔法少女というよりは少年漫画のよう…



クトゥルーの世界観で夢の世界を舞台にした王道ファンタジー。人外や旧支配者との戦いが熱い。
クトゥルーを題材にした長編小説と言うことで惹かれた本です。 クトゥルー神話が絡む作品は「デモンベイン…



文庫本一冊としては内容少なめ。とはいえ、「空の境界」らしさがあり、最後の1章は空の境界のファンなら嬉しくなる展開もチラ見せされているので、空の境界が大好きな人なら読んで損はないかと思います。
「空の境界」の外伝的内容。 「空の境界」という作品が一つの世界として既に完結してしまっている以上、…




生と死というテーマはやはり絡んでくるものの、筆者の命に対する前向きな考え方が、作品全体の雰囲気を重苦しくないものにしています。
いわゆる私小説というやつですね。 後書きらしきものが無かったので定かではないですが、著者は信州大学…




タイトルのポップな書体とうらはらに、ちょっとダークな魔法の世界が広がるファンタジー小説。
※ネタバレな感想は下に分けてあります タイトルのポップな書体とうらはらに、ちょっとダークな魔法…




「戯言シリーズ」のスピンオフ。「戯言」の脇役や世界観・空気感が好きななら読んでみて損はないはず。
戯言シリーズのスピンオフ。もとい外伝。 まず、同じ著者の「戯言シリーズ」を読んでいない人にはオ…




宇宙人あり、マシンあり、時間干渉あり…と、内容も舞台も様々ですが、どれもSF的な面白さはちゃんとあるのでSFを楽しめる人には一冊通してオススメ出来ます。
目次 シュレディンガーのチョコパフェ 奥歯のスイッチを入れろ バイオシップ・ハンター メデュ…