日本語教室
井上ひさしさんが亡くなってどれくらい経つのでしょうか。この本は、井上ひさしの講義風景がありありと頭の中に映し出されます。人に何かを伝えることを目的とした日本語教室でした。
本が好き! 3級
書評数:32 件
得票数:21 票
こんにちは。
本が好きです。もうすぐ就職活動です。出版社を目指しています。
井上ひさしさんが亡くなってどれくらい経つのでしょうか。この本は、井上ひさしの講義風景がありありと頭の中に映し出されます。人に何かを伝えることを目的とした日本語教室でした。
「まんがで読破」のシリーズは簡単に外国文学、日本文学をマンガで読む事が出来ます。あらすじを知りたい人や、難しい本は読めないって人にはおすすめです。
人は堕ちていくものである。堕ちては無となり、活力を得て有となる。波のない人生が悪いとは言わない。しかし、人生に波は必ずある。
オリジナルを読みたい。福沢諭吉の『学問のすすめ』を読めば、他の自己啓発本なんて読まなくてもいい。現在の日本をつくったのが福沢諭吉である。自由と何なのか。生きるとは何なのか。考えさせられる一冊。
やはり、予想を超えなかったか。これが読み終わった時の感想。予想通りの話の流れで、ラストも想像通り。ただ、人間は多くの人の犠牲によって生きているのだなと感じさせられたことは確かだ。
上・中・下の三巻なのだが、もう読まなくてもいいかもと思い始めている。文体がいまいち好きではない。ストーリーは面白いため、一応続きを読んでみる。
盛り上がってきた。友達を犠牲にする。そんなことが、何時間おきに起こる。精神的におかしくなるのは当然だ。普通の人間ではない。このゲームのゴールは何なのか。目的は何なのか。最後が気になる。
様々な視点から描かれていて面白い。初めの章が一番興味深い。先生の語りがずっと続く。その語りが恐怖を呼ぶ。
就職にうとすぎる主人公。なかなか上手く就職活動が進まない。就活本というよりは、普通の小説である。まぁ普通ではないが。
企業は就活生の本当の姿を知りたいということだ。真の姿を知り、企業にマッチするかをエントリーシートや面接でみている。私たち就活生は本音を語らなければならない。就職活動とはお見合いといってもいいのだろう。
多くの問いに対してベストな答えが出ることは少ない。ベターな答えを出し、さらに考え続け、ベターな答えを出す。この繰り返しにより、ベストな答えに近づけていく。このプロセスが大事なのだろう。
作文教室に通う生徒の皆さんの作文が非常に良く出来ている。心を打つ話。笑える話。井上ひさしさんの授業だけが影響しているとは思えない。皆文を書くことに誠実で、真正面から向き合っているのが感じ取られる。